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社会人のための英語の相槌大全:場面別フレーズとポイントを解説!

  • 英語会議で “Yes.” ばかり言ってしまう
  • オンラインだとうなずきが伝わらず、反応が薄いと指摘される
  • ビジネスで丁寧に聞いている姿勢を示したいのに、適切な表現がすぐ出てこない

――そんな悩み、心当たりはありませんか。

本記事では、英語の相槌を使い分けるための便利なフレーズをご紹介し、使い分けのポイントも解説します。

読み終えるころには、会議で“Yes.” だけに頼らず、相手の温度やTPOに合わせて「伝わる相槌」を打てる自分がイメージできるはずです。

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目次

英語の相槌とは?

英語の相槌(backchannel)は、話し手を遮らずに「聞いている・理解している・共感している」ことを示す短い反応の総称です。

本章ではまず、その定義と役割を押さえ、続いて日本語の相槌との違いを整理します。

何をどこまでが相槌に当たるのか、なぜ入れると会話がスムーズになるのかを明確にし、後で登場する場面別フレーズを「使い分けられる」ための土台を作りましょう。

英語の相槌の定義と役割

英語の相槌は、話者の発話中に差し込まれる短い応答で、主な目的は情報提供ではなく関心・理解・合意を示すことにあります。

うなずきや表情などの非言語行動も含みますが、英語では “Right.” “I see.” など意味を持つ短文で態度を明確化する傾向が強めです。

相槌を適切に入れることで、相手は安心して話を進められ、議論のテンポや生産性が保たれます。

また、会議や1on1では、理解度を示したり確認を伴ったりする相槌が、信頼の形成と誤解の防止に直結します。

日本語の相槌との違い

日本語は相槌の頻度が高く、短い「はい」「なるほど」を細かく挟みます。

一方、英語は頻度よりも位置とイントネーション、そして「何を示すか」の明確さが重要です。

軽い “Yeah.” を連発するとぶっきらぼうに響く場合もあり、ビジネスでは “That makes sense.” “I see your point.” のように理解・賛同・保留の度合いを言語化する表現が好まれます。

つまり、英語の相槌は「量より質」です。

TPOに合わせて強度・頻度・形式をコントロールする意識が欠かせません。

シーン別:使い分けたい相槌フレーズとポイント

相槌は「誰に・どこで・どの媒体で使うか」によって最適な表現が変わります。

カジュアルでは温度感重視の短い反応、ビジネスでは理解度や合意の度合いを言語化した一言、オンラインや電話では「見える化」のために相槌の頻度調整や要約の確認が鍵となります。

ここでは、カジュアル・ビジネス・媒体別に使える相槌のフレーズやポイントを整理しますので、ぜひ参考にしてください。

カジュアル会話で使う相槌

カジュアルな場面では、“Yeah.” “I know, right?” “No way!” など、短く感情の温度を乗せやすい表現を使いましょう。

イントネーションでニュアンスが変わるため、相槌を練習する際には音の上げ下げも含めてネイティブを真似るのがおすすめです。

以下は、カジュアル会話で使える相槌表現の一覧です。

英語フレーズ日本語訳
Yeah.うん
Yup.そうそう
Uh-huh.うんうん
Gotcha.わかったよ
I know, right?だよね?
Totally.本当にその通り
Seriously?マジで?
No way!ありえない!
For real?本当に?
That sucks.それはつらいね
I feel you.わかるよ
Cool.いいね
Sweet.最高
Fair enough.まあそうだね
Makes sense.理にかなってるね

ビジネスシーンで使う丁寧な相槌

ビジネスの場面では、“Absolutely.” “I see your point.” “Understood.” など、理解・賛同・保留の度合いを明示できるフレーズを準備しておきましょう。また、プレゼン聴講中は “I’m with you so far.” “Could you clarify …?” と確認を入れると信頼度が上がります。

相手や場のフォーマリティに合わせて強度を調整すると良いでしょう。

英語フレーズ日本語訳
Absolutely.全くその通りです
I agree.賛成です
I see your point.おっしゃることは理解しました
That makes sense.理にかなっています
Understood.了解しました
Noted.承知しました
Exactly.まさにその通りです
I’m with you so far.ここまでは理解しています
Let me recap.要点をまとめます
Could you clarify … ?〜をご説明いただけますか
Fair enough.確かにその通りです
I have a concern.懸念があります
Let’s park this (for now).これは一旦保留にしましょう
Thanks for flagging that.ご指摘ありがとうございます
That’s a good point.良い指摘ですね

オンライン会議・電話・対面でのポイント

オンラインでは、首を動かすだけでは相手に伝わりにくいです。“Right.” “Exactly.” など短い音声相槌や、チャットで “Got it.” “Following.” などと伝え、反応を可視化するよう心がけましょう。

また、特に電話は視覚情報ゼロのため、頻度を少し増やし “So you mean …, correct?” と会話の内容を要約することで誤解を防ぎましょう。

対面では非言語も有効で、むやみに口を挟まず要所で意味のある一言を入れるとスマートです。

感情・目的別:押さえておきたい相槌表現

相槌は「同意・理解」「共感・ねぎらい」「驚き」「賛同の強弱」「デリケート対応」といった目的別に覚えておくと、瞬時に最適な一言が選べます。

意味の強度や温度感をコントロールできれば、会議の合意形成も速くなり、衝突も減るでしょう。

まずは自分が多用している型を洗い出し、足りないカテゴリを補完しましょう。

同意・理解を示す相槌

ここでは「賛成しているのか/ただ理解しただけなのか」を切り分けるのが鍵になります。Makes sense は理解、I agree / Absolutely は賛成、というふうに強度を階段状に把握しておくと便利です。

会議中は “I’m with you so far.” のように進捗的理解を見せると、話者は安心して先へ進めます。

英語フレーズ日本語訳
Exactly.まさにその通りです
That’s true.確かにその通りです
I agree.賛成です
Absolutely.全面的に賛成です
Makes sense.理にかなっています
I follow you.理解しています
Right.なるほど
Correct.その通りです
I’m with you so far.ここまでは理解しています
That’s a good point.良い指摘ですね
Understood.了解しました
Fair enough.まあ納得できます

共感・ねぎらいを示す相槌

共感やねぎらいを示すには、トーンが大事です。つらい話では “That must be tough.” のように気持ちを受け止める表現を選び、声の高さや間で温度感を合わせましょう。

ポジティブな報告には “Good for you!” “Congratulations!” と感情を乗せて返してみてください。相手の感情と同じ温度感を意識すると不自然さが消えます。

英語フレーズ日本語訳
That must be tough.それは大変でしたね
I can imagine.想像できます
I’m sorry to hear that.お気の毒です
I get how you feel.気持ちはわかります
I feel you.わかるよ
That sounds rough.きついですね
I appreciate that.ありがとうございます(感謝します)
Thanks for sharing.共有してくれてありがとう
Good for you!よかったですね!
Congratulations!おめでとうございます

驚き・リアクションを示す相槌

カジュアルでは “Seriously?” “No way!” が活躍しますが、ビジネスでは “Really?” “Is that so?” など控えめな反応が安全です。また、驚きの強度はイントネーションにも表れます。

上げ調子で感情を示すのか、落ち着いた声で確認寄りにするのかを場面で切り替え、TPO違反を避けましょう。

英語フレーズ日本語訳
Seriously?本当に?
No way!ありえない!
You’re kidding!冗談でしょ!
Really?そうなんですか?
Is that so?そうなんですね
For real?マジで?
Wow.すごい
Wait, what?え、どういうこと?
You’re joking, right?冗談ですよね?
Unbelievable.信じられない

軽い同意 vs. 強い賛同 の使い分け

議論を速く前に進めたいとき、同意の強度を相槌で可視化できると便利です。

自分の立場を曖昧にせず、どの程度コミットしているかを示すことで、合意形成がスムーズになります。

目的英語フレーズ日本語訳
軽い同意(理解・一定の納得)Fair enough.確かに/まあそうですね
Makes sense.理にかなっています
I suppose so.そうかもしれません
I can go along with that.それで構いません
I don’t disagree.反対ではありません
That’s reasonable.もっともです
I see your point.おっしゃることは理解しました
強い賛同(明確・積極的な賛成)Absolutely.全くその通りです
Totally.完全に同意です
Exactly.まさにその通りです
100%.100%同意です
No doubt.異論なしです
Couldn’t agree more.これ以上賛成できません(最大限賛成)
Spot on.的確です

ネガティブ・デリケートな話題時の相槌

否定や懸念を示したい場面では、まず受け止める姿勢を見せてから提案へつなげます。

I see your concern. / I understand where you’re coming from. のようなクッション表現を使うのがおすすめです。

英語フレーズ日本語訳
I see your concern.ご懸念は理解します
I understand where you’re coming from.お考えの背景は理解しています
That’s unfortunate.それは残念です
I’m afraid I can’t agree with that.申し訳ありませんが賛成できません
Let me think about it.少し考えさせてください
Could we revisit this?この件は改めて検討できますか
I’m not sure that would work.それがうまくいくかは疑問です
That might be challenging.それは難しいかもしれません
Thanks for raising that.問題提起ありがとうございます
May I suggest an alternative?代替案を提案してもよろしいでしょうか

フレーズを知っても聞き取れない?学習上の落とし穴

相槌フレーズをどれだけ暗記しても、相手の英語が聞き取れなければ適切なタイミングで口から出てきません。

英語はリエゾン・弱形・脱落などの音声変化が激しく、文字情報だけで学んだ知識は実際の英会話では機能しにくいです。結果として「単語は知っているのに、つながると聞こえない」という状態に陥りがちです。

必要なのは、音を正確に知覚し、会話の内容を理解するためのリスニング力です。ここを外すと、相槌の「質」は伸びません。

相槌だけでは解決しないリスニング力の壁

“Yes.” “Makes sense.” を何十個覚えても、会議中に相手の要点が拾えなければ打つべき相槌は判断できません。

この壁の正体は、英語特有の音声変化の知識の不足です。

たくさん聞き流すだけではこのギャップは埋まりにくく、どの音がどのように崩れて聞こえるのかを理解し、再現できるようにするトレーニングが必要になります。

リスニング力向上におけるシャドーイングの効果

シャドーイングは、聞こえた英語の後を追うようにして発話する英語学習法で、リスニング力向上に有効的な学習です。

リスニングの際、私たちは「音声知覚」「意味理解」という2つの能力を使って会話の内容を理解しています。

例えば、「ラナウェイ」と聞いて「run」と「away」の2つの単語を認識する能力が「音声知覚」で、「run away」を「逃げる」という意味として理解する能力を「意味理解」と言います。

シャドーイングを継続すると、これら2つの能力のうち「音声理解」の能力が向上し、多くの脳のキャパシティを「意味理解」に使うことができるようになるため、結果としてリスニング力が向上するのです。

ぜひリスニング力向上のために、シャドーイング学習を取り入れてみてください。

なお、シャドーイングの詳しいやり方や教材の選び方については、以下の記事内容を参考にしてください。

まとめ:今日から使える相槌&リスニング力向上のためにできること

英会話の中で相槌を上手に使いこなすには、まず相槌を場面別に分けて「引き出し」を作りましょう。オンラインなのか、電話なのか、対面なのかで相槌の見せ方や頻度も変えられると良いでしょう。

同時に、シャドーイングを通してリスニングを向上させることもおすすめです。シャドーイング学習には、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」を使ってみてください。

シャドテンを使えば、あなたのシャドーイング音声を毎日英語のプロが聞き、細かくフィードバックしてくれます。

自分ではなかなか気づけない英語の音の違いもしっかりと教えてくれるため、「独学でシャドーイングは難しい」と思っている人にぴったりのアプリです。

ぜひシャドテンを活用して、シャドーイングを習慣化してみてください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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