社会人になってから英語の必要性を強く感じている人は多いのではないでしょうか。
仕事で外国人と話す機会が増えたり、海外出張や旅行で英語を使う場面が増えたりすると、「とっさに英語が出てこない」と焦ってしまう瞬間が訪れます。
そんなときに役立つのが、日常英会話でよく使われる「頻出フレーズ」です。
この記事では、社会人に役立つ日常英会話の頻出フレーズを紹介しつつ、効果的な覚え方や使い方のコツを解説します。
日常で使える英語を身につけたい方、短期間で効率的に会話力をアップさせたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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なぜ社会人に「日常英会話フレーズ」が必要なのか
グローバル化が進むビジネスシーンでは、日常的なやりとりの中で自然に英語を使えることが求められます。
会議やプレゼンのようなフォーマルな英語も重要ですが、それ以前に同僚との雑談や顧客との軽いやりとりでスムーズに話せることが信頼につながるでしょう。
実際、ビジネスの現場では「How’s it going?(調子はどう?)」や「Sounds good!(いいですね!)」のような、短くても相手との距離を縮める表現が頻繁に使われます。
こうしたフレーズは教科書に載っている堅い表現とは違い、ネイティブが日常的に使う自然な言葉です。
また、海外旅行や出張の際にもフレーズは即戦力となります。レストランで注文したり、道を尋ねたりするときに「Can I get〜?」「Could you tell me〜?」を使えるだけで不安が大きく軽減されます。
社会人にとって、これらのフレーズは「英語ができる人」という印象を与える最初の一歩になるのです。
日常英会話でよく使う頻出フレーズ一覧
日常英会話のフレーズは、状況別に覚えると実際に使いやすくなります。
ここでは、社会人がすぐに使えるようになるための代表的なシーンを取り上げ、それぞれで役立つ表現をまとめました。
挨拶から職場でのやり取り、旅行や買い物、そしてネイティブが自然に使う言い回しまで幅広く紹介します。
フレーズを知ることで、英語での会話がぐっと身近に感じられるはずです。
挨拶・自己紹介で使えるフレーズ
挨拶や自己紹介は、英会話のスタート地点です。自然なフレーズを使えると、相手に好印象を与えやすくなります。
シンプルながらも会話を広げるきっかけになる表現を覚えておきましょう。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
How’s everything going? | 調子はどう? |
Nice meeting you. | お会いできて嬉しいです。 |
I work in ○○. | ○○で働いています。 |
What brings you here? | どうしてここに来たのですか? |
It’s great to see you again. | またお会いできて嬉しいです。 |
How have you been? | 元気にしていましたか? |
I’m from Tokyo. | 東京出身です。 |
This is my first time here. | ここは初めてです。 |
I’ve heard a lot about you. | お話はよく伺っています。 |
Please call me ○○. | ○○と呼んでください。 |
仕事や同僚との会話でよく使うフレーズ
職場での会話では、相槌や依頼の仕方が重要です。
自然な表現を身につけておくと、同僚とのやり取りもスムーズになります。ビジネスシーンで頻出する短いフレーズを押さえておきましょう。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
Sounds good. | いいですね。 |
I’ll check it out. | 確認しておきます。 |
Could you give me a hand? | 手伝ってもらえますか? |
I appreciate it. | 助かります。 |
Let’s catch up later. | 後で話しましょう。 |
I’ll get back to you soon. | すぐに返事します。 |
Sorry for the delay. | 遅れてすみません。 |
Let’s go over it together. | 一緒に確認しましょう。 |
That’s a good point. | いい指摘ですね。 |
Let’s call it a day. | 今日はここまでにしましょう。 |
レストラン・買い物・旅行シーンで役立つフレーズ
海外旅行や出張では、レストランや買い物でのフレーズが欠かせません。知っておくだけで安心感が増し、やり取りもスムーズになります。
ここでは、最低限覚えておくと便利な表現をご紹介します。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
Can I get this to go? | これを持ち帰りにできますか? |
Do you have this in a different size? | これの別サイズはありますか? |
Could you tell me how to get to ○○? | ○○への行き方を教えてください。 |
I’d like the check, please. | お会計をお願いします。 |
Is service included? | サービス料は含まれていますか? |
Can I try this on? | 試着してもいいですか? |
I’d like to make a reservation. | 予約をしたいです。 |
Could you recommend something? | おすすめを教えていただけますか? |
How much is this in total? | 合計はいくらですか? |
My flight was delayed. | フライトが遅れました。 |
ネイティブが自然に使うリアルな言い回し
教科書ではあまり習わないけれど、ネイティブが日常的に使うフレーズがあります。
こうした表現を使えると「リアルな英語」に近づき、会話がより自然になります。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
No worries. | 気にしないで。 |
That makes sense. | なるほど。 |
I’m good. | 大丈夫です/結構です。 |
What’s up? | 元気?/どうしてる? |
You got it. | 了解しました。 |
Long time no see. | 久しぶり。 |
It’s not a big deal. | 大したことないよ。 |
I’m not sure. | よくわからないな。 |
You never know. | どうなるか分からないよ。 |
I’ll figure it out. | なんとかします。 |
日常英会話フレーズを効果的に覚えるコツ
フレーズは数を覚えるだけでは実際の会話で活かせません。大切なのは「覚え方」と「使い方」です。
効率よく学ぶためには、状況別に整理して学習し、すぐに口から出せる練習を取り入れることが必要です。さらに、実際の会話の中で繰り返し使うことで知識が定着します。
ここでは、そのための具体的な方法をご紹介します。
シチュエーション別にまとめて学ぶ
フレーズを効果的に覚えるには、場面ごとに整理して学ぶことがポイントです。
例えば「レストラン」「自己紹介」「職場での依頼」など、状況を想定してまとめると、会話中に必要なフレーズを引き出しやすくなります。単語帳のようにランダムに覚えるよりも、実際の使用場面と結びつけることで記憶が長持ちしやすくなります。
また、頭の中でシーンをイメージすることで、本番でスムーズに使える可能性が高まるでしょう。
瞬間英作文で口からすぐに出せるようにする
フレーズを覚えても、会話の場で咄嗟に出てこないことはよくあります。そのギャップを埋めるのが「瞬間英作文」です。
日本語を見てすぐに英語に言い換えるトレーニングを繰り返すことで、脳が自動的に反応する回路を作ることができます。
最初は簡単な文から始め、徐々に複雑なフレーズへ広げるのが良いでしょう。瞬間英作文は短時間でも実践できるので、通勤中やすきま時間の練習にもぴったりです。

実際の会話で使うことで定着させる
フレーズは使ってこそ定着します。
オンライン英会話や外国人との交流の場、独り言などでも積極的に使うと、頭の中で「知識」だったものが「習慣」として身につきます。
最初はぎこちなくても構いません。実際に声に出して使うことで、自分の口に馴染み、記憶に強く残ります。
さらに、相手の反応を通じて「この表現は本当に使えるんだ」と実感できるため、学習のモチベーションも高まります。
フレーズを覚えても会話が成り立たない理由
多くの英語学習者が「フレーズは知っているけど会話になると聞き取れない」と悩んでいます。
これはリスニング力の不足が大きな原因です。
英語は日本語と違い、音の連結や省略が頻繁に起こるため、単語単位で聞き取るのが難しいのです。この壁を超えるためには、リスニング力の向上に焦点を当てた学習が必要になります。
ここからは、リスニング力向上のためのおすすめの学習法である「シャドーイング」について解説していきます。
社会人におすすめのリスニング学習法は「シャドーイング」
英語を「聞ける」状態にするためには、英語特有のリズムや音声変化に慣れるための学習が効果的です。
その代表的な方法がシャドーイングです。
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながらほんの少し遅れて声に出すトレーニングのことで、リスニング力の向上に効果があると広く注目されています。
私たちがリスニングをするときには、「音声知覚」と「意味理解」という2つの力を使っています。
例えば「ラナウェイ」と耳にしたときに、「run」と「away」という単語を思い浮かべるのが「音声知覚」、そこから「run away=逃げる」という意味をつかむのが「意味理解」です。
シャドーイングを行うことで英語の音のパターンが頭に定着し、「音声知覚」がスムーズになります。
その結果、リスニング中に余裕を持って「意味理解」に集中できるようになり、全体の理解度がぐっと上がるという仕組みです。
社会人にとっても、シャドーイングは短時間で集中できるため相性の良い学習法です。
通勤時間やちょっとした空き時間にも取り組めるので、忙しい日常の中でも無理なく続けられるでしょう。
効果を実感するためのシャドーイングの正しいやり方
シャドーイングは、自己流で取り組むよりも正しい手順を踏んで継続することが大切です。以下の流れを参考にしてみてください。
- 音声を聞き、どの程度理解できるかを確認する
- スクリプトと音声を照らし合わせ、内容と発音を確認する
- オーバーラッピング(音声に合わせてスクリプトを声に出して読む)を5回程度行う
- 必要に応じてマンブリング(スクリプトを見ずに小声で音声を追う練習)を1〜3回行う
- シャドーイングを20回以上繰り返す
- 自分の声を録音し、振り返りを行う
2日目以降は⑤と⑥を繰り返して行い、シャドーイングは30回以上を目安に続けると効果を実感しやすくなります。

フレーズ学習とシャドーイングを組み合わせるメリット
フレーズを暗記したあとにシャドーイングを取り入れると、そのフレーズが実際のスピードでどのように使われるかを体感できます。
文字で覚えた知識を「聞ける・言える」に変換する練習となり、会話で即戦力として使えるようになるでしょう。
また、シチュエーションごとにフレーズを整理してから練習することで、実際の会話に近い形で定着しやすくなります。
暗記と音声トレーニングを組み合わせることで、英会話力をバランスよく伸ばせるのです。
シャドーイングを効率的に学ぶなら「シャドテン」
シャドーイングは非常に効果的ですが、独学では正しく続けるのが難しい学習法でもあります。発音やリズムの誤りに気づけず、挫折してしまう人も多いのが実情です。
そこでおすすめなのが、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」です。
シャドテンでは英語のプロが毎日添削を行い、良い点と改善点を具体的にフィードバックしてくれます。
さらに教材は1000以上、アクセントも複数対応しており、忙しい社会人でも効率的に学べる仕組みが整っています。
自分の力だけでは伸ばしづらい部分を専門家にサポートしてもらうことで、成果を大きく実感できるはずです。
頻出フレーズの学習に関するよくある質問(FAQ)
英語学習に取り組む社会人の方からは、「どのくらいフレーズを覚えればいいの?」「本当に初心者でもシャドーイングは効果があるの?」といった疑問をよく耳にします。
せっかく学んでも使えなければ意味がないし、効率よく成果を出したいと考えるのは当然です。
ここでは、日常英会話フレーズの学習やシャドーイングに関して多く寄せられる質問をまとめました。自分と同じ悩みが解決できるはずですので、ぜひ参考にしてください。
日常英会話フレーズはどのくらい覚えれば十分ですか?
まずは50〜100フレーズを目安にすると良いでしょう。全てを完璧に覚える必要はなく、よく使う場面ごとの代表的な表現を押さえることが大切です。
数よりも「使いこなせるか」が重要なので、覚えたフレーズを実際に声に出して練習することを意識しましょう。
フレーズを覚えても会話が続かないのはなぜですか?
相手の話を聞き取れないと、自分の持っているフレーズを使うタイミングを逃してしまいます。
そのため、暗記だけでは不十分で、リスニング力を同時に鍛える必要があります。特にシャドーイングはリスニングを強化できるのでおすすめです。
シャドーイングは初心者でも効果がありますか?
はい、初心者でも効果があります。ただし最初はスピードについていけないと感じることもあります。
その場合は、スクリプトを見ながら音声を追いかける「オーバーラッピング」などの下準備をまずしっかりと取り入れることから始めるのがおすすめです。
スピードもゆっくりめから始めて問題ありません。
独学でシャドーイングを続けられるか不安です
独学でも可能ですが、自分の発音やリズムの誤りにはなかなか気づけません。
そのため、プロに添削してもらえる環境があると格段に伸びやすくなります。
「シャドテン」では毎日フィードバックが受けられるので、挫折しづらく効率的に上達できるため、独学が不安な方におすすめです。
まとめ:フレーズ学習から「使える英語力」へ
日常英会話の頻出フレーズを覚えることは、英語学習の第一歩です。しかし、覚えただけでは実際の会話にはつながりません。
リスニング力を高め、相手の言葉を理解したうえで自分の言葉を返せるようになるためには、シャドーイングが最も効果的です。
そして、効率よく正しくシャドーイングを継続するためには、プロが毎日添削してくれるシャドテンの活用がおすすめです。
フレーズ暗記で止まらず、「使える英語力」を本気で身につけたい社会人の方は、ぜひシャドテンを試してみてください。
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