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コンサル転職に必要な英語力とは? 面接・書類を突破するためのポイント

コンサルファームの募集要項にはTOEIC®900以上といった具体的なスコアだけではなく「ビジネスレベルの英語力」といった抽象的な表現が並ぶこともあり、何をどこから学べばいいのか分かりづらいのが現実です。

加えて実際の面接では、ネイティブだけでなくインド・シンガポールなど多国籍アクセントの英語が飛び交い、「話す」以前に「聞き取れない」壁にぶつかる人も少なくありません。

この記事を読めば

  • コンサルに転職するのに必要な英語力の目安
  • 英語面接や書類で英語力を可視化させる方法
  • コンサル英語でリスニング力が重要な理由

などがわかりますよ。

コンサル業界へ転職を考えている方や、外資系コンサルで必要とされる英語力を知りたい方は、ぜひご一読ください。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

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目次

コンサル業界が求める英語レベルを数値で把握する

同じ「ビジネスレベルの英語力」と書かれていても、実際に求められるスコアや運用能力は業界や外資・日系かによって大きく異なります。

まずは代表的な指標の目安を押さえ、自分の現在地とギャップを可視化しましょう。

TOEIC®/IELTS®/VERSANT®の目安スコア

コンサル選考では「英語面接を問題なくこなせるか」を短時間で判断するため、まずは客観的なスコアで足切りされるケースがほとんどなもの。

下の数値は“最低でもこのラインを超えていないと先へ進みにくい”という目安です。

コンサル転職を目指すなら、まずは以下のスコアを目標にしましょう。(*各スコアはあくまで目安になります)

テスト推奨スコア選考での扱い実務レベルのイメージ
TOEIC®国内大手(日系)850+ / 外資上位 MBB 900+書類通過の条件であることが多い。社内資料を即読み・即要約し、英語プレゼン Q&A を切り抜けられる
IELTS® AcademicOverall 7.0+(L 7.5 目安)M&AやDDプロジェクトを想定したListening重視。早口の海外 CXO インタビューを聞き取り、議事録を英語で起こせる
VERSANT®S 58 / L 60ケース面接の即答力を測る企業で採用。テレカンで即時発言し、相手質問を 1 回で理解して返答できる

日系 vs. 外資コンサルで異なる英語要件

同じコンサルでも、日系と外資系では求められる英語要件や使用環境が異なります。

主な違いは以下の通りです。

項目日系総合系外資戦略系違いが生まれる背景
TOEIC® 目安800–850900+内部文書・顧客資料が日本語中心か英語中心か
面接言語日本語 7 : 英語 3ほぼ英語採用決裁者の国籍/プロジェクト地域
ケーステーマ国内市場・公共案件比率高グローバル M&A・PE 案件比率高プロジェクトポートフォリオの違い
重視スキル読解・資料作成・対顧客プレゼンリスニング・即時議論・クロスボーダー交渉実務フェーズで英語を使う “頻度” と “即応性”
入社後研修国内研修+英語オンライン補助英語 Boot Camp 2 週間集中人材育成コストのかけ方

日系コンサルの場合案件比率は国内>海外ですが、政府系DXやクロスボーダーJVが増えていることにより、英語比率は年々上昇しています。

TOEIC®800 台後半を超えると海外案件アサインが現実的になります。

一方の外資戦略系(MBB / Tier2)コンサルでは、入社初日からグローバルチーム常駐のケースも多く、英語は“採用コスト削減の前提条件”です。

第一志望が外資でも、英語に不安があれば 日系総合系→外資へステップアップというのも1つの手です。

英語面接・応募書類で“英語力”を可視化する方法

スコアを満たしていても、それらを書類や面接で示せなければ合格は遠ざかります。

ここでは書類・面接で英語力を「見える化」するコツを解説します。

英文レジュメ&カバーレターの鉄板構成

英文のレジュメとカバーレターの内容が入社希望企業の基準に満たなければ、そもそも面接に進むことすらできません。

以下のポイントをおさえ、「ぜひ会ってみたい」と思わせる書類を作成しましょう。

セクション目的書き方のポイント例文
1. Professional Summary採用担当が最初に読む“キャッチコピー”現職・年数・専門領域・インパクトを 50語以内 で要約“Strategy consultant with 6 years’ experience in M&A and digital transformation, delivering $10 M cost savings across APAC.”
(M&A と DX に携わり、APAC で累計1,000万ドルのコスト削減を実現した戦略コンサルタント)
2. Key Achievements(STAR 法)具体的成果で市場価値を数値化Situation→Task→Action→Result を動詞+数値で書き出す“Reduced inventory days by 25 % via predictive analytics, boosting cash flow by $3 M.”
(予測分析で在庫回転日数を25%短縮し、キャッシュフローを300万ドル改善)
3. Education & Certification専門性・英語力・リーダーシップを裏づけMBA・IELTS®・PMP®など職種関連資格のみ厳選“MBA, University of Michigan
4. Skills(Consulting Toolbox)現場で即戦力になる技術スタックハードスキル→ソフトスキルの順で列挙“Advanced Excel (Power Query), Power BI, Python (pandas), Financial Modeling, Stakeholder Management.”
(高度な Excel・Power BI・Python、財務モデリング、ステークホルダー管理)

自己紹介・職務経歴の英語テンプレート例

自己紹介や職務経歴、志望動機は、面接で必ず話す項目です。

自己紹介や職務経歴を紹介するときは、「結果→プロセス→未来」の順にまとめると、面接官は「実績→スキル→適合性」を自然に理解しやすくなります。

以下のポイントをおさえ、論理的にスピーチしましょう。

①成果(Result) – “What I achieved”
“Increased EBITDA by 15 % through a cross‑border M&A integration.”
(クロスボーダー M&A 統合で EBITDA を15%増加させました)

②強み(Strengths) – “How I did it”
“I leverage data‑driven analysis and agile project management to solve ambiguous problems.”
(データ分析とアジャイル管理を活用し、不確実な課題を解決します)

③志望動機(Motivation) – “Why your firm”
“Your focus on digital transformation in emerging markets aligns with my experience and passion.”
(御社が注力する新興国の DX は私の経験と情熱に合致しています)

例:Good morning. My name is Ken Tanaka, and I have six years of strategy planning experience at Company X, where I led a cross-border M&A project that increased EBITDA by 15 %. I’m passionate about solving ambiguous problems and believe my analytical skills and agility can add value to your team. 

(おはようございます。田中健と申します。Company Xで6年間、戦略立案に携わり、EBITDAを15%向上させたクロスボーダーM&Aプロジェクトを主導しました。あいまいな課題の解決に情熱を持ち、私の分析力と機動力で御社に貢献できると確信しています。)

LinkedInプロフィールの最適化でスカウト率UP

LinkedInは多くの国で就職活動の必須アイテムとなっています。LinkedInのプロフィールを充実させることでスカウト率が上がり、転職活動がかなり効率的に行えるようになるもの。

プロフィールを最適化する3つのポイントを紹介します。

ポイント具体策なぜ効くか
1. SEO 型 Headline*“Strategy ConsultantDigital Transformation
2. About セクションに数値実績①英語スコア ②最大の成果 ③志向領域 を 150–200語 で記載“数字” と “領域” を盛り込むと、リクルーターが職務要件とのマッチ度を瞬時に判断できる
3. Recruiter 設定を最適化“Open to Work”+希望職種・勤務地を英語で入力。インメールを受け取れるよう連絡先も更新プラットフォーム内で 上位 10 % の露出増 が見込め、海外ヘッドハンターとの接点が 2–3 倍に

ヘッドラインとAboutにはTOEIC®900/IELTS 7.5など客観指標を必ず記載しましょう。また日本語名+ローマ字名の両方を「Other Names」に登録すると日系リクルーターにもヒットしやすくなります。

コンサル転職への英語は“聞く力”が土台──リスニング最重点化

コンサル業界で必要な英語スキルのうち、土台となるのは「リスニング力」です。

仮に書類選考を通っても、リスニング力がなければ面接は突破できませんし、実務でも相手の言っていることが理解できなければ業務は遂行できません。

特にリスニング力が重要な理由と、リスニング力を強化する学習方法をご紹介します。

コンサルの英語で聞く力が重要視される理由

面接では動機や強みといった「話す内容」は事前にいくらでも準備できます。しかし、面接官の質問を正確に聞き取れなければ、せっかく用意した答えも的外れになり評価は大幅ダウンしてしまうもの。

実務においても同様で、相手の意図を理解できれば即答できなくても「後ほど資料で補足します」やジェスチャーで確認するといった柔軟な対応が可能です。

特にコンサル業界は多国籍チームが常態化しており、インド英語・シンガポール英語・英国英語などアクセントが絶えず切り替わります。

この環境で価値を発揮するには、高速で「聴解→思考→発話」を回せるリスニング力こそが土台です。つまり「聞けるからこそ話せる」というわけです。

シャドーイングがリスニングに効果的な理由とやり方

リスニング力向上におすすめなのがシャドーイングです。

シャドーイングには以下のような効果があり、コンサル業界でも役立つリスニング力を効果的に向上させることができます。

【シャドーイングの効果】

  • 音声知覚の自動化
  • リスニング力向上
  • 発音・リズムの改善

シャドーイングの目的は、聞こえた音と単語・フレーズを結びつけること。

シャドーイングを続けることで脳内に“音知識(音と単語のつながり)”が蓄積され、リスニングの際に“ラナウェイ”が「run」と「away」の2語であると自然に認識できるようになり、音声知覚が向上していきます。

音声知覚が向上すると意味理解に余裕が生まれ、結果としてリスニング力が向上していくのです。

さらに、音源を何度も再現することで英語のイントネーションやリズムが体に染みつき、発話の精度も同時に向上します。シャドーイングを継続するほど、聞く力と話す力が同時に伸びるのが大きな魅力です。

【シャドーイングのやり方】

  1. まず音声だけを聞いて、内容を把握できるか(最大3回まで)確認します。
  2. スクリプトを見ながら再度音声を聞き、細部の意味をチェック。
  3. テキストに合わせて音源と同時発話(オーバーラッピング)を5回繰り返します。
  4. スクリプトを見ずに、音声にぴったり遅れて声に出すシャドーイングを20回以上行います。
  5. 自分の声を録音し、発音やリズムを振り返りましょう。

2日目以降は4と5のみ繰り返します。

同じ課題は3~4日ほど繰り返し、音を聞いたら即座に単語とその意味が思い浮かぶようにトレーニングしましょう。

まとめ|シャドーイングでコンサル転職を最短突破

リスニングは「英会話の起点」です。相手の意図を正確に受け取れるからこそ、ロジック・フレームワーク・プレゼン力が生きてきます。

逆に聞き逃しがある限り、どれほど高度な分析やスピーチをしても的外れなものになってしまいます。シャドーイングはスピードが速く、様々なアクセントが混在するコンサル英語を攻略するのに最適です。

シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」を英語学習に取り入れ、最短でコンサルへの転職に必要な英語力を手に入れましょう。

【シャドテンの特徴】

◆プロによる毎日の添削
シャドテンでは、毎日プロから英語の音声変化、発音、イントネーションに関するフィードバックが提供されます。自分の発音の良い点や改善すべき点を具体的に知ることができるため、自己流で学んでいるだけでは見逃しがちなポイントをしっかり修正できます。独学で学ぶより、はるかに効率的にリスニング力向上が可能です。

◆1000以上の教材
さまざまなシチュエーションや4つの異なるアクセントを網羅した1000以上の教材が用意されています。これにより、実際の会話でよく使われるフレーズや表現を、異なるアクセントで学べます。

◆シャドーイングに最適な機能
AB再生(繰り返し再生機能)やスピード調整機能、スクリプト表示切り替え機能など、シャドーイングを効果的に行うための豊富な機能が搭載されています。これらの機能を使いながら、自分のペースでスピーキングの練習ができ、発音やリズムの改善が図れます。

7日間の無料体験も実施しているので、この機会にぜひ使いすさを実感してください!

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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