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英語で「おすすめ」はrecommendだけじゃない!表現を例文付きで紹介

日本語でもよく使う「おすすめ」という言葉。しかしいざ英語にしようとすると “recommend”? “suggest”? “best”? と迷ってしまうことはありませんか。

実は「おすすめ」にあたる英語表現は一つではなく、文脈やフォーマル度によって使い分けが必要です。

しかも日本語の「おすすめ」は主語を省いて婉曲に勧められるのに対し、英語では「誰が」「何を」勧めるのかを明確にする必要があるため、直訳のままだと不自然に聞こえることもあります。

この記事を読めば

  • 「おすすめ」を表す基本の英語表現
  • 「おすすめ」のニュアンスの違い
  • 「おすすめ」の英語フレーズを使いこなす方法

などがわかりますよ。

英語で自然に「おすすめ」と言えるようになれば、会話やプレゼン、メール、提案書などビジネスでのやり取りがぐっと的確になります。

一歩進んだビジネス英語力を身につけたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

「おすすめ」を表す基本の英語表現

「おすすめ」を表す英語表現はいくつもありますが、それぞれ微妙にニュアンスが異なります。

まずは代表的な表現から意味と使い方を整理していきましょう。

最も代表的な表現 ― recommend / recommendation の意味と使い方

recommend は「〜を勧める」、recommendation は「推薦・おすすめ」です。

ビジネスでも日常でも最も汎用性が高く、根拠のある勧めに向いています。

  • I recommend we postpone the launch.
    (発売を延期することをおすすめします。)
  • Our recommendation is to start with the Standard plan.
    (弊社のおすすめはスタンダードプランでの開始です。)

【文法パターン】

① recommend + doing(動名詞)

I recommend taking a break before starting the next task.

(次の作業を始める前に、休憩をとることをおすすめします。)

 recommend の後に動名詞(〜ing)を置いて、「〜することを勧める」という形です。カジュアル〜ビジネスまで幅広く使えます。

② recommend (that) + 主語 + 動詞原形

I recommend that she join the meeting tomorrow.

(彼女が明日の会議に参加することをおすすめします。)

「that節」では 主語+動詞の原形 が続くのが特徴です(仮定法現在)。ややフォーマルで、ビジネスシーンでよく使われます。

③ recommend + 名詞 + to 人

I recommended this restaurant to my colleagues.

(このレストランを同僚におすすめしました。)

recommend の目的語として「物(名詞)」を置き、「to 人」で勧める相手を示します。日常会話やカジュアルなビジネス会話で自然です。

④ recommendation(名詞として使う)

  • Do you have any recommendations?

(何かおすすめはありますか?)

  • She made a strong recommendation to hire him.

(彼を雇うよう強くおすすめしていました。)

recommendation は「おすすめ」「推薦」を表す名詞です。make / follow / ask for などと一緒に使われ、提案や助言を指すときに便利です。

⑤ recommended / ideal / suitable / best(形容詞として使う)

  • This is the recommended configuration.

(これは推奨されている設定です。)

  • This approach is ideal for small teams.

(この方法は少人数チームに理想的です。)

recommended / ideal / suitable / best などは「おすすめの」「適している」といった意味を表す形容詞です。

製品やサービス、手法などを客観的に評価してすすめるときによく使われます。

丁寧に提案するときに使う ― suggest / advisable / consider

やや控えめ・丁寧に「ご提案します」「〜が望ましいと思います」と伝えるときは以下3つの単語が便利です。

  • suggest
  • advisable
  • consider

例:

  • May I suggest that we review the scope?
    (範囲の見直しをご提案してもよろしいでしょうか。)
  • It would be advisable to run a pilot first.
    (まずはパイロット運用をするのが賢明です。)
  • You might want to consider upgrading next quarter.
    (来期のアップグレードをご検討いただくのがおすすめです。)

会話でよく使われる ― go with / I’d go with / my pick

カジュアルな会話や即断が求められる場面では、迷っている相手の背中をそっと押す言い方が自然です。

以下の3つがよく使われます。

  • go with
  • I’d go with
  • my pick

例:

  • If you need flexibility, I’d go with the monthly plan.
    (柔軟性が必要なら、月額プランがおすすめですね。)
  • My top pick is Option B.
    (私のいちおしはオプションBです。)

「おすすめ表示」や販促で使う ― recommended / best / top pick など

Webや店頭のポップ、プレゼンのスライドでは一目で伝わるラベルが有効です。

よく使われる表現には、以下のようなものがあります。

  • Recommended for beginners(初心者におすすめ)
  • Top picks / Editor’s picks(おすすめ/編集部のいちおし)
  • Best seller / Popular choice(売れ筋/人気のおすすめ)
  • Chef’s recommendation / House special(シェフのおすすめ/店の自慢料理)

文脈によって変わる「おすすめ」のニュアンス

同じ「おすすめ」でも、文脈によって適切な英語表現は異なります。

意味を取り違えると押しつけがましく聞こえたり、逆に弱すぎたりするため注意が必要です。文脈によって変わる「おすすめ」のニュアンスを確認しましょう。

「勧める強さ」の違い(recommend / suggest / advise)

同じ「おすすめ」でも、選ぶ単語によって勧める強さは変わります。

  • recommend:根拠に基づく前向きな勧め(ビジネスの基本形)
  • suggest:控えめな提案。「最終判断はあなたに委ねます」の含み
  • advise / advisable:専門家の助言・リスク回避寄りでやや強め

例:

  • We recommend migrating this quarter.(今期中に移行することをおすすめします。)
    ※積極的に「今期中の移行」を勧めるニュアンス
  • We suggest migrating this quarter.(今期中に移行することを提案します。)
    ※選択肢の一つとして「今期中の移行」を示す、控えめなニュアンス
  • It would be advisable to migrate this quarter.(今期中に移行するのが望ましいでしょう。)
    ※状況を考えるとそうするのが賢明だ、という助言・推奨のニュアンス

「個人の好み」か「要件適合」か

日本語の「おすすめ」は個人の嗜好から制度上の最適解まで幅広く使われます。

英語では、主観か要件適合かを言い分けると明確です。

個人の好み(主観的なおすすめ)

個人の好み=主観的なおすすめの場合は、Personally(個人的には)をつけてから説明しましょう。

例:

Personally, I recommend the Pro plan.
(個人的には、Proプランをおすすめします。)

※自分の経験や好みをもとに勧めている

要件適合(客観的・条件に合うおすすめ)

客観的・条件に合うときに「おすすめ」するといった要件適合の場合は、for …(~なら)をつけて条件を提示してから説明します。

例:

For speed, the Pro plan is the best fit.
(スピード重視なら、Proプランが最適です。)

※相手のニーズや条件に基づいて勧めている

フォーマル/カジュアルの使い分け

英語では「おすすめ」表現にも 丁寧さ(フォーマル度) の違いがあります。

場面に応じて使い分けないと、「上から目線」「押しつけがましい」「軽すぎる」など、受け取り方が変わってしまうこともあるため、以下のポイントをしっかりとおさえておきましょう。

フォーマルな表現(ビジネス・公的文書向け)

主に メール・提案書・会議での結論 など、論理性や丁寧さが求められる場面で使います。

「推奨」「助言」として、根拠がある印象を与えたいときに適しています。

よく使う表現:

  • I recommend that we …(私たちが〜することをおすすめします)
  • Our recommendation is …(私たちのおすすめは〜です)
  • It would be advisable to …(〜するのが望ましいでしょう)
  • We strongly recommend …(〜することを強くおすすめします)

例:

  • I recommend that we allocate more resources to this project.
    (このプロジェクトにより多くのリソースを割くことをおすすめします。)
  • Our recommendation is to conduct a market analysis first.
    (弊社のおすすめは、まず市場分析を行うことです。)
  • It would be advisable to update the security policy regularly.
    (セキュリティポリシーを定期的に更新するのが望ましいでしょう。)
  • We strongly recommend implementing this change as soon as possible.
    (この変更をできるだけ早く実施することを強くおすすめします。)

カジュアルな表現(会話・チーム内の雑談向け)

主に 日常会話やチーム内の軽い打ち合わせ など、親しみやすさやスピード感が重視される場面で使います。

「提案・おすすめ」というよりは、「個人的な意見」「選択肢」として柔らかく伝えます。

よく使う表現:

  • You might want to …(〜するといいかもしれません)
    ※控えめ・やわらかい提案。「参考までに」といったニュアンス
  • I’d go with …(〜を選ぶかな/〜がおすすめですね)
    ※自分ならそれを選ぶという、カジュアルで親しみやすい言い方
  • My pick is …(私のいちおしは〜です)
    ※個人的な好み・お気に入りとしてすすめる表現

例:

  • You might want to try the new collaboration tool.
    (新しいコラボツールを試してみるといいかもしれません。)
  • If you want flexibility, I’d go with the monthly plan.
    (柔軟性を重視するなら、月額プランがおすすめですね。)
  • My pick is Option B — it’s simple and effective.
    (僕のいちおしはオプションBです。シンプルで効果的ですよ。)

シーン別「おすすめ」の英語例文集

シーンごとの「おすすめ」の英語例文をおさえておくと、状況に応じて単語を入れ替えるだけで済み、スムーズに言葉が出てきやすくなるもの。

ここではビジネスパーソンが使う頻度の高い場面に絞って例文を紹介します。

英会話で使う「おすすめ」の例文

  • If you’re short on time, I’d go with the template.
    (時間がないなら、そのテンプレがおすすめです。)
  • For remote teams, I recommend async updates.
    (リモートチームには非同期の進捗共有をおすすめします。)

ビジネスメールで使う「おすすめ」の例文

  • We recommend starting with a small pilot to validate the assumptions.
    (前提検証のため、小規模パイロットからの開始をおすすめします。)
  • This plan is recommended for companies with fewer than 50 employees.
    (このプランは従業員50名未満の企業におすすめです。)

プレゼンやスピーチで使う「おすすめ」の例文

  • Our top recommendation is to consolidate vendors to cut costs.
    (最優先の“おすすめ施策”はベンダー集約によるコスト削減です。)
  • To sum up, the Standard plan offers the best value.
    (まとめると、スタンダードプランが最もお得です。)

レポート/提案書で使う「おすすめ」の例文

  • Based on the data, we strongly recommend Option A.
    (データに基づき、オプションAを強くおすすめします。)
  • This approach is advisable given the compliance requirements.
    (コンプライアンス要件を踏まえ、このアプローチが望ましいです。)

「おすすめ」の英語表現を使いこなすのに必要な力

「おすすめ」を表す英語表現を知っていても、相手の発言の意図や状況を正しく理解できなければ会話で活かすことはできません。

ここでは「おすすめ」の英語表現を使いこなすのにリスニング力が重要な理由と、その伸ばし方を解説します。

聞き取れないと正しい「おすすめ」が選べない

例えば相手が「初期コストは抑えたいが、拡張性は確保したい」と言っているのに正確に聞き取れないと、

Personally, I recommend the Pro plan.(主観)

と曖昧に言ってしまい、根拠が伝わらないことがあります。一方で内容をきちんと把握できれば、

Given your constraints, the Standard plan is the best fit now, and you can upgrade later.

(御社の制約を踏まえると、今はスタンダードが最適で、後から上位プランに切り替え可能です。)

と、納得感のある「おすすめ」に言い換えられます。

つまり相手の要望を正確に聞き取れるかどうかが、説得力のある「おすすめ」につながります。聞き取り力が不十分だと、どれだけ表現を覚えても実践では活かせないのです。

リスニング力を伸ばすにはシャドーイングが効果的

前述の通り「おすすめ」の表現を適切に使い分けるには、相手の意図や前提条件を正確に聞き取る力が不可欠です。

そのための効果的な学習法がシャドーイング。英語音声を1〜2語遅れて影のように追いかけながら発話するトレーニングで、実務に直結するリスニング力が身につきます。

【シャドーイングの効果】
シャドーイングを継続することで、音を単語やフレーズとしてまとまりで捉える「音声知覚」が鍛えられます。スムーズに音が捉えられるようになることで意味理解に余裕が生まれ、結果としてリスニング力全体が向上するのです。

また相手の意図が素早くつかめるようになることで、自身の意見を英語化する余裕が生まれるためスピーキングにも大きな効果を発揮します。

加えてスクリプトで確認しながら練習すれば、語彙・文法の定着も進み英語力全体の底上げができるのもシャドーイングのメリットです。

シャドーイングの具体的なやり方はこちらの記事で紹介しておりますので、ぜひあわせてお読みください。

シャドテンでリスニング力を強化し「おすすめ」を的確に使い分けよう

「おすすめ」は英語では “recommend / recommendation / suggest / advisable / best / top pick …” など、目的やフォーマル度によって複数の表現を使い分けます。さらに「個人の好みか要件適合か」「どれほど強く勧めるか」を明確にすると、相手に伝わる精度がぐっと上がります。

これらを実際のビジネス現場で使いこなすには、相手の発言を正確に聞き取るリスニング力が必要不可欠です。シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」を活用し、効率的にリスニング力を向上させましょう。

【シャドテンの特徴】

◆ プロによる毎日の添削
英語特有の音声変化を中心とした発音を、プロが毎日フィードバック。録音を送るだけで改善点が明確になり、独学では気づきにくい弱点を短期間で修正できます。

◆ 1000以上の教材で多様なアクセントに対応
4種類のアクセントに対応した、幅広いレベルの1000以上の教材を収録。自分のレベル・ニーズに合った教材で学習をすることができ、効率的にリスニング力を伸ばせます。

◆ シャドーイングを支える便利機能
AB再生・スピード調整・スクリプト表示切り替えなどの機能を駆使すれば、苦手なフレーズや表現も集中的に練習できます。

相手のニーズを正確に捉え、根拠ある「おすすめ」を英語で自信を持って提示したい方は、ぜひシャドテンを試してみてください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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