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「勇気」は英語でどうやって伝える?場面別フレーズと自然な使い方を紹介

勇気を出して一歩を踏み出したい――。このような「勇気」を英語でどう表現すればいいか迷ったことはありませんか?

日本語の「勇気」には、「恐れに立ち向かう心の強さ」「行動に移す度胸」「挑戦するエネルギー」など、さまざまなニュアンスが含まれています。

英語でも同じように、“courage” “bravery” “guts” など、文脈によって使い分けが必要です。

この記事を読めば

  • 「勇気」を表す英語表現の違いと使い分け方
  • シーン別「勇気」に関する自然な英語フレーズと例文
  • 「勇気」を英語で使いこなすためのコツ

などがわかりますよ。

単語としての“courage”を知るだけでなく、実際の会話で自信をもって使いこなせるようになりたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

英語で「勇気」を表す基本表現

「勇気」を意味する英単語はいくつもありますが、文脈によって使い分ける必要があります。

日常やビジネスでよく使われる代表的な3つの単語や表現を整理してみましょう。

“courage” “bravery” “guts”の意味と違い

勇気を意味する英単語として、代表的なのが以下の3つです。

  • Courage:恐れに打ち勝つ内面的な強さ
  • Bravery:危険に立ち向かう行動的な勇敢さ
  • Guts:勢いや度胸、挑戦するエネルギー

それぞれのニュアンスや使われ方の違いを確認しましょう。

courage

“Courage” は最も基本的で幅広く使われる「勇気」を表す英単語です。恐怖や不安を感じながらも、自分の信念や正しさを貫く「心の強さ」を指します。

つまり、“courage” は「怖くない人」ではなく、「怖くても行動する人」を表す言葉です。

例:She had the courage to speak up.

(彼女は勇気を出して発言した。)

この “courage” は、内面的な力を称えるときに最適です。

例えば、意見を言う、退職を決意する、新しい挑戦を始めるなど、「一歩を踏み出す勇気」にフォーカスした表現で使われます。

bravery

一方、“bravery” は実際の行動で示される勇敢さを意味します。危険や困難に立ち向かうヒーロー的な状況で使われることが多く、映画やニュースなどで「勇敢な行動をたたえる言葉」としてよく登場します。

例:The firefighter showed great bravery.

(その消防士は大きな勇敢さを見せた。)

“Bravery” は「命をかけて助ける」「誰かを守る」など、実際の行動や結果に重きを置いた“勇気”です。

guts

そして、“guts” は口語的でカジュアル。日本語でいう「根性」「度胸」「やる気」に近いニュアンスがあります。職場や友人同士の軽い会話で「お前やるな!」という時にも使えます。

例:You’ve got guts!

(やるじゃん!/度胸あるね!)

“Guts” は精神的な勇気よりも「勢い」「行動力」を称える表現です。

例えば、初めて英語でプレゼンする人や、挑戦的なプロジェクトに臨む同僚を「勇気あるね!」と褒めるときにもぴったりです。

“take courage” “be brave” など定番フレーズの使い方

英語では「勇気を出して!」と励ますとき、さまざまな定番フレーズがあります。

その中でも代表的なのが “Take courage.”“Be brave.” です。

Take courage

“Take courage.” は少しフォーマルで、丁寧な励ましの響きを持つ表現です。

相手が困難な状況に立ち向かうときや、落ち込んでいる人に声をかける場面で使われます。

例:Take courage! Everything will be fine.

(勇気を出して!きっと大丈夫だよ。)

このフレーズはビジネスシーンでも自然に使えます。例えば、挑戦的な提案をする部下や、海外出張前の同僚にかける言葉としても効果的です。

Be brave

一方、“Be brave.” はよりカジュアルで親しみやすい表現。子どもを励ますときや、友人同士の軽い応援の言葉としてよく使われます。

例:Be brave and go for it!

(勇気を出して挑戦してみよう!)

この “Go for it!” はセットで覚えておくと便利です。

「思い切ってやってみよう!」という意味になり、日常会話で相手を前向きにする口調として非常によく登場します。

Be strong

また、“Be strong.”(強くあれ)も感情的な励ましに使われるフレーズです。“Be brave” よりも少し「耐える強さ」「精神的なタフさ」を強調したいときに向いています。

例:Be strong. You’ll get through this.

(強くあれ。きっと乗り越えられるよ。)

このように、“Take courage.” “Be brave.” “Be strong.” はどれも励ましの言葉ですが、トーンや使う場面によってニュアンスが微妙に異なります。

相手の状況に合わせて言葉を選ぶことで、英語でのコミュニケーションがより自然になります。

“have the courage to〜” の自然な使い方

実際の英会話で非常によく耳にするのが “have the courage to〜” です。

意味は「〜する勇気を持つ」で、フォーマルにもカジュアルにも使える万能フレーズと言えます。

例:

  • I didn’t have the courage to tell the truth.
    (本当のことを言う勇気がなかった。)
  • She had the courage to change her career.
    (彼女はキャリアを変える勇気を持っていた。)

この表現のポイントは、“have the courage” の後に動詞の不定詞(to+動詞)を続けること。つまり、「〜する勇気」という形で具体的な行動を表すのが特徴です。

ビジネスでは、挑戦的な判断や発言を評価するときにも使えます。

例:He had the courage to question the plan.

(彼はその計画に疑問を投げかける勇気を持っていた。)

また過去の自分を振り返る場面や、成長を語るスピーチでもよく登場します。

例:I finally had the courage to follow my dream.

(ついに夢を追いかける勇気を持てた。)

“Have the courage to〜” は単なる「勇気」ではなく、「恐れを乗り越えて行動した勇気」を意味するため、感謝・尊敬・称賛を表すときにも自然に使えます

例:I really respect her. She had the courage to stand up for her beliefs.

(信念を貫く勇気を持っていた彼女を本当に尊敬している。)

このように、相手の決断を認めたり、自分の成長を語るときなど、「勇気」をリアルに伝えたい場面にぴったりのフレーズです。

シーン別「勇気」の英語フレーズと例文集

「勇気」はさまざまな場面で使われる言葉です。

ここでは、ビジネス・日常・励まし・スピーチなど、シーン別に自然な英語表現を紹介します。

ビジネスで「勇気を出す」英語表現

プレゼンや新しいプロジェクトに挑戦するなど、ビジネスでは“勇気”が求められる瞬間が多々あります。

例:

  • It takes courage to make bold decisions.
    (大胆な決断をするには勇気がいる。)
  • I admire your courage to speak up in the meeting.
    (会議で発言したあなたの勇気を尊敬します。)

また、部下を励ます場合はこう言えます。

例:Have the courage to share your ideas.

(自分の意見を出す勇気を持とう。)

英語圏のビジネスでは、勇気を「リーダーシップの一部」として評価する文化があります。単なる精神論ではなく、“courage”は成果を出すための資質として語られます。

日常会話や恋愛で使う「勇気を出して!」の英語

恋愛や人間関係でも、“勇気”は大切なテーマ。誰かを励ましたいときは、次のように言えます。

例:

  • Don’t be afraid. Be brave!
    (怖がらないで。勇気を出して!)
  • You can do it. Have some guts!
    (大丈夫。少し勇気を出して!)

告白や挑戦を後押しするなら “Go for it!” が自然です。

例:Go for it! You’ll never know unless you try.

(やってみよう!やってみなきゃわからないよ。)

落ち込む相手を励ます「勇気を与える」英語フレーズ

人を励ますときの「勇気を与える」は “encourage” や “inspire” が定番です。

例:

  • His words encouraged me to keep going.
    (彼の言葉に勇気づけられた。)
  • She inspired me to be a better person.
    (彼女に刺激を受けて、より良い自分になろうと思った。)

また、“give someone courage” という直訳的な言い方もありますが、やや文学的です。ビジネスでは “encourage” が自然です。

SNS・スピーチで使える「勇気を語る」英語フレーズ

SNSの投稿やスピーチで「勇気」を語るときは、名言やことわざを引用すると印象的です。

例:

  • “Courage doesn’t mean you don’t feel fear. It means you don’t let fear stop you.”
    (勇気とは、恐れを感じないことではない。恐れに負けないことだ。)
  • “Fortune favors the brave.”
    (幸運は勇敢な者に味方する。)
  • “Be strong enough to stand alone, and brave enough to ask for help.”
    (一人で立つ強さと、助けを求める勇気を持て。)

ビジネスプレゼンやSNSで、自分の考えを英語で発信するときに使えるフレーズです。

「勇気」をテーマにした英語表現のバリエーション

「勇気を持つ」だけでなく、「勇気を失う」「勇気づけられる」など、感情の変化を表現できるようになると、会話の幅が広がります。

「勇気」をテーマにした様々な英語表現を見ていきましょう

「勇気がある」「勇気を失う」などの形容・動詞表現

勇気がある=“brave” や “courageous”

例:He is a brave leader.
(彼は勇敢なリーダーだ。)

勇気を失う=“lose courage”

例:Don’t lose courage even if you fail.

(失敗しても勇気を失わないで。)

勇気を取り戻す=“regain courage”

例:She regained her courage after talking to her friend.

(友達と話して勇気を取り戻した。)

「fear(恐れ)」との対比でわかる“勇気”の本質

「勇気」は「恐れ」がある前提で生まれる感情です。英語ではこの関係を明確に表現することが多いです。

例:Courage is not the absence of fear, but the triumph over it.

(勇気とは、恐れがないことではなく、それを乗り越えることだ。)

このように、“fear” を対比させることで、単語に深みを持たせることができます。英語スピーチでは、この構造がよく使われます。

「勇気をもらう」「勇気づけられる」を英語で言う

日本語の「勇気をもらう」は直訳しにくい表現ですが、英語では “be encouraged by〜” や “be inspired by〜” が自然です。

例:

  • I was encouraged by your words.
    (あなたの言葉に勇気づけられた。)
  • I was inspired by her story.
    (彼女の話に勇気をもらった。)

「勇気づける」「励ます」という動詞がしっかりあるため、主語を変えることで「勇気をもらう」も簡単に表現できます。

「勇気」に関する英語表現を使いこなせるようになるには

ここまで紹介してきたように、「勇気」を表す英語表現には courage、bravery、guts など、さまざまな種類があります。

しかし単にフレーズを覚えるだけでは「勇気に関する英語表現」を正しく使いこなすことはできません。学んだ英語表現を自然に使いこなすためにはリスニングが重要な理由と、その鍛え方を解説します。

リスニング力が必要不可欠な理由

ネイティブスピーカーは、状況や感情に応じて「勇気」を多様に表現します。

例えば以下のような表現。

  • “It took courage to say that.”
    (それを言うには勇気がいったね)
  • “You’re so brave!”
    (あなたって本当に勇敢だね)
  • “He’s got guts.”
    (彼には度胸がある)

これらはどれも「勇気」を意味しますが、どの表現が適切かは相手の状況や言っている内容によって変わります。そのため、そもそも相手の言っていることがわからなければ、どんな“勇気”表現を使えばよいのか判断できません

例えば上司が “It takes courage to admit mistakes.”(ミスを認めるには勇気がいる)と言ったとき、それが「挑戦を促している」のか、「反省を求めている」のかを聞き分けられなければ、適切なリアクションや返答をすることは難しいでしょう。

つまり「勇気に関する英語表現」を自然に使いこなすには、相手の声のトーンや文脈から意図を正しく汲み取るリスニング力が不可欠なのです。

リスニング力向上に効果的な「シャドーイング」

前述の通り、「勇気」を表す英語表現をいくら覚えても、相手の言っていることや状況を正しく理解できなければ、適切に使いこなすことはできません。

シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力を向上させましょう。

【シャドーイングとは】
英語音声を1〜2語遅れて声に出して追いかける学習法です。スクリプトを見ずに行うため、実際の英会話と同じような環境で英語の音を聞き取る力が鍛えられます。

【シャドーイングの効果】
シャドーイングを継続すると、音を瞬時に単語やフレーズとして捉える「音声知覚」が発達します。

例えば会話の中で、“It took courage to speak up.”(発言するには勇気がいったね)“You’re so brave.”(あなたって本当に勇敢だね)といった表現が出てきても、音を聞いた瞬間に単語・フレーズがイメージできるようになり、意味理解に余裕が生まれるのです。

結果として音を聞いてからその意味を理解するまでのプロセスが格段に速くなり、リスニング力が向上します。

また、スクリプトを見ながら練習すれば、文脈の中でそれぞれの「勇気に関する英語表現」がどう使われているかもつかめるようになるのもシャドーイングのメリットです。さらに音源の完全再現を繰り返す中で、英語特有のリズムやイントネーションになれることができ、発音も向上します。

つまり、シャドーイングは単なるリスニング練習ではなく、多方面に恩恵をもたらしてくれる学習法なのです。

まとめ|勇気を英語で自然に使いこなそう

“Courage” “bravery” “guts” など、「勇気」を表す英語にはそれぞれ明確な違いがあります。文脈に合わせて使い分けられるようになれば、会話の表現力は一気に広がります。

ただし本当に使いこなすためには、英語を「聞いて理解する力」が必要です。相手の言葉を正確に聞き取れるようになることで、リスニングに労力を使わなくなり、より適切なフレーズを選べるようになります。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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