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英語で会議をリードするファシリテーターの役割とフレーズを一挙公開!

英語で会議を進行するとき、「相手の発言が速くて聞き取れない」「うまく議論をまとめられない」と感じたことはありませんか?

ファシリテーターとして会議をリードするのは、日本語でも難しいもの。まして英語となると、聞き取りや表現に自信が持てず、思うように進行できない人も多いでしょう。

この記事を読めば

  • ファシリテーターの意味と英語での言い方
  • 英語会議で役立つファシリテーションフレーズ
  • リスニング力を高めるトレーニング法

などがわかりますよ。

英語で自信を持って会議をリードしたい方や、国際的なビジネスシーンで活躍したい方は、ぜひご一読ください。

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目次

ファシリテーターとは?役割を理解しよう

ファシリテーターというと「司会者」の役割を思い浮かべる人が多いでしょう。

実は「司会者」に近い英語表現は1つではなく、それぞれに違ったニュアンスがあります。まずはファシリテーターとは何か、その意味と役割の違いを整理しておきましょう。

ファシリテーターの英語表現

ファシリテーターは英語で “facilitator” と言います。これは “facilitate(円滑に進める)” という動詞が語源で、「議論や会議をスムーズに進行する人」を指します。

一方で、似た言葉に “moderator” があります。

どちらも「進行役」を意味しますが、ニュアンスが少し異なります。

  • facilitator:参加者全員の意見を引き出し、合意形成を促す調整役
  • moderator:ディスカッションを中立的にまとめる司会者的な役割

例えば、社内のブレインストーミングなら facilitator、パネルディスカッションの司会なら moderator の方が自然です。

ファシリテーターの役割

ファシリテーターの役割は単に「進行すること」ではありません。

会議の目的(objective)を明確にし、議題(agenda)を整理しながら、合意形成(consensus)へ導くことが求められます。

つまり英語でファシリテーションを行うためには、正確に自分の言いたいことを表現する単語力や文法知識が必要なのはもちろん、「相手の発言を正確に聞き取り、場の流れを整理する力」が不可欠です。

英語でファシリテーションを行うために必要なスキル

英語で会議をファシリテートするには、単に英語を話す力だけでは不十分です。リスニング・スピーキング・質問力という3つのスキルを総合的に磨くことが重要です。

それぞれどのような力が求められるのか、詳しく見ていきましょう。

リスニング力(理解力)

最も重要なのは、参加者の発言を正確に聞き取る力です。

発言の意図を取り違えると、議論の方向性がずれてしまうこともあります。議論の方向がずれてしまうことで、合意形成がスムーズにいかなくなる可能性もあるのです。

特に英語の会議では、話すスピードが速く、リエゾン(音の連結)やリダクション(音の省略)も頻繁に起こり、聞き取りづらいことも多いもの。

例えば、

“Did you get it?” → “Didja geddit?(ディジャゲリッ)”
“Let me know.” → “Lemme know.(レミノウ)”

のような音声変化が多くあるため、慣れていないと聞き取れずに混乱してしまいます。

リスニング力は、単に「英単語を聞き取る力」ではなく、「音の変化を瞬時に認識し、意味を理解する力」でもあります。

スピーキング力(伝達力)

議論をまとめ方向性を示すには、わかりやすく端的に伝える力が求められます。特に英語では、結論から話す「トップダウン型」のコミュニケーションが基本です。

例えば次のようにまとめるとスムーズです。

例:

  • “Let’s focus on the key point here.”
    (ここでは重要な点に絞りましょう。)
  • “So far, we’ve discussed three main ideas.”
    (ここまでで3つの主要なアイデアが出ました。)

自分の意見を述べるときも、「短く・明確に・論理的に」が鉄則です。

質問力・ファシリテーション力

良いファシリテーターは、上手に質問して相手の考えを引き出すことができます。

ただ「何か意見はありますか?」と聞くだけでは、英語でも沈黙が続きがちです。次のように少し角度をつけた質問をすると、参加者が発言しやすくなります。

例:

  • “How do you see this issue from your team’s perspective?”
    (この問題をあなたのチームの立場からどう見ていますか?)
  • “Could you give us an example from your experience?”
    (ご自身の経験から例を挙げてもらえますか?)

質問は、相手の意見を引き出すだけでなく、会議の方向性を調整する強力なツールなのです。

英語会議で使える!ファシリテーターの定番フレーズ集

英語の会議では、状況に応じたフレーズを使い分けることで、進行がスムーズになります。

ここでは、会議の流れに沿って使える代表的な表現を紹介します。

会議の始まりに使える英語フレーズ

会議の冒頭では、目的や流れを明確にすることが重要です。

最初の数分で「どんな会議なのか」「ゴールは何か」を伝えることで、参加者全員の意識をそろえることができます。

  • “Let’s get started.”
    (始めましょう。)
  • “Today’s goal is to decide on the next steps.”
    本日の目的は次のステップを決めることです。)
  • “I’ll be facilitating today’s meeting.”
    (本日の進行を担当します。)
  • “Before we begin, does everyone have the agenda?”
    (始める前に、全員アジェンダはお持ちですか?)
  • “We’ll try to finish by 3 p.m.”
    (午後3時までに終わらせる予定です。)

特に英語の会議では、最初に目的とタイムラインを共有することが参加者の集中力を高める鍵です。短いながらも、自信を持って会議をスタートさせる印象を与えられます。

また、ファシリテーターが冒頭で笑顔とアイコンタクトを意識するだけでも、場の雰囲気は格段に柔らかくなります。

緊張しているとつい忘れがちですが、参加者の目を見ながらかるく微笑みながら問いかけることを意識しましょう。

議論を促す・意見を引き出すフレーズ

参加者から意見を引き出すときは、オープンエンドな質問(Yes/Noで終わらない質問)を意識しましょう。特に多国籍メンバーがいる場合は、遠慮がちになる参加者も多いので、発言を促すトーンづくりが重要です。

  • “What do you think about this point?”
    (この点についてどう思いますか?)
  • “Would anyone like to add something?”
    (補足したい方はいらっしゃいますか?)
  • “Let’s hear from someone who hasn’t spoken yet.”
    (まだ発言していない方の意見も聞いてみましょう。)
  • “Could you elaborate on that idea?”
    (そのアイデアについて、もう少し詳しく説明してもらえますか?)
  • “That’s an interesting point — could you explain a bit more?”
    (興味深い意見ですね。もう少し詳しく教えてもらえますか?)

こうしたフレーズを使うことで、「発言しやすい空気」を作り出すことができます。

沈黙の時間が訪れたときも、焦らずに間を取りながら次のように促すと自然です。

  • “Take a moment to think — I’d love to hear your opinions.”
    (少し考えてからで大丈夫です。皆さんの意見をぜひ聞かせてください。)

沈黙を恐れず、安心して発言できる雰囲気を作ることこそが、優れたファシリテーターの条件です。

意見をまとめる・合意形成するフレーズ

複数の意見が出たあとは、方向性を整理するフレーズが役立ちます。英語の会議では「議論を終えるタイミング」を明確に示すことで、無駄な脱線を防げます。

  • “So, we all agree that…”
    (では、私たちは〜に合意したということでいいですね。)
  • “Let’s summarize what we discussed.”
    (ここまでの内容をまとめましょう。)
  • “To wrap up, we’ve decided to…”
    (まとめると、〜を決定しました。)
  • “It seems we have two main options here.”
    (ここでは主に2つの選択肢があるようですね。)
  • “Let’s vote on this to make a decision.”
    (決定するために投票しましょう。)

また、相手の意見を尊重しながらまとめる姿勢も大切です。

  • “Thank you for sharing different viewpoints — I think we’re getting closer to a decision.”
    (さまざまな意見を出してくれてありがとう。決定に近づいてきましたね。)

英語の会議では、曖昧な終わり方を避けるのが鉄則です。最後にきちんとまとめることで、「この人がいると会議が進む」と信頼されるファシリテーターになれます。

時間管理・進行を円滑にするフレーズ

限られた時間内で効率よく進行するための表現も覚えておきましょう。

会議が長引く最大の原因は「時間配分のあいまいさ」です。英語で時間を意識づけるフレーズを織り交ぜると、全体のテンポが整います。

  • “Let’s move on to the next topic.”
    (次の議題に移りましょう。)
  • “We’re running out of time, so let’s keep it brief.”
    (時間が少ないので手短にお願いします。)
  • “We’ll revisit this point if time allows.”
    (時間があればこの点に戻りましょう。)
  • “We have five minutes left, so let’s wrap this up.”
    (あと5分なのでまとめに入りましょう。)
  • “Can we finalize this by the end of the meeting?”
    (この会議の終わりまでに結論を出せますか?)

英語で時間をコントロールできると、会議全体が締まって見えます。また、進行の途中でタイムチェックを入れることで、参加者の意識も自然と集中します。

  • “Just a quick time check — we’ve got ten minutes left.”
    (時間の確認ですが、あと10分です。)

このように、ファシリテーターが“時間を意識している”ことを示すだけで、会議の信頼度は大きく上がります。

英語で良いファシリテーターになるには「リスニング力」が不可欠

上記の表現をおさえるだけで、英語でのファシリテーターの役割がかなりやりやすくなるはずです。

一方でそれだけでは十分ではなく、英語で良いファシリテーターになるには「リスニング力」が欠かせません。英語でのファシリテーターを上手く務めるにはリスニング力が不可欠である理由と、リスニング力向上の方法を解説します。

「聞き取れること」から英語会議の運営は始まる

英語で会議をリードするうえで、もっとも重要なのは「リスニング力」です。なぜなら、相手の発言内容を正確に理解していなければ、次の質問を投げかけることも、議論を整理してまとめることもできないからです。

例えば参加者が提案した内容の意図を聞き間違えたまま議論を進めてしまうと、方向性がずれてしまい、全体の生産性が下がってしまいます。逆に発言をしっかり理解できていれば、すぐに関連する質問を返したり、他の意見へスムーズにつなげたりすることができます。

ファシリテーターの役割は、聞き取った内容を整理し全員の理解をそろえること

つまり、英語会議を成功させる第一歩は、「話す力」ではなく「聞く力」なのです。音声変化やスピードの違いに対応できる“聞ける耳”を育てることが、英語でファシリテーションを行うための土台になります。

リスニング力を鍛えるなら「シャドーイング」がおすすめ

前述の通り、英語でファシリテーションを行うためには、参加者の発言を正確に聞き取り、文脈を理解するリスニング力が欠かせません。

話の流れや意図を把握できなければ、適切な質問を投げかけたり、議論を整理したりすることはできないからです。そこで役立つのが、リスニング力を効率的に鍛えられる「シャドーイング」です。

【シャドーイングとは】
聞こえた英語音声の1〜2語後を、影のように追いかけて声に出すトレーニング。スクリプトを見ずに耳だけを頼りに発話するため、実際の会議と同じような「リアルタイム理解力」を磨くことができます。

【シャドーイングの効果】
◆ 音声知覚の向上
英語特有の音のつながり(リエゾンやリダクション)を意識しながら行うことで、聞こえた音を単語・フレーズとして瞬時に認識する「音声知覚」が鍛えられます。

◆ リスニング力の底上げ
音声知覚が向上すると、内容理解に余裕が生まれます。単語だけを追うのではなく、会議の「意図」や「流れ」をつかめるようになるのです。議論の要点を即座に整理できるようになれば、次の質問や要約もスムーズに行えるため「何を言っているのか聞こえない」から「何を求めているのか理解できる」状態へと変わります。

◆ スピーキング力の向上
相手の発言を正確に理解できるようになると、自分の発言も的確になります。“Let me summarize your point.”(あなたの意見をまとめますね)、“I see your concern.”(懸念は理解しました)といったフレーズを、文脈に合ったタイミングで自然に使えるようになります。「聞ける」ようになることで、同時に「話せる」力も伸びていくのです。

◆ 発音・イントネーションの改善
ネイティブスピーカーの発音や抑揚をまねる過程で、英語の自然なリズムやテンポに慣れ、発話がよりスムーズになります。これにより、会議中の自分の発言にも自信が持てるようになります。

このように、シャドーイングはリスニング力だけでなく、英語で会議をリードするための総合的なスキルを高めてくれます。

参加者の発言を正確に理解し、的確にまとめられる“聞ける耳”を育てたいなら、まずはシャドーイングから始めるのが最も効果的です。

まとめ|英語でファシリテーターを務める第一歩は「聞く力」から

英語でファシリテーションを行うには、表現力やスピーキング力も大切ですが、最も重要なのはリスニング力です。

相手の発言を聞き取り、意図を理解できてこそ、議論をまとめ、会議をリードできます。

シャドーイングの効果を最大化させるなら「シャドテン」

この「聞ける耳」を育てるのに最適なのが、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」です。

シャドテンでは、プロの英語トレーナーが毎日あなたのシャドーイングを添削し、英語特有の音声変化を中心に「良かった点」「改善点」を丁寧にフィードバックしてくれます。

さらに、教材は1000以上、4つのアクセントに対応AB再生・スピード調整・スクリプト表示の切り替えなど、練習を快適に続けられる機能も充実しています。

実践的な教材で音声変化に慣れていけば、英語の会議でも発言の意図を正確につかみ、場をリードできるようになるはずです。「英語で会議を進める自信をつけたい」「聞き取れなくて困る時間を減らしたい」と感じたら、ぜひ一度シャドテンを試してみてください。

英語を“聞ける”ようになれば、あなたのファシリテーション力は確実に次のレベルへと進化します。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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