「すぐに行く」「すぐに返信します」ー日常会話やビジネスメールでよく使うこの「すぐに」、英語で自然に言おうとすると、“immediately”なのか、“right away”なのか迷った経験はありませんか?
実は、「すぐに」は場面や相手、トーンによって英語表現が変わる言葉です。
この記事では、「すぐに」を英語で言うさまざまな表現を例文付きでご紹介しながら、ネイティブの使い分けやニュアンスの違いを丁寧に解説します。
読後には、「すぐに」を聞いても、言っても自然に使いこなせるようになるでしょう。
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「すぐに」は英語で?基本の言い換え5選
「すぐに」は英語では一つの単語で言い表せません。場面や相手との関係によって、フォーマル・カジュアルの使い分けが必要です。
ここでは、英会話からビジネスまで使える代表的な5つの表現をご紹介します。
日本語では同じ「すぐに」でも、英語では「今すぐ」「まもなく」「直ちに」などニュアンスが異なるため、正しい選び方を理解することで自然な会話ができるようになるでしょう。
immediately:最も直接的に「すぐに」を表す
“immediately”は「遅れずに」「直ちに」といった意味で、最もストレートに「すぐに」を伝える表現です。
ビジネスメールや会議など、迅速さが求められる場面でよく使われます。フォーマルな印象を与えるため、職場や公式な場でも安心です。
| 例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I’ll call you immediately. | すぐに電話します。 |
| Please respond immediately. | すぐにご返信ください。 |
right away / right now:「今すぐ!」のカジュアルな言い方
“right away”や“right now”は、会話で最も自然に使われる「すぐに」です。
どちらも「今すぐに」という強い意志を感じさせますが、“right now”の方が少し緊急性や感情を含む場合が多いです。友人や同僚との日常会話でよく使われます。
| 例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I’ll do it right away! | すぐにやります! |
| Come here right now! | 今すぐ来なさい! |
at once:「すぐにやって」と指示するときに便利
“at once”は、「すぐに〜しなさい」といった強い命令や指示に使われることが多い表現です。
やや硬く響くため、上司が部下に指示を出す、または緊急性の高い場面で使われます。
使い方を間違えると少し強すぎる印象になるので注意しましょう。
| 例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| Leave here at once! | 今すぐここを出なさい! |
| Do it at once. | すぐにそれをやりなさい。 |
soon:「すぐに」と言いたいけど柔らかく伝えたいとき
“soon”は「すぐに」と訳されますが、実際は「近いうちに」「まもなく」というニュアンスです。
相手を急かすことなく、柔らかく伝えたいときに最適です。
フォーマル・カジュアルどちらの会話にも使え、聞き手に安心感を与える表現として重宝します。
| 例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I’ll see you soon. | すぐに会おうね。 |
| The results will come out soon. | 結果はすぐに出ます。 |
shortly:「まもなく」をフォーマルに伝える表現
“shortly”は、フォーマルな「まもなく」を表す英語です。
ビジネスメールやアナウンスなどで多く使われます。
語感がやや上品で、「すぐに対応します」と伝えたいときに便利です。
| 例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| The meeting will begin shortly. | 会議はまもなく始まります。 |
| I’ll contact you shortly. | すぐにご連絡いたします。 |
状況別「すぐに」の英語フレーズ集
「すぐに」と言っても、行動・会話・ビジネス・感情など、使う場面によって適切な表現は異なります。
ここでは、日常生活から職場まで役立つ「すぐに」のフレーズを状況別にご紹介します。
実際の英会話シーンをイメージしながら、自分の生活や仕事に当てはめて覚えると効果的です。
行動編:「すぐに行く」「すぐに始める」
行動を伴う「すぐに」は、“right away”や“immediately”が自然です。
「今から動く」という意志をはっきり示したいときに使いましょう。
| 英語フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| I’ll go right away. | すぐに行きます。 |
| Let’s start immediately. | すぐに始めましょう。 |
会話編:「すぐに戻る」「すぐに確認します」
短い離席や軽い対応を伝えるときは、“soon”や“right now”が便利です。やわらかい印象を与えつつ、迅速な対応の意思を示せます。
| 英語フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| I’ll be back soon. | すぐに戻ります。 |
| I’ll check it right now. | 今すぐ確認します。 |
ビジネス編:「すぐに返信します」「すぐに対応します」
ビジネスでは、丁寧さとスピード感の両立が重要です。
“immediately”や“shortly”を使うと信頼感を与えられます。
| 英語フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| I’ll respond immediately. | すぐに返信いたします。 |
| We’ll handle it shortly. | まもなく対応いたします。 |
感情・意志編:「すぐにわかった」「すぐに決めた」
自分の気づきや判断を表すときは、“immediately”や“right away”が自然です。
素早い理解や決断を強調する表現になります。
| 英語フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| I realized it immediately. | すぐに気づいた。 |
| I decided right away. | すぐに決めた。 |
ネイティブがよく使う「すぐに」の自然な言い回し3選
ネイティブスピーカーは、単語単体で「すぐに」と言うよりも、フレーズ全体でテンポや気持ちを表現します。
例えば「今行くね」「すぐに対応します」「瞬時に気づいた」など、場面に応じて微妙なニュアンスを使い分けているのです。
ここでは、日常会話・ビジネス・感情表現の3シーンでよく使われる自然な英語の言い回しをご紹介します。
どれも短く、すぐに実践できる便利フレーズです。
“Hang on, I’ll be right there.”(ちょっと待って、すぐ行くね)
“Hang on”は「ちょっと待って」という柔らかい表現で、友人や同僚とのカジュアルな会話で非常に多く使われます。
そこに“I’ll be right there.”を加えることで、「今すぐ行くね」という前向きで自然な反応になります。
| フレーズ | 意味 |
|---|---|
| Hang on, I’ll be right there. | ちょっと待って、すぐ行くね。 |
親しい相手に「すぐ行く」と伝えるときの定番です。口調を軽くすると親しみやすく、少し強めに言えば「すぐ対応する」という意思も伝わります。
“I’ll get back to you right away.”(すぐに連絡します)
“get back to someone”は「折り返し連絡する」という意味のビジネス英語です。
ここに“right away”を組み合わせると、「迅速に対応します」という丁寧で信頼感のある表現になります。
| フレーズ | 意味 |
|---|---|
| I’ll get back to you right away. | すぐにご連絡します。 |
メールや会話の締めくくりに使えば、誠実でレスポンスの良い印象を与えられます。少し柔らかくしたい場合は“shortly”に置き換えるのもおすすめです。
“I realized it immediately.”(すぐに気づいた)
“realize”は「気づく」「理解する」を意味し、“immediately”を加えることで、瞬間的に理解した・直感的に気づいたというニュアンスを伝えられます。
| フレーズ | 意味 |
|---|---|
| I realized it immediately. | すぐに気づいた。 |
過去の出来事や自分の反応を語るときに使われる自然な表現です。
“I immediately realized it.”と語順を変えても同じ意味で、フォーマルな文脈にも適しています。
「すぐに」を自然に聞き取れるようになるには?
英語で“immediately”や“right away”を聞いたとき、音がつながって一瞬で通り過ぎてしまうことはありませんか?
それは単語力の問題ではなく、英語特有の音のリズムと省略のパターンに慣れていないことが原因です。
ここでは、「すぐに」のような短い英語表現がなぜ聞き取れないのか、そしてその壁を超えるための効果的なトレーニング法をご紹介します。
“immediately”や“right away”が聞き取れない理由
これらの単語が聞き取れない最大の理由は、発音の省略と音の連結(リエゾン)にあります。
例えば、“right away”は実際には「ライダウェイ」のように聞こえますし、“immediately”も「イミディアリ」に近く、母音が弱く発音されます。
ネイティブスピーカーは文全体を滑らかに話すため、単語ごとの区切りがほとんどありません。英語を一語ずつ処理しようとすると、聞き取れずに置いていかれるのです。
聞き取れない=速いのではなく、リズムが違うだけと理解することが大切です。

日本人が苦手な英語のリズムと音のつながり
日本語は「モーラ(拍)」でリズムを刻むのに対し、英語は「ストレス(強勢)」の位置でリズムを作ります。
つまり、英語は「強い音と弱い音のリズム」が命なのです。
例えば、“I’ll do it right away.”では、“I’ll”と“right”に強勢があり、ほかの部分は弱く短くなります。
日本語の感覚で全てを均等に聞こうとすると、英語のリズムに乗り遅れてしまいます。
音の強弱やリズムに意識を向けることで、英語が「音のかたまり」として聞こえるようになり、リスニングのストレスが減っていくでしょう。
リスニング強化に最適な学習法は「シャドーイング」
英語の音の連結やリズムに慣れるには、聞こえた音をそのまま口に出して再現する「シャドーイング」が最も効果的です。
私たちは英語を聞くとき、脳の中で主に2つのプロセスを行っています。
1つは、聞こえた音を正確に英語の単語として識別する「音声知覚」、もう1つはその単語の意味を理解し文全体の内容を把握する「意味理解」です。

例えば、“ラナウェイ”と聞いて「run」と「away」という単語を思い浮かべるのが音声知覚で、「run away=逃げる」という意味を瞬時に理解するのが意味理解です。
シャドーイングを繰り返すことで、英語特有の音やリズムのパターンが体に染み込み、音声知覚の精度が高まります。
結果として、リスニング時により多くのエネルギーを意味理解に回せるようになり、「聞こえる」だけでなく「理解できる」英語耳が育ちます。
最初は短いフレーズ——例えば“Right away.”や“I’ll do it immediately.”などから始めるのがおすすめです。繰り返すうちに、ネイティブの話す「すぐに」が自然に聞き取れるようになります。

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「自分の発音を客観的に見てほしい」「独学では限界を感じる」という方にとって、シャドテンは最も実践的で効果的な選択肢といえるでしょう。
まとめ:「すぐに」を正しく使って、英語力をすぐに伸ばそう!
「すぐに」は英語で“immediately”“right away”“soon”など複数の言い方があり、場面やトーンに応じた使い分けが重要です。
単語の知識を増やすだけでなく、実際に音で聞き取り、口に出して使えるようにすることが本当の「使える英語」への近道となります。そのためには、リスニングを鍛えられるシャドーイング学習が最適です。
プロのフィードバックが得られる「シャドテン」を活用すれば、「すぐに伝わる英語」「すぐに理解できる耳」を効率的に育てられるでしょう。
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