日本語なら自然にできる「確認」や「問いかけ」も、英語だと口ごもってしまう人は多いものです。
- 質問したいけれど、英語に自信がないからやめておこう…。
そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。
この記事を読めば
- 質問するときに使える英語フレーズと例
- 質問に答えるときに使える英語フレーズと例
- 質問の受け答えには「リスニング力」が重要である理由
などがわかりますよ。
英語に自信がないために質問を躊躇してしまう方や、状況に合わせた適切な受け答えができるようになりたい方は、ぜひご一読ください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。
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英語で質問したいときに使える基本フレーズ集
英語で質問できるようになる第一歩は、定番の言い回しを身につけることです。定番の言い回しをおさえれば、単語を入れ替えるだけで多くの状況に対応できるようになります。
ここでは、どんな場面でも使える基本フレーズから、状況別の質問表現まで紹介します。
まずは基本:「質問してもいいですか?」の定番表現
英語で質問を切り出すときの基本フレーズは以下の3つです。
- Can I ask you a question?
(質問してもいいですか?)- May I ask you something?
(少し質問してもよろしいですか?)- I have a question about〜.
(〜について質問があります)
これらはどんな場面でも使える万能表現です。
“Can I” よりも “May I” の方がフォーマルで、ビジネスミーティングや上司への発言に適しています。
より控えめに言いたい場合は、次のような言い回しも自然です。
- If you don’t mind, I’d like to ask〜.
(もし差し支えなければ、〜についてお伺いしたいです)- Could I just ask a quick question?
(少しだけ質問してもいいですか?)
やわらかいトーンで切り出すことで、相手に配慮のある印象を与えられます。
状況別に使える質問フレーズ
同じ「質問」でも、シーンによって適切な言い方は変わります。
ここでは代表的な4つの場面に分けて紹介します。
会議やプレゼンで質問したいとき
- Could you elaborate on〜?
(〜についてもう少し詳しく説明していただけますか?)- I’d like to ask about the sales data.
(売上データについてお聞きしたいです)
ポイントは、“Why”や“What”で直接聞くよりも、“Could you〜?”の形にすることで、柔らかく丁寧な印象を与えることです。
面接や1on1で質問したいとき
- May I ask what the next steps are?
(次のステップを教えていただけますか?)- What do you expect from this position?
(このポジションに求めるものを教えてください)
面接では、相手へのリスペクトを示しながら前向きな質問をすることが重要です。
初対面・ビジネスカジュアルな場面で質問したいとき
- How did you get into this industry?
(この業界に入ったきっかけは何ですか?)- What’s your role at the company?
(会社ではどんなお仕事をされていますか?)
会話を広げる目的なら、軽いトーンの質問が効果的です。
メール・チャットで質問したいとき
- I’d appreciate it if you could clarify〜.
(〜についてご説明いただけますと幸いです)- Just to confirm, do you mean〜?
(念のため確認ですが、〜という意味でよろしいですか?)
ビジネスメールでは「直接的すぎない言い回し」が鉄則です。
やや遠回しにすることで、英語でも丁寧な印象を与えられます。
ネイティブっぽく聞こえる質問のコツ
自然な質問をするには、フレーズの「選び方」だけでなく「トーン」も重要です。
- “Could you”・・・やわらかく依頼する表現
- “Would you”・・・少しフォーマルで丁寧な表現
- “Can you”・・・カジュアルで日常的な表現
また、“What” “How” “Why” の使い分けも意識しましょう。
たとえば “Why” は相手を問い詰めるような印象を与えることがあるため、相手を詰問する印象を避けたいときは “How come〜?” や “What made you〜?” のような言い換えが自然です。
英語で質問に答えるときに使えるフレーズ集
質問は「する側」だけでなく「答える側」にも技術が必要です。
ここでは、ビジネスシーンで質問に的確に反応するための表現を紹介します。
質問にスムーズに反応する基本表現
質問を受けた直後に、間をつなぐ一言を入れるだけで印象は大きく変わります。
- That’s a good question.
(良い質問ですね)- Let me think for a second.
(少し考えさせてください)- I’m not sure, but I think〜.
(確かではありませんが、〜だと思います)
すぐに答えが出せない場合も、上記のようなフレーズを挟めば「落ち着いた印象」を与えられます。
答えを整理してから話すときの表現
論理的に説明したいときは、話の構成を示すフレーズが効果的です。
- Let me clarify my point.
(自分の考えを整理します)- I’d like to add one more thing.
(もう一点加えたいことがあります)- There are three main reasons why〜.
(理由は3つあります)
構成を示すだけで、話が格段にわかりやすくなります。
質問を聞き取れなかったときの聞き返しフレーズ
質問が聞き取れなかったときは、焦らずに聞き返しましょう。丁寧に確認することで、会話の流れを保てます。
- Sorry, could you say that again?
(すみません、もう一度お願いします)- I didn’t catch that — could you repeat it slowly?
(今の部分をゆっくり繰り返してもらえますか?)- Do you mean〜?
(〜という意味ですか?)
特にオンライン会議では、通信環境などで聞き漏らすこともあるため、自然に聞き返せるようにしておくと安心です。
答えたくない・後で回答したいときの表現
ときには即答できない質問もあります。
そんなときは誠実に「後で回答する」姿勢を示しましょう。
- I’ll get back to you on that.
(その件は後ほど回答いたします)- That’s something I’d like to check first.
(まず確認してからお答えします)- Let’s discuss that later if that’s okay.
(よければ後ほど話しましょう)
誠実で柔らかい印象を保ちながら、会話の流れを壊さずに次へ進めます。
質問のやり取りをスムーズにするには「リスニング力」が鍵
上記でご紹介した質問するときのフレーズ、質問を受けるときのフレーズをしっかりとおさえれば、会議やプレゼンの質疑応答がやりやすくなります。
一方で、それだけで質問のやりとりが完璧になるわけではありません。
質問のやりとりをスムーズにするためには「リスニング力」が必要である理由と、リスニング力向上の方法を解説します。
相手の質問を理解できないと質問も答えも成立しない
英語での質問や回答のやり取りをスムーズに行うには、相手の発言内容を正確に理解するリスニング力が欠かせません。
どんなに自然な質問フレーズを知っていても、相手の言っていることが聞き取れなければ、的外れな質問や回答になってしまうからです。
例えば会議で、相手が “We might need to postpone the launch by a week.”(ローンチを1週間延期するかもしれない)と言っているのを聞き取れず、「So, you mean we’ll launch this week?(つまり今週ローンチということですね)」と返してしまったら、完全に誤解でちぐはぐなやりとりになってしまいます。
英語でのコミュニケーションは、相手の言葉を正しく聞き取り、その意図を理解したうえで質問や返答を組み立てるプロセスです。
つまり、「リスニング力」がなければ、いくら表現を覚えても実践では活かせません。
質問力を支えているのは、まさにこのリスニング力なのです。
音声変化に慣れれば質問の聞き取りがラクになる
日本人が英語のリスニングを苦手とする最大の理由の一つが「音声変化」です。
私たちは学校で「単語単位で発音される英語」を学びますが、実際の会話では単語同士がつながったり、省略されたりしてまったく違う音に聞こえます。
例えば “run away” は「ラナウェイ」、 “get out of” は「ゲラウロウ」のように、ネイティブスピーカーは音を滑らかにつなげて話します。このリエゾン(音の連結)やリダクション(音の脱落)に慣れていないと、知っている単語でもまったく聞き取れません。
つまり「単語を知っている=聞き取れる」ではないのです。
一方で、この音声変化のパターンを耳で覚え、脳に定着させると、リスニングは一気にラクになります。
英語が「単語の羅列」ではなく「音の流れ」として理解できるようになり、会話のスピードにも自然とついていけるようになります。
質問のやり取りをスムーズにするためにも、まずはこの音声変化に慣れることがリスニング上達の第一歩です。

リスニング力を伸ばすなら「シャドーイング」がおすすめ
「聞き取れる耳」を育てるトレーニングとして最も効果的なのがシャドーイングです。
これは、英語音声を1〜2語遅れて影のように追いかけながら声に出して発話する学習法で、視覚情報に頼らず「耳だけで理解する力」を鍛えられます。
【シャドーイングの主な効果】
◆ 音声知覚が自動化し、質問の聞き取りがスムーズになる
シャドーイングを続けることで、英語の音を「単語」として瞬時に認識できるようになります。リエゾン(音の連結)やリダクション(音の脱落)にも慣れ、聞き間違いが減少。「聞こえた音=意味のある単語」として処理できるようになるため、質問の聞き取りが格段にスムーズになります。
◆ 英語のリズムやイントネーションが自然になる
音声を正確に再現する練習を繰り返すことで、英語特有のリズム・抑揚・間の取り方が自然に身につきます。自分の発音との差にも気づけるため、伝わりやすい英語を話せるようになるのも大きなメリットです。会話のテンポに余裕が生まれ、より自然なコミュニケーションが可能になります。
◆ リスニングとスピーキングの両方の基礎力が向上する
音声知覚が向上すると、耳から入る情報を素早く理解できるようになり、意味処理のスピードが上がります。その結果、相手の意図を正しく把握しながら、自分の考えを英語で整理・返答する余裕が生まれます。英語で質問を受けたときも、即座に「つまり〜ということですね」とまとめて返せるようになり、会話の流れが格段にスムーズになります。
このようにシャドーイングは、リスニングだけでなく英語コミュニケーション全体に好影響を与えるトレーニングです。
質問の意図を正確に聞き取り、的確に返す力を伸ばしたいなら、まずはこのシャドーイングから始めるのが最も効果的です。

英語の「質問力」を鍛えるならシャドテンで実践練習を
英語でスムーズに質問や受け答えができるようになると、会議や商談、面接での印象が格段に変わります。
しかし、フレーズを覚えるだけでは十分ではありません。前述した通り、実際の会話では相手の発言を正確に聞き取り、文脈を理解したうえで質問や返答を組み立てる「リスニング力」が不可欠です。
前項でご紹介したシャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力を効果的に向上させましょう。
シャドテンでシャドーイングの効果を最大化させよう
「シャドーイングをやってみたいけど、正しくできているかわからない」そんな人におすすめなのが、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」です。
シャドテンでは、プロがあなたの音声を毎日添削し、英語特有の音声変化を中心にフィードバックしてくれます。
「どの音を聞き逃しているのか」「どこで発音がずれているのか」を明確に指摘してくれるため、自己流で続けるよりもはるかに効率的にリスニング力を伸ばせます。
また教材は1,000以上、アメリカ・イギリスなど4つのアクセントに対応。実際のビジネスシーンを想定した素材も豊富にそろっており、英語学習の目的やレベルにぴったりと合った教材でトレーニングができます。
さらに、AB再生・スピード調整・スクリプト表示切り替えなど、シャドーイングを快適に続けられる機能も充実しています。
通勤時間などのスキマ時間にも学習しやすい設計であり、忙しい社会人でも取り組みやすいです。プロの添削と実践的な教材で、「聞ける」「伝わる発音」力を効率的に鍛えられるのがシャドテンの最大の魅力です。
質問も回答もスムーズにこなせる英語力を身につけたい方は、ぜひ一度体験してみてください。
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