英文メールを書いていて「修正してください」と伝えたいのに、どんな英語フレーズを使えばよいか迷った経験はありませんか。
仕事で英語を使うビジネスマンにとって、「修正する」や「訂正する」といった表現は頻繁に必要になりますが、いざとなると correct、revise、fix、edit などの違いが分からず、どれを選べばよいのか悩んでしまうことも少なくありません。
実際、場面ごとに適切な表現を使えるかどうかで、相手に与える印象は大きく変わります。例えば、メールでの依頼、履歴書の訂正、プレゼン資料の修正など、状況に応じた言い回しを知っておくことは必須です。
この記事では、ビジネスマンがよく使う「修正」「訂正する」の英語フレーズを場面別に例文付きでご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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「修正する」を表す英語表現の基本
英語で「修正する」と言いたいとき、実はひとつの単語で全てをカバーできるわけではありません。
状況によって correct、fix、revise、edit などを使い分ける必要があります。
ここでは、これらの単語の違いと使い分けのポイントを整理し、さらにビジネスの場で便利な「修正」の言い回し、そしてネイティブが会話で自然に使う表現例をご紹介します。
これらを理解しておくことで、場面に応じた適切な表現が身につくでしょう。
correct / fix / revise / edit の違い
「修正する」を意味する代表的な動詞にはそれぞれニュアンスの違いがあります。
correct は「間違いを正しく訂正する」イメージで、文法や数字の誤りに使われることが多いです。
fix はカジュアルで「直す」という幅広い使い方ができ、壊れたものや問題点を修正するときに使われます。
revise は「見直して改善する」で、文書や計画の改訂に適し、edit は「編集する」で、文章を読みやすく整えるときに使われます。
それぞれの単語のニュアンスや例文については、以下のまとめも参考にしてみてください。
| 英単語 | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
| correct | 誤りを正しく訂正する | Please correct the errors. (間違いを訂正してください) |
| fix | 問題点を直す(カジュアル) | I’ll fix the report. (レポートを直します) |
| revise | 内容を見直して改善する | I revised the proposal. (提案書を修正しました) |
| edit | 文章を編集・整える | She edited the article. (彼女は記事を編集しました) |
ビジネスシーンでよく使う「修正」の言い回し
ビジネスの現場では、ただ「修正する」と言うだけでなく、相手に丁寧に依頼したり、自分が直したことを報告する必要があります。
そのため make corrections to〜(〜を訂正する)、revise the draft(原稿を修正する)、adjust the plan(計画を調整する)といった表現がよく使われます。
これらのフレーズを覚えておくと、英文メールや会議でもスムーズにやり取りできるでしょう。
| フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| make corrections to the document | 文書を訂正する |
| revise the draft | 原稿を修正する |
| adjust the plan | 計画を調整する |
| fix the problem | 問題を直す |
| edit the report | レポートを編集する |
ネイティブが自然に使う表現例
ネイティブスピーカーは、形式的な表現だけでなく会話で柔らかく伝える言い回しを多用します。
例えば、「言い間違いを訂正する」ときには Let me rephrase that.(言い直させてください)、Sorry, I misspoke.(すみません、言い間違えました)といった表現が自然です。
また、提案や依頼の場面では Could you look over this and make some changes? のように柔らかく頼むことがよくあります。
こうした表現を身につけると、単なる直訳ではなく、実際の会話で自然に響く英語が使えるようになります。
| フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| Let me rephrase that. | 言い直しさせてください。 |
| Sorry, I misspoke. | すみません、言い間違えました。 |
| Could you look over this and make some changes? | これを見て、修正してもらえますか。 |
| I’ll make a few adjustments. | 少し修正します。 |
| That needs a bit of tweaking. | それは少し手直しが必要です。 |
用途別・場面別「修正 英語」フレーズ集
ビジネスの現場では「修正」や「訂正する」と伝える場面が多岐にわたります。メールで相手に修正を依頼することもあれば、自分の履歴書を訂正する場面、プレゼン資料を見直すシーンもあります。
ここでは用途ごとに分けて、すぐに使える実践的なフレーズをご紹介しますので、表現の幅を広げるためにお役立てください。
場面ごとの言い回しを知っておけば、英語でのコミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。
ビジネスメールでの修正依頼フレーズ
英文メールでは、相手に丁寧に「修正をお願いします」と伝えることが重要です。直接的に correct を使うよりも、柔らかい依頼表現が好まれます。
依頼の場面では Could you please〜 や I’d appreciate it if you could〜 といった丁寧な形を使うと安心です。
| フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| Could you please correct the attached document? | 添付の文書を訂正していただけますか。 |
| I’d appreciate it if you could revise the report. | レポートを修正していただけると助かります。 |
| Could you make some adjustments to the schedule? | スケジュールを調整していただけますか。 |
履歴書・職務経歴書の修正フレーズ
履歴書や職務経歴書では、内容を「訂正する」「改訂する」と伝えるフレーズが役立ちます。
特に就職や転職の場面では、丁寧かつフォーマルな表現を意識すると好印象です。
| フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| I revised my resume based on your feedback. | ご指摘に基づいて履歴書を修正しました。 |
| Please find the corrected CV attached. | 訂正済みの履歴書を添付しました。 |
| I updated my work history to reflect recent changes. | 最近の変更を反映して職務経歴を更新しました。 |
論文・レポートを修正する際の表現
学術的な文章やビジネスレポートでは、よりフォーマルな「修正する」表現が使われます。
ここでは revise や make improvements のような、改善を意識したフレーズがよく用いられます。
| フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| The report has been revised for clarity. | 報告書を明確にするため修正しました。 |
| I made some improvements to the draft. | 原稿にいくつか改善を加えました。 |
| We revised the paper according to the reviewer’s comments. | 査読者のコメントに従って論文を修正しました。 |
英会話での自然な修正フレーズ
会話の中で言い間違えたときに自然に「訂正する」ためのフレーズです。
シンプルですが、会話をスムーズに進めるために欠かせません。
| フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| Sorry, let me correct myself. | すみません、言い直します。 |
| What I meant to say is〜. | 言いたかったのは〜です。 |
| Actually, let me rephrase that. | 実は、言い換えさせてください。 |
プレゼン・スピーチ原稿を修正するフレーズ
プレゼンの準備や発表中には「修正」が頻繁に必要になります。
特に内容をより分かりやすく伝えるための表現がよく使われます。
| フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| We edited the slides to make them clearer. | スライドを分かりやすくするため修正しました。 |
| I made some adjustments to the speech. | スピーチにいくつか修正を加えました。 |
| The presentation was revised for accuracy. | プレゼンを正確性のために修正しました。 |
SNSやブログ投稿を修正する表現
カジュアルな場面では「ちょっと直した」というニュアンスのフレーズが便利です。
SNSでは軽く伝える表現が自然です。
| フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| I corrected a few typos in my post. | 投稿の誤字をいくつか直しました。 |
| I updated the article with new information. | 記事を新しい情報で更新しました。 |
| I fixed the caption to make it clearer. | キャプションを分かりやすく修正しました。 |
英語フレーズを覚えるだけでは会話は成り立たない理由
多くの学習者は「必要な英語フレーズを覚えれば会話できる」と考えがちですが、実際にはそれだけでは不十分です。
会話は相手とのキャッチボールであり、自分が言いたいことを口にする力と同時に、相手の言葉を理解し、その場に応じて訂正や言い直しをする力が欠かせません。
ここではフレーズ暗記の限界と、会話に必要なスキルを見ていきましょう。
言いたいフレーズを覚えても、相手の英語が聞き取れない
たとえ「修正する」フレーズを覚えていても、相手の話すスピードが速かったり、発音が自分の予想と違ったりすると理解できません。
結果として、自分が覚えた表現を使う機会すら失ってしまいます。例えば会議中に “Could you make some adjustments?” と言われても聞き取れなければ、適切に反応できません。
会話力を伸ばすには、自分が話す練習と同じくらい「相手の英語を聞き取る力」を鍛える必要があります。
会話は「理解+修正+応答」のサイクルで成り立つ
会話の本質は一方的な暗唱ではなく、相手の言葉を理解し、必要に応じて自分の発言を訂正する柔軟さにあります。
例えば言い間違えたときに “Let me correct myself.” と言い直す、あるいは相手の指摘を理解して返答を修正する、といったやり取りが頻繁に発生します。
つまり会話は「理解 → 修正 → 応答」というサイクルで成り立っており、この流れをスムーズにこなせるかどうかが、ビジネス英語の実践力を左右するのです。
リスニング力不足は「修正表現」を使う場面でも不利になる
「修正する」表現を知っていても、リスニング力が弱いとその活用場面を逃してしまいます。
相手の訂正依頼や改善提案を聞き取れなければ、自分の対応が遅れたり誤解を招いたりします。例えば “Please revise the draft by tomorrow.” という依頼を聞き取れなければ、仕事の進行に大きな影響を与えるでしょう。
結局のところ、修正表現を効果的に使うためにも、基盤となるリスニング力の強化が必要不可欠です。
リスニング力を高めて「修正表現」を活かす学習法
会話の中で「修正する」フレーズを自然に使うためには、相手の英語を聞き取れることが前提になります。
そのためには、単なる音読や暗記だけでなく、耳を鍛える学習法が効果的です。
ここではリスニング力を強化する具体的な方法として、特に効果が高いとされる「シャドーイング」に注目し、その効果や継続のコツをご紹介します。
効率的にリスニング力を上げるにはシャドーイングが最適
シャドーイングは、耳に入った英語音声に少し遅れて声に出して繰り返すトレーニングです。リスニング力の向上に役立つ方法として、多くの英語学習者や専門家から注目されています。
私たちが英語を聞き取るときは、大きく分けて「音声知覚」と「意味理解」という2つのプロセスを経ています。

例えば「ラナウェイ」と聞こえたときに「run」と「away」という単語を思い浮かべる力が「音声知覚」、それを結びつけて「run away=逃げる」と理解するのが「意味理解」です。
シャドーイングを継続すると音の認識が鍛えられ、「音声知覚」に割くエネルギーが少なくなります。その結果、より多くの集中力を「意味理解」に回せるようになり、全体的なリスニング力が向上する仕組みです。
忙しい社会人にとっても、シャドーイングは短時間で効率よく取り組める点が魅力です。隙間時間を使って練習できるため、毎日続けやすい学習法といえるでしょう。
なお、シャドーイングの詳しいやり方については以下の記事を参考にしてください。

継続的に実践するには専門サービスを使うのがおすすめ
シャドーイングは非常に効果的な学習法ですが、独学では「自分の発音やリズムが正しいかどうか」が分かりにくいのが難点です。そのまま続けると、間違ったクセが定着してしまうこともあります。
そこでおすすめなのが、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」です。シャドテンでは、毎日提出した音声に対して英語のプロが添削を行い、英語特有の音のつながりやリズムなどを丁寧にフィードバックしてくれます。
教材は1000以上、アメリカ英語・イギリス英語など4種類のアクセントに対応しているため、ビジネスで求められる幅広いリスニング力を養うことが可能です。さらに、AB再生やスピード調整など学習を続けやすい機能も揃っており、忙しい社会人でも隙間時間に取り組みやすい環境が整っています。
独学では気づけない改善点を的確に指摘してもらえることで、シャドーイングの効果を最大化できるでしょう。
まとめ|「修正」の英語表現を使いこなす鍵はリスニング力とシャドーイング
ビジネスで頻繁に使う「修正」や「訂正する」の英語表現は、場面ごとに適切なフレーズを知っておくだけで大きな武器になります。
しかし、実際の会話ではフレーズ暗記だけでは不十分で、相手の言葉を正しく聞き取り、その場に応じて言い直したり修正したりする柔軟さが欠かせません。
そのための基盤となるのがリスニング力であり、効率的に鍛える方法がシャドーイングです。とはいえ独学で正しい発音やリズムを身につけるのは難しく、自己流では限界があります。
そこで役立つのが、プロが毎日添削してくれるシャドーイング特化型サービス「シャドテン」です。豊富な教材と学習サポート機能が揃い、短時間でも集中して取り組める環境が整っています。
「修正」の英語表現を自在に使いこなし、実践的な英会話力を磨くために、シャドテンを学習に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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