オンライン英会話を始めたものの、「フリートークがうまく続かない」「話しても上達している気がしない」と感じたことはありませんか?
自由に会話できるフリートークは一見楽しそうに見えますが、実は使い方次第で効果に大きな差が出るレッスンです。
この記事を読めば、
- フリートークで効果がでる人でない人の違い
- オンライン英会話のフリートークで使える言い回し
- フリートークを英語力向上につなげるコツ
などがわかりますよ。
オンライン英会話をさらに有意義なものにしたい方や、フリートークを効果的に英語力向上につなげていきたい方は、ぜひご一読ください。
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オンライン英会話の「フリートーク」とは?
自由に英語を話せるフリートークは、オンライン英会話の中でも人気の高いレッスン形式です。しかし、自由だからこそ「何を話すか」「どう活用するか」で効果が大きく変わります。
ここでは、フリートークの基本と陥りやすい落とし穴を見ていきましょう。
フリートークとは?「準備なし」では効果が出にくい
フリートークとは、講師との自然な会話を通じて英語を使う練習です。
教材に縛られず、自分の興味のある話題で自由に話せる点が魅力であり、オンライン英会話の中でも人気のレッスンとなっています。
しかし、「準備なしのフリートーク」は英語力の伸びにつながりにくいのが現実です。
なぜなら、準備をしていないと「自分の知っている表現」や「自信を持って使える語彙」しか使わなくなってしまい、新しい言い回しや語彙を習得する機会が減ってしまうからです。
また、予想外の質問に対応できず、気まずい沈黙が生まれることもあります。結果として教材を用いたレッスンより発話量が減ってしまったということも珍しくないのです。
多くの人が陥る「話せた気がするだけ」状態とは
ときには、フリートークは「話した=上達した」と感じやすいレッスンです。確かに、英語で一定時間会話を続けられると達成感があります。
しかし、その満足感が「話せた気になっているだけ」になってしまうことも少なくありません。
実際には、使う単語や構文がいつも同じだったり、相手の話を深く理解できていなかったりするケースが多いのです。
また沈黙が怖くて、相手の言っていることが理解できなくても、笑って適当に相槌を打ってやりすごした経験がある人は多いでしょう。大切なのは、“話せた”という表面的な感覚ではなく、会話を通じて新しい表現を吸収できているかどうか。
そのためには、事前準備と明確な目的意識が欠かせません。
上達につながる“有意義な”フリートークに変えるポイント
ただオンライン英会話でフリートークのレッスンを受けるだけでは、英語力の上達にはつながりづらいです。
有意義なフリートークにするためには、次の3つを意識しましょう。
- テーマを決めておく:その日の話題を1つ決めるだけで、話の方向性が定まりやすくなります。
- 使いたい表現を事前に整理する:新しいフレーズを実際に使ってみることが学びになります。
- レッスン後に振り返る:うまく言えなかった部分をメモし、次回に活かすことが上達への近道です。
このように、フリートークは「準備と振り返り」をセットにすることで初めて成長につながります。
次項でご紹介するフリートーク前の準備を参考に、フリートークを有意義なものにしていきましょう。
オンライン英会話:フリートークを有意義にするための準備
なんとなく会話を続けるのではなく、しっかりと以下のような準備をしてフリートークに臨むことが重要です。
- 目的をもって話す
- 話題を決めておく
- 定型的な表現は覚えておく
それぞれについて、詳しく解説します。
①目的をもって話すことで英語力が伸びる
「今日はどんな力を伸ばしたいのか」を意識するだけで、会話の質が変わるものです。
例えば、「プレゼンで使える表現を練習したい」「スモールトークの自然な流れを学びたい」と目的を決めると、会話中の意識が高まり、アウトプットの精度が上がります。
さらに、目的が明確だと、自分が「どこでつまずいたのか」「次に何を伸ばすべきか」が見えやすくなります。その結果、毎回のレッスンが単なる会話ではなく、成長を実感できるトレーニングに変わるのです。
②話題を決めておくと会話がスムーズになる
事前に「仕事」「趣味」「旅行」など、自分が話しやすいテーマを1つ選んでおくのがおすすめです。とくに初対面の講師との会話では、共通の話題を見つけるのに時間がかかることがあります。
テーマを決めておけば、会話が途切れず、スムーズに展開できます。
また、自分がよく話すテーマを繰り返すことで、その分野の語彙や表現が自然と定着していくのもポイントです。「英語で話せる自分の得意分野」をつくることが、自信を持って会話を続ける第一歩になります。
③よく使うフレーズ・質問を事前に覚えておこう
例えば以下のようなフレーズを覚えておくと安心です。
◆How was -?(-はどうでしたか?)
例:How was your weekend?
(週末はどうでしたか?)
◆I recently started -ing.(最近-を始めたんです。)
例:I recently started reading a new book.
(最近新しい本を読み始めたんです。)
◆What do you think about -ing?(-することについてどう思いますか?)
例:What do you think about working from home?
(在宅勤務についてどう思いますか?)
これらのフレーズを頭に入れておくだけでも、会話へのハードルがぐっと下がります。
さらに、実際の会話の中で何度も使うことで、言葉が「知っている英語」から「使える英語」へと変わっていくのもポイントです。
毎回少しずつ言い回しを変えて試すことで、自然な表現力も育てられます。
オンライン英会話のフリートークで使える便利フレーズ集
いざ話そうと思っても、最初の一言が出てこない…。そんなときに役立つのが定番フレーズです。
ここでは、シーン別にすぐ使えるフレーズを紹介します。
会話を始めるときに使える表現
- How’s your day going?
(今日はどうですか?)- It’s nice to see you again.
(また会えてうれしいです。)
明るいトーンで会話を始めることで、その後の雰囲気も自然になります。
話題を広げたいときに使える表現
- That’s interesting! Tell me more.
(それ面白いですね!もう少し教えてください。)- I had a similar experience before.
(私も似たような経験があります。)
相手の話にリアクションを返しながら、自分の体験を交えて話すと会話が広がります。
相手の話にリアクションするときの表現
- Really? That sounds great!
(本当ですか?それはいいですね!)- Oh, I see what you mean.
(なるほど、そういうことですね。)
自然な相づちを挟むことで、会話のテンポがスムーズになります。
話をまとめたり切り上げたりするときの表現
- Anyway, it was great talking with you.
(とにかく、話せてよかったです。)- Let’s continue this topic next time.
(この話は次回続けましょう。)
終わり方まで丁寧にすることで、印象の良い会話ができます。
オンライン英会話のフリートークを充実させるカギは「リスニング力」
フリートークを有意義なものにするには、前述した通り準備が欠かせません。
しかしいくらしっかりと準備をしても、リスニング力なしでは効果は半減してしまうものです。
オンライン英会話のフリートークを充実させるカギは「リスニング力」である理由を解説します。
オンライン英会話のフリートークは「リスニング」から始まる
オンライン英会話というと「話す練習」のイメージが強いですが、実は会話の出発点は「聞くこと」にあります。
相手の言葉が理解できなければ、どんなに語彙を増やしてもそれを使うチャンスはありません。英会話はまず相手の話を正確に聞き取り、その内容を理解したうえで自分の意見や感情をのせて返すコミュニケーションです。
つまりリスニング力が不足している状態では、会話の土台そのものが成り立ちません。
せっかくオンライン英会話のレッスンを受けたのに、会話が成り立たないために、曖昧にYes/Noだけで返事をしたり、適当に相槌を打ってごまかしたりといったことになりがちです。
聞き取れないと会話が続かない――「沈黙」や「誤解」を生む原因に
オンライン英会話のフリートークでは教材を使ったレッスンと違い、質問やその前提となる説明などが書かれていません。
そのため「聞き取れない=何を言えばよいかわからない」という現象が起こりがちです。
相手の質問やコメントを理解できなければ返答に詰まり、会話が一方通行になってしまいます。オンライン英会話だけではなく、実際のビジネスの場面では、重要な情報を聞き逃すことで信頼を損ねる可能性もあります。
一方で、相手の英語がスッと耳に入るようになると、内容に対してすぐ反応でき、会話のテンポや自然さが格段に向上します。
つまりリスニング力を高めることは、フリートークをスムーズに続けるための最大の武器なのです。
リスニング力が上がると、発話の質も劇的に変わる
リスニング力が伸びると、文脈の理解が深まり、相手の使う表現や言い回しのニュアンスまで掴めるようになります。
「こういうときはこの表現を使うのか」といった“生きた英語”をリアルタイムで吸収できるため、語彙や文法の知識が「使える英語」へと変化します。
また、相手のフレーズを自然に取り入れる「ミラーリング(相手の言葉をまねて応答すること)」ができるようになり、より自然で的確な返答が可能になるのもポイントです。
結果として、自分の発話にも余裕が生まれ、オンライン英会話のフリートーク全体の質が大きくレベルアップします。
リスニング力を鍛えるなら「シャドーイング」がおすすめ
フリートークの質を上げるには、事前準備とリスニング力の底上げが不可欠です。
リスニング力向上のトレーニングとして最も効果的なのが「シャドーイング」です。
シャドーイングとは?
シャドーイングとは、英語音声を聞きながら1〜2語遅れて声に出して再現する学習法です。
視覚情報に頼らず、耳だけを頼りに英語を処理するため、実際の会話に近い形でリスニング力を鍛えられます。
リスニングのメカニズムとシャドーイングのメリット
英語のリスニングは、実は次の3つのプロセスで構成されています。
- 音声知覚:聞こえた音を単語として瞬時に認識する力
- 意味理解:聞き取った単語の意味や文脈を正しく理解する力
- 知識データベース:語彙・文法・発音などの知識を背景として結びつける力
この3つがスムーズに連携して初めて、耳にした英語を自然に理解できるようになります。
中でも日本人学習者が特に苦手とするのが、最初のステップである音声知覚です。
英語ではリエゾン(音の連結)やリダクション(音の脱落)といった音声変化が頻繁に起こり、“Did you” が “Dija(ディジャ)” のように聞こえるため、文字ではわかっていても耳では認識できないことが多いのです。

この弱点を克服するのに最も効果的なのがシャドーイング。
英語音声の1〜2語後を追いかけて声に出すことで、実際の発音のつながりやリズムに耳と口が慣れ、音声知覚のスピードが向上します。
音を単語として瞬時に捉えられるようになると、脳が意味理解に余裕を持ってリソースを割けるようになり、全体の内容がスムーズに理解できるようになるのです。
つまり、音声変化に慣れて音声知覚を鍛えることこそが、リスニング力向上の近道であり、シャドーイングはその最適なトレーニング方法といえます。

シャドテンでオンライン英会話のフリートークを有意義に
フリートークで実践的な英語力を身につけたいなら、事前準備の他にリスニング力強化が必要不可欠です。
シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力を効果的に向上させましょう。
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シャドーイングはリスニング力向上に非常に有効な方法ですが、独学では「自分の発音が正しいのか」「どこが聞き取れていないのか」がわかりづらいもの。
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