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英語作文の書き方完全ガイド:構成・コツ・試験対策を具体的に解説!

  • 英語の勉強をしているのに、作文となるとうまく書けない…。
  • 文法はわかっているはずなのに、自然な英文にならない。

そんな悩みを抱える英語学習者は多いものです。

実は英語作文を上達させるためには「単語力」や「文法知識」だけでなく、構成(構造)と論理の流れを理解することが欠かせません。

この2つを押さえることで、誰でも説得力のある英文を書けるようになります。

この記事を読めば

  • 英語作文の基本構成と書き方のコツ
  • 英検・TOEFL・IELTSなど試験別の対策法
  • 英作文力を高める方法

などがわかりますよ。

英語で自分の考えを正確に伝えたい方や、試験で高得点を目指したい方は、ぜひご一読ください。

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目次

一生使える英語作文の基本を身につけよう

英語作文は単語力や文法力も重要ですが、「構成」と「論理の流れ」を理解することも大切です。

ここを押さえることで、誰でも説得力のある文章が書けるようになります。まずは英語作文の基本から見ていきましょう。

英語作文の基本構成(イントロ・ボディ・結論)

英語作文は Introduction(導入)→Body(本文)→Conclusion(結論) の3段構成が基本です。

日本語の作文では結論を最後にぼかすこともありますが、英語では「最初に主張を述べる」のが鉄則となります。

例えば意見文なら、

  • Introduction:自分の意見を明確に述べる
  • Body:2〜3の理由を論理的に展開
  • Conclusion:要約し、意見を再確認

が基本です。

実際に上記構成に基づいて書くと以下のようになります。

【例】 Do you think working from home is beneficial?
(トピック:在宅勤務は有益だと思いますか?)

Introduction:

I believe that working from home is beneficial for both employees and companies.
(私は、在宅勤務は従業員と企業の両方にとって有益だと考えます。)

Body:

First, it saves commuting time, which allows workers to use their time more efficiently.
(まず、通勤時間を節約できるため、時間をより有効に使えます。)
Second, it helps companies reduce office costs such as rent and utilities.
(次に、企業はオフィスの家賃や光熱費などのコストを削減できます。)
Finally, it can improve employees’ work-life balance, leading to higher job satisfaction.
(さらに、従業員のワークライフバランスが改善し、仕事への満足度が高まります。)

Conclusion:

For these reasons, I think working from home has many advantages and should be encouraged.
(これらの理由から、在宅勤務には多くの利点があり、推進すべきだと思います。)

この基本構成を守るだけで、伝えたい要点とその理由が明確に伝わりやすくなることがわかるでしょう。上記の例では割愛していますが、各理由の後に具体例を入れることでより内容が深くなります。

英作文の書き出し・導入のコツ

英語作文の導入部分(Introduction)は、読み手の関心を引くと同時に、テーマを明確にする部分です。

例えば以下のように始めると自然です。

  • It is often said that…(〜と言われています)
  • There are both advantages and disadvantages to…(〜には長所と短所があります)
  • In my opinion,…(私の意見では〜です)

意見文・説明文・物語文など、タイプごとにふさわしい導入を選ぶと、文章全体が引き締まります。

英作文でよく使う接続詞・つなぎ言葉一覧

英語作文の論理展開をスムーズにするのが接続詞です。

意見を展開するときは以下のような表現をよく使います。

  •  First (最初に)
  •  Furthermore (さらに)
  • On the other hand  (一方で)

結論を述べるときは以下の表現も有効です。

  • Therefore (そのため)
  • In conclusion (結論として)
  • To sum up (まとめると)

また、「文の流れを整理する意識」を持つと読まれる作文に変わります。

たとえば「原因→結果」や「賛成→反対」といった論理の向きを意識して使うことで、読みやすく説得力ある英文になります。

目的別・試験別に見る英語作文の書き方

英語作文は目的によって求められるスタイルが異なります。

英検・TOEFL・IELTSでは、それぞれ評価基準や構成が変わるため、試験ごとの対策が欠かせません。目的別・試験別に見る英語作文の書き方を見ていきましょう。

英検の英作文対策

英検のライティングは2級から導入され、級が上がるにつれ内容の抽象度が高まります。

採点は「内容」「構成」「語彙」「文法」の4項目。まずはテンプレートを覚えて構成を固定化しましょう。

【テンプレート】

Introduction:
I agree/disagree with the idea that〜(私は~に同意します。/同意しません。)

Body 1:
First,〜 (最初に~。)

Body 2:
Second,〜 (次に~。)

Conclusion:
For these reasons, I think〜 (これらの理由により、私は~と思います。)

この形式で書けば、採点者にとっても読みやすく、高得点を狙いやすいです。

上記テンプレートを用いた、英検2級レベルの英作文を書くと以下のようになります。

Topic:
Should students be allowed to use smartphones at school?
(学校で生徒がスマートフォンを使うことを許可すべきでしょうか?)

Introduction:
I agree with the idea that students should be allowed to use smartphones at school.
(私は、生徒が学校でスマートフォンを使うことを許可すべきだという考えに賛成です。)

Body 1:
First, smartphones can be useful tools for studying.

(まず、スマートフォンは勉強に役立つツールです。)
For example, students can use dictionary or translation apps to understand English words quickly.
(たとえば、生徒は辞書アプリや翻訳アプリを使って英単語をすぐに理解できます。)
They can also use learning apps such as quiz or grammar apps to review what they learned in class.
(また、クイズアプリや文法アプリなどを使って、授業で習った内容を復習することもできます。)
This helps them study more effectively even outside the classroom.
(これにより、教室の外でも効率的に学習を続けることができます。)

Body 2:
Second, smartphones make it easier for parents to contact their children in an emergency.
(次に、スマートフォンがあれば、緊急時に保護者が子どもと連絡を取りやすくなります。)
This can help ensure students’ safety.
(これは生徒の安全を守ることにもつながります。)
For instance, if an accident or natural disaster happens, parents can immediately check if their children are safe.
(たとえば、事故や災害が起きた場合でも、保護者はすぐに子どもの無事を確認できます。)
In addition, schools can use messaging apps to share important information quickly.
(さらに、学校側もメッセージアプリを使って重要な情報を迅速に共有できます。)

Conclusion:
For these reasons, I think students should be allowed to use smartphones at school.
(これらの理由から、生徒は学校でスマートフォンを使えるようにすべきだと思います。)

なお、過去問からよく出るテーマ(教育・環境・テクノロジーなど)を押さえておくと万全です。

TOEFLライティングの書き方

TOEFLのWritingは Integrated TaskIndependent Task の2つに分かれます。

  • Integrated Task:リーディング・リスニングの内容を要約して書く
  • Independent Task:与えられたテーマに自分の意見を書く

Integrated Taskではリーディング・リスニングの情報を正確に捉え、引用を自然に組み込むスキルが必要です。メモを取りながら「話者が何を主張したか」を整理すると構成がスムーズになります。

Independent Taskでは、3段構成に加えて具体例を挙げると論理性が高まります。

TOEFLのライティングでは、Integrated Task と Independent Taskのどちらも次のような3段構成が基本です。

【テンプレート】

Introduction(導入)

  • The reading passage explains that ~.(リーディングでは〜と説明している。)
  • However, the lecturer argues that ~.(しかし、講義では〜と主張している。)
  • I believe that ~ because of the following reasons.(私は〜だと考えます。その理由は以下の通りです。)

 Integratedでは「筆者と講師の意見の対比」を、Independentでは「自分の立場」をここで明示します。

Body Paragraphs(本文)

  • First, ~. For example, ~.(まず、〜です。例えば〜です。)
  • Second, ~. For instance, ~.(次に、〜です。たとえば〜です。)
  • Finally, ~.(最後に、〜です。)

 Integratedでは「リーディングの主張」と「講義での反論」をセットで書き、Independentでは「理由+具体例」を書く構成にします。

Conclusion(結論)

  • For these reasons, ~.(これらの理由から、〜です。)
  • In conclusion, ~.(結論として、〜です。)

Integratedでは「講義の主張のほうが説得力がある」、Independentでは「自分の立場を再確認する」で締めくくります。

Integrated Task の例を見てみましょう

Topic: The benefits of online university classes(大学のオンライン授業の利点)

Introduction:
The reading passage explains that online university classes are beneficial for students because they are convenient and inexpensive.
(リーディングでは、オンライン授業は便利で費用も安く、学生にとって有益だと説明しています。)
However, the lecturer argues that online classes are less effective than traditional face-to-face ones.
(しかし講義では、オンライン授業は対面授業よりも効果が低いと主張しています。)

Body 1:
First, the reading states that students can study anytime and anywhere.
(まずリーディングでは、学生はいつでもどこでも学べると述べています。)
In contrast, the lecturer says that many students lose motivation because they cannot communicate directly with teachers and classmates.
(一方で講師は、教師やクラスメートと直接やり取りできないため、多くの学生が学習意欲を失ってしまうと指摘しています。)

Body 2:
Second, the reading mentions that online classes reduce costs for universities.
(次にリーディングでは、オンライン授業は大学のコストを削減できると述べています。)
On the other hand, the lecturer explains that maintaining online systems and technical support actually requires extra expenses.
(しかし講師は、システム維持や技術サポートのために追加費用がかかると説明しています。)

Body 3:
Finally, the reading claims that online learning improves students’ independence.
(最後にリーディングでは、オンライン学習が学生の自立性を高めると述べています。)
Nevertheless, the lecturer disagrees and says that students often procrastinate and fail to manage their time effectively.
(それに対して講師は、学生が先延ばし癖をつけやすく、時間管理が難しくなると反論しています。)

Conclusion:
For these reasons, the lecturer concludes that online classes are not as effective as face-to-face learning.
(これらの理由から、講師はオンライン授業は対面授業ほど効果的ではないと結論づけています。)

IELTS Writing Task 1・Task 2の書き方

IELTSはAcademicモジュールの場合 Task 1(図表の説明)と Task 2(意見文)の2種類です。

Task 1では数値やトレンドを比較する力が問われます。

例:

  • The percentage of A increased significantly from 20% to 50%.
    (Aの割合は、20%から50%へと大きく増加しました。)
  • B showed a slight decline over the period.
    (Bはその期間中、わずかに減少しました。)

Task 2では、主張と反論をバランスよく展開することが重要です。

評価基準である「Task Response」「Coherence」「Vocabulary」「Grammar」を意識し、一文を短く・論理的にまとめる練習を重ねましょう。

【IELTS Writing テンプレート】

Introduction(導入)

  • Task 1:The graph/table/chart shows (how ~ / the change in ~). (このグラフ[表・チャート]は〜を示しています。)
  • Task 2:Some people think that ~, while others believe that ~. (〜だと考える人もいれば、〜だと考える人もいます。)
  • In my opinion, ~.(私の意見では〜です。)

Task 1では「データの概要」や「何を示すグラフか」を説明し、 Task 2では「議題を提示」し、自分の立場を一文で明示します。

Body(本文)

  • First, ~. / Second, ~.(まず〜です。次に〜です。)
  • In contrast, ~.(一方で〜です。)
  • Overall, ~.(全体的に見ると〜です。)

 Task 1では「主要な傾向・比較・変化」を中心に、Task 2では「理由+具体例」を展開します。

Conclusion(結論)

  • In conclusion, ~.(結論として〜です。)
  • Overall, it can be said that ~.(全体的に言えることは〜です。)

Task 1では「全体的な傾向のまとめ」、 Task 2では「自分の立場の再確認」で締めます。

Task 1 の例文(グラフの説明)を見ていきましょう。

Topic:
The chart below shows the percentage of people using different types of transportation in a city from 2000 to 2020.
(下のグラフは、2000年から2020年までのある都市における交通手段の利用割合を示しています。)

Introduction:
The chart shows the percentage of people using different types of transportation in a city from 2000 to 2020.
(このグラフは、2000年から2020年までの間に、ある都市で異なる交通手段を利用した人の割合を示しています。)

Body:
Overall, the use of cars increased significantly over the period, while the use of buses and bicycles decreased slightly.
(全体として、車の利用はこの期間に大きく増加した一方で、バスと自転車の利用はわずかに減少しました。)
The percentage of people using cars rose from 30% in 2000 to 60% in 2020.
(車を利用する人の割合は、2000年の30%から2020年には60%へと上昇しました。)
In contrast, bus usage fell from 40% to 30%, and bicycle use declined from 25% to 10%.
(一方、バスの利用は40%から30%に、自転車の利用は25%から10%に減少しました。)

Conclusion:
In conclusion, car use became much more popular over the two decades, replacing buses and bicycles as the main means of transportation.
(まとめると、この20年間で車の利用が大幅に増加し、バスや自転車に代わって主要な交通手段となりました。)

最低文字数が指定されているので、必ずその文字数を超えるようにしましょう。

英語作文でリスニング力が重要な理由

上記テンプレートや表現をおさえることで、英作文は格段に取り組みやすくなります。

一方で英語作文を伝わりやすいものにするためには、実はリスニング力も大切です。英作文にリスニング力?と思うかもしれませんが、実はこの2つのスキルは密接に関係しています。

英語作文でリスニング力が重要な理由を解説します。

聞ける人は書ける人になる

リスニングで英語の「語順」や「リズム」に慣れている人は、英文を作るときも自然な順序で組み立てられます。例えばネイティブの言い回しを耳で覚えておけば、文法的に正しく、流れるような文章が書けるのです。

またTOEFLなどでは、リスニングで聞いた内容を要約して作文するタスクもあります。「聞けない=書けない」状態にならないためにも、普段からリスニング力を鍛えておくことが重要です。

音声から学ぶ英作文の感覚

英作文力を高める最短ルートは、「読んで覚える」より「聞いて覚える」こと。

リーディングではつい返り読みをしてしまいがちですが、前に戻ることのできないリスニングから文構造を学べば、自然と英語語順のまま文構造が理解できるようになります。

またニュース英語を聞き取りながら、メモを取り要約文を書く練習をすると、

「話の流れを掴む→構成する→書く」という一連の力が同時に鍛えられおすすめです。

リスニング力を高めるなら「シャドーイング」

英語の「聞く力」と「書く力」は、同じ根から伸びるスキルです。

シャドーイングは、その2つを同時に育てられる効果的なトレーニングです。

シャドーイングとは

シャドーイングとは、聞こえた英語の1〜2語後を追いかけながら発話するトレーニングです。音声知覚(音を単語として識別する力)が鍛えられ、リスニング力が格段に向上します。

さらに、英語特有の音の連結(リエゾン)や省略(リダクション)にも自然と慣れるため、ネイティブのスピードにも対応できる“聞ける耳”を育てることができます。

シャドーイングで英作文が上達する理由

伝わりやすい英作文を書くためには、「ネイティブがよく使う自然な表現で書く」ことが特に重要です。

シャドーイングでは音と単語・フレーズ、その意味を英語の語順通りにとらえていくため、ネイティブが実際に使う構文や語順を体で覚えることができ、書くときに“自然な英語の流れ”を再現できるようになります。

頭の中で日本語を介さずに英語で文章を組み立てられるようになり、英作文を書くスピードも向上します。

英作文とリスニングを同時に伸ばすなら「シャドテン」

英作文で高得点を狙うには、「聞ける」「書ける」両方の力をバランスよく鍛えることが欠かせません。

その最短ルートが、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」 です。シャドテンでは、プロが毎日あなたのシャドーイング音声を添削し、英語特有の音声変化を中心に「良かった点」と「改善点」を具体的にフィードバックしてくれます。これにより、音の聞き取り精度が格段に上がり、自然な構文や表現が“耳から定着”します。

さらに、教材は1000以上・4つのアクセントに対応しており、英語学習の目的やレベルにぴったりと合った教材で効果的にトレーニング可能です。AB再生・スピード調整・スクリプト表示切替など、学習しやすい機能も充実しており、忙しい社会人でも取り組みやすい仕様になっています。

英語の音を正確に捉えられるようになれば文章の構成も自然と整い、“聞けて書ける”英語力が育ちます。

英作文で結果を出したい方は、まず「シャドテン」で耳からのトレーニングを始めてみましょう。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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