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社会人留学に奨学金は使える?費用を抑えてキャリアアップする方法

社会人として数年キャリアを積んでくると、「このままでいいのだろうか」「もっと視野を広げたい」と考える瞬間が訪れるものです。

特に国際的なキャリアを意識する人の間では、「社会人留学」を選択肢に入れる人も増えてきました。

しかし、最大のハードルはやはり「費用」。

学費に生活費、渡航費まで含めると、数百万円単位の負担になることも珍しくありません。そんななか注目されているのが、社会人でも利用できる「奨学金制度」です。

この記事では、社会人留学に活用できる給付型奨学金の例や申請に必要な英語力、さらに英語力を効率よく伸ばすための学習法について、詳しくご紹介します。

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目次

社会人留学で奨学金が必要とされる理由

社会人になってからの留学は、経済的にも時間的にも大きな投資です。奨学金をうまく活用することで、自己負担を抑えつつ、より質の高い留学を実現できます。

留学費用の相場と自己負担の現実、そして奨学金の必要性を解説します。

海外大学院の学費:国別・修士課程の年間費用の目安

日本学生支援機構など公的機関のデータによると、アメリカの大学院の授業料は年間約160万円〜350万円、イギリスでは約180万円〜450万円となっています。

加えて2年間の修士課程であれば、単に授業料だけで300万〜900万円に達する可能性があり、社会人には決して軽い負担ではありません。

生活費・滞在費・渡航費などとトータルの自己負担

授業料に加えて、海外滞在中の住居費・食費・保険・交通費などの生活費も必要となります。

国家間の物価差や都市による違いはありますが、年間200万〜300万円程度は見込む必要があると言われます。

さらに、往復航空券(20〜30万円)、学生用ビザ申請費(数万円)、医療保険やCOE申請手数料などを含めると、合計で年間500万円〜700万円に達することも少なくありません。

社会人特有の「収入の喪失」も見逃せない負担

会社を休職または退職して留学する社会人にとって、もっとも大きな負担の一つが「収入が途絶えること」です。

例えば年収500万円のサラリーマンなら、1年で実質500万円の機会損失が発生します。この収入損失と合計すれば、留学の総経済コストは700万〜1,200万円に膨らむケースもあります。

国費・奨学金の活用状況と実質負担の軽減

文部科学省のある調査で、留学のうち学位取得型では、JASSOによる国からの支援制度を受給した人は全体の約1割に満たないというデータもあり、給付型奨学金の競争率が高く、採用枠が限られていることがわかります。

留学費用のモデルケース

上記内容を考慮した、留学費用のモデルケースは以下の通りです。

項目年間想定費用
授業料(アメリカ・英国)200〜400万円
生活費・滞在費100〜200万円
航空券・保険・ビザ費用30〜50万円
合計(学費+生活費等)330〜650万円
年収(休学・退職の機会損失)500万円
トータル経済コスト約830〜1,150万円

このように、社会人が海外大学院に留学する場合、授業料だけでなく、滞在費や収入の損失まで含めるとかなりの投資になります。

そのため奨学金制度を利用することで、この費用負担を抑えながら留学を実現するのが合理的です。

給付型と貸与型(返済型)奨学金の違いとは?

奨学金には大きく分けて「給付型」と「貸与型」があります。

給付型:返済不要。成績や志望動機、目的の明確さなどが審査対象となります。

貸与型:返済が必要。条件次第では低金利で借りられますが、将来的な返済計画を考慮する必要があります。

社会人にとっては、学業終了後すぐに再びキャリアに戻ることが多いため、返済不要の「給付型」のほうが人気です。

特に収入が一時的に途絶える社会人留学では、生活費や家族の支出も加味したうえで、返済リスクを抑えられる制度が求められます。

そのため少しでも自己負担を軽減するために、まずは給付型奨学金を優先的に検討する人が多い傾向にあります。

社会人が奨学金を活用するメリット・デメリット

奨学金は、社会人留学にあたり大きなメリットがあります。

一方でいくつか気を付けるべきポイントもあり、それを知らないといつまでも留学できない、あるいは留学後に返済等に苦しむ、といったことも起こり得ます。

社会人が奨学金を活用するメリット・デメリットを見ていきましょう。

給付型奨学金のメリット・デメリット

給付型奨学金は、返済不要で自己負担を大きく減らせる点が最大の魅力です。

一方で、応募には高いハードルがあることも知っておく必要があります。

メリット:

①返済不要で金銭的リスクが少ない
学費や生活費の補助を受けても将来的な返済義務がないため、キャリア設計に安心感が持てます。

②志の高さや将来性を評価されることで自信につながる
書類審査や面接では、「なぜ留学したいのか」「社会にどう貢献するのか」といったビジョンが重視され、自分の目標を改めて整理する機会にもなります。

デメリット:

①競争率が高く、採用枠が限られている
人気の奨学金制度では数十〜数百倍の倍率もあり、十分な準備が必要です。

②英語力やエッセイの質など、準備がハード
選考ではTOEFLやIELTSのスコア、英語での志望動機書やインタビューが求められるため、語学力と論理的思考の両方が問われます。

給付型奨学金は、努力と準備次第で大きなリターンが得られる制度です。

選考対策をしっかり行えば、十分に手が届く可能性があります。

貸与型(返済型)奨学金のメリット・デメリット

貸与型奨学金は「必要なときに借りられる」点が魅力ですが、返済を前提とした長期的な視点も欠かせません。

以下に主な特徴を整理します。

メリット:

①比較的通過しやすく、早期に資金調達ができる
書類や語学力の条件が緩やかである場合が多く、申請から支給までのスピードも速いのが特徴です。

②金利が低い、または無利子の場合がある
公的機関による貸与では、金利が低水準に設定されていたり、条件を満たせば返済免除になることもあります。

デメリット:

①卒業後に返済義務が発生
学位取得後すぐに返済が始まるケースが多く、収入が安定しない時期と重なると生活を圧迫する恐れがあります。

②キャリア設計に負担を残すリスクがある
返済負担が続くことで、将来の転職や起業などの自由度が下がる可能性があります。

貸与型奨学金は使い方次第で大きな助けになりますが、将来のライフプランを見据えて慎重に判断することが重要です。

社会人留学で使える「給付型奨学金」一例

社会人でも応募可能な、返済不要の奨学金制度は探せば意外と多く存在します。

ここでは代表的な制度を5つ紹介します。なお応募条件や給付額などは変更される場合もありますので、こまめに情報をチェックしておきましょう。

JASSO「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」

日本学生支援機構(JASSO)が提供する制度で、海外大学院に進学する人向けです。

支給額は留学先の地域により月額約154,000円〜356,000円が目安です。TOEFL iBT95点、IELTS 6.5程度などの高度な語学力が求められますが、手厚い援助が魅力の奨学金です。

フルブライト奨学金

日本人向けに、アメリカの大学院で学ぶ機会を提供する返済不要の給付型奨学金です。

授業料、生活費、渡航費、保険などが一括で支給され、アメリカ政府と日本の文科省が共同運営しています。選考基準は厳しいですが、実績と知名度は抜群です。

なお応募者は日本国籍が必要で、アメリカ永住権等を保有している場合は対象外になります。

ロータリー財団奨学金

ロータリー国際財団が提供する、大学院レベルの研究・修士取得支援制度です。地元ロータリークラブ・地区のスポンサーが必要で、地域や専攻によって応募条件・支給金額が異なります

「平和・開発分野への志望」「リーダーシップ経験」「3年以上の職務やボランティア経験」が条件となっていることが多いです。

エラスムス・プラス(Erasmus+)

EUが運営する国際教育プログラムで、ヨーロッパの大学・大学院への留学に対して、旅費や生活費の一部が給付されます。

月額250〜350ユーロ程度が給付され、複数国での学習機会が得られる点も魅力です。支援期間は通常2~12か月ですが、研究や交換プログラムの内容によって異なる場合があります。

チーヴニング奨学金(Chevening)

英国外務省が提供する、英国の大学院修士課程への完全給付型奨学金です。

応募資格には2年以上の職務経験(2,800時間程度), リーダーシップ能力、UK大学への入学資格、帰国後2年以上母国に戻る誓約などが求められます。

リーダーシップや職務経験が重視されるため、社会人に非常にマッチしています。

奨学金の申請で求められる英語力とは

「奨学金に申し込みたいけど、英語力が不安…」という方も多いのではないでしょうか?

実際、多くの奨学金制度では英語試験スコアの提出や英語面接、英文エッセイが求められることがあります。奨学金申請で求められる英語力を見ていきましょう。

TOEFL®やIELTS®スコアの目安

社会人留学や奨学金申請では、英語試験のスコアが応募条件に含まれるケースが多く見られます。

特にJASSOのような制度では、公式に基準スコアが明示されているため、しっかりとした対策が必要です。

・TOEFL iBT:80〜100点程度
アメリカやJASSO対象のプログラムでは、最低80点以上、競争が激しい場合は95〜100点以上が求められます。リスニングやスピーキングの配点が高く、実践力が問われる試験です。

・IELTS:6.0〜7.5程度
イギリスやヨーロッパの大学院を目指す場合に必要とされる試験で、6.5が基本ライン、トップ校では7.0以上が目安です。4技能のバランスと、アカデミックな英語力が重要視されます。

なおスコアだけを目標にするのではなく、試験対策を通じて実際の授業やディスカッションに対応できる力を養っておくことが大切です

英語面接やエッセイで問われる実践力

スコアをクリアするだけでは、奨学金選考や大学院入学のハードルは越えられません。

面接やエッセイでは「自分はなぜその留学先・研究分野を選んだのか」「将来どう社会に貢献するのか」といった明確な目的意識が求められます。

・英語で一貫性のあるストーリーを語れること
志望動機や学習計画、キャリア目標に一貫性があるかが重視されます。自分の経験と留学目的を結びつける論理性が求められます。

・聞いて理解し、的確に応答する力
面接では、面接官の意図を正確にくみ取り、簡潔かつ説得力のある英語で答えることが求められます。話す内容だけでなく、「どう聞くか」も重要なスキルです。

このように実践的な英語運用力と自分自身の価値を言語化する力が、合否を大きく左右します。

英語力が不安でもチャンスはある?

「英語にまだ自信がないけれど、留学の夢は捨てたくない」――そんな想いを抱く方にとって、語学力はあくまで“入口”に過ぎません。

むしろキャリアや志望理由に説得力があれば、一定の語学力不足を補えるケースもあります。

・専門分野やキャリア経験が評価されることもある
例えば社会人としての実務経験や、専門知識が際立っている場合、それが強みとして選考でプラスに働くことがあります。

・語学力が伸びる前提で合格するケースもある
入学後の語学研修や、奨学金支給までにスコア達成を求められる「条件付き合格」として採用される場合もあります。

とはいえ、最低限のリスニングとスピーキング力があることで、本番の面接や授業にも対応しやすくなります。

リスニング強化から始めて、実践力を積み上げていくのがおすすめです。

英語力を短期間で伸ばすなら「シャドーイング」がおすすめ

忙しい社会人にとって、留学のための英語学習の時間を捻出するのは難しいもの。

限られた時間で英語力を引き上げる必要があるなら、シャドーイングは最も効率的なトレーニング法の一つです。なぜシャドーイングが社会人留学にも効果的なのかをご紹介します。

リスニング力が奨学金審査を左右する理由

奨学金の審査などでは、「英語を聞いて理解できるか」がまず最初に試されることが多いです。実際スムーズなコミュニケーションができるかどうかは、選考担当者の印象を大きく左右する要素です。

シャドーイングは、こうした「聞いて理解する力」を短期間で鍛えるのに適した方法です。

【シャドーイングの効果】

・ネイティブ特有の音声変化に対応できるようになる
リエゾン(音のつながり)やリダクション(音の脱落)といった特徴を持つナチュラルスピードの英語にも、耳が慣れて反応できるようになります。

・意味を即座に捉える処理スピードが上がる
シャドーイングでは聞こえた音をすぐに再現する必要があるため、音声の処理と理解が同時進行で鍛えられます(*コンテンツシャドーイングの場合)。

こうしたスキルは、英語面接だけでなく、留学後の授業やディスカッションでもそのまま活かされます。

まさに「聞ける力」は、奨学金選考を突破する鍵となります。

まとめ|奨学金と英語力の両輪で社会人留学を成功させよう

社会人にとって、留学は時間も費用も大きな決断ですが、給付型奨学金を使えばその負担を大きく軽減できます。

自分の可能性を広げるための第一歩として、制度をうまく活用していきましょう。

シャドテンで留学準備を一歩先へ

英語力を効率的に伸ばしたい社会人におすすめなのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。

シャドテンには以下のような特徴があり、奨学金選考や留学先の講義で必要とされる「聞いて理解し、話す力」を鍛えるのにぴったりの機能がそろっています。

【シャドテンの特徴】

プロによる毎日の添削
毎日提出したシャドーイング音声に対して、プロの指導者から丁寧なフィードバックが届きます。音声変化、発音、イントネーションといった細かなポイントを的確に指摘してもらえるため、自己流では気づけなかった課題も効率よく修正できます。

1000以上の豊富な教材
著名人のスピーチからIELTSなどの資格系まで、さまざまなシチュエーションに対応した教材が1,000本以上用意されています。4種類のアクセントにも対応しており、実際の留学先で出会う多様な英語に触れられます。

シャドーイングに最適化された機能
AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えなど、シャドーイングに欠かせない機能が揃っています。聞き取りづらい箇所を何度も繰り返し練習できるため、発音の再現性や英語らしいリズムが自然と身につきます。

現在、シャドテンでは7日間の無料体験も実施中です。

この機会に、シャドテンでリスニングと発音を鍛え、留学やキャリアアップに向けた準備を一歩先に進めてみてはいかがでしょうか。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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