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「なるほど」は英語でどう言う?ビジネス・カジュアル別の表現を解説!

会議や商談の最中、相手の説明に「なるほど」と返す場面は少なくありません。

日本語ではごく自然に出てくるこの一言ですが、いざ英語で言おうとすると「I see」しか思いつかなかった…そんな経験はありませんか?

実は「なるほど」は状況によって意味が微妙に変化し、英語では一つの表現に置き換えられないことが多い言葉です。適切に言えるかどうかで、相手に伝わる「理解度」や「共感度」が変わってきます。

この記事を読めば

  • 「なるほど」の英語表現と具体例
  • 「なるほど」の英語表現ごとのニュアンスの違い
  • 「なるほど」を使いこなすにはリスニング力が大切である理由

などがわかりますよ。

「I see.」一辺倒から卒業し、一歩進んだ英語表現を身につけたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

日本語の「なるほど」が持つ意味と英語との違い

日本語の「なるほど」とまったく同じ意味を持つ英単語はありません。

なぜなら「なるほど」は単なる理解のサインではなく、シーンや状況により複数のニュアンスを含むものだからです。日本語の「なるほど」が持つ意味と、英語に直訳できない理由を解説します。

「理解」「納得」「共感」を含む多層的な表現

例えば部下の報告を聞いて「なるほど」と返すときは理解のニュアンス、同僚のアイデアに「なるほど、それは面白いね」と言えば共感が含まれます。

つまり日本語の「なるほど」は、一言でも相手への反応が変わる便利かつ奥深い表現なのです。だからこそ、英語では場面ごとに適切な表現を選び分けることが重要です。

英語に直訳できない理由と注意点

英語では「なるほど」にあたる単語は存在せず、状況に応じてフレーズを使い分ける必要があります。

日本語の「なるほど」感覚で「I see」ばかりを使うと、相手に軽く聞き流している印象を与えることもあるので注意が必要です。

「なるほど」の英語表現を多く知り、状況にあったものを使うことで、適切な返しができるようになります。

基本の「なるほど」を表す英語フレーズ

まずはどんな場面でも使いやすい基本の表現を押さえておきましょう。特にビジネス英会話では、相手の説明をきちんと理解していることを示す一言が信頼関係につながります。

シンプルでも正しく使えるフレーズを知っておけば、会話がスムーズに進みますよ。

I see.(なるほど)

最もシンプルな表現です。

理解を示す万能フレーズですが、声のトーンによっては「ふーん」と軽く聞き流している印象にもなるので注意しましょう。

例:

A: “The deadline has been moved to next Friday.”
(締め切りが来週金曜に延びました。)

B: “I see. Thanks for letting me know.”
(なるほど、知らせてくれてありがとう。)

That makes sense.(納得しました)

「理にかなっている」という意味を持ち、ビジネスで相手の説明を肯定するときに便利です。

例:

A: “We changed the plan because of the budget.”
(予算の都合で計画を変更しました。)

B: “That makes sense. We need to stay within limits.”
(なるほど、制約内に収める必要がありますね。)

Got it.(了解しました)

カジュアルで軽快な表現です。上司への返答には不向きですが、同僚や友人との会話でよく使われます。

例:

A: “Please send me the file by noon.”
(正午までにファイルを送ってください。)

B: “Got it.”
(了解です。)

ネイティブがよく使う自然な「なるほど」表現

シンプルな “I see” だけでは単調に聞こえることもあり、場面に応じて表現を変えることで会話がより自然に、そして豊かになります。

実際の英会話を観察してみると、微妙なニュアンスを伝えるために多彩なフレーズが使われていることがわかるでしょう。

ネイティブが日常的に使う「なるほど」という意味を含む表現を見ていきます。

 I get your point.(なるほど、言いたいことは分かります)

議論中に相手の意見を理解したことを示す表現には、以下のようなものがあります。

例:

A: “We should focus on customer feedback.”
(顧客の声に集中すべきです。)

B: “I get your point, but we also need data.”
(なるほど、でもデータも必要ですね。)

Now I understand.(なるほど、やっと分かりました)

説明を聞いて腑に落ちたときに使える表現です。

例:

A: “The numbers look different because of the new calculation method.”
(新しい計算方法のせいで数字が違って見えるんです。)

B: “Ah, now I understand.”
(なるほど、そういうことですか。)

Oh, right.(ああ、なるほど)

軽く共感・理解を示すときに自然です。

例:

A: “The meeting is postponed to Monday.”
(会議は月曜に延期されました。)

B: “Oh, right.”
(ああ、なるほど。)

ビジネスシーンで使える丁寧な「なるほど」英語

ビジネスの場では、丁寧かつ誠実に理解を示すフレーズが求められます。

相手の発言をしっかり受け止める一言は、信頼関係の構築や商談のスムーズな進行にも直結します。状況に応じた表現を選ぶことで、プロフェッショナルな印象を与えられるでしょう。

ビジネスシーンで使える、「なるほど」という意味を含む表現を見ていきます。

I understand your concern.(ご懸念は理解しました)

相手の立場を尊重し、一定の理解を示すニュアンスを含ませることができる表現です。

例:

A: “I’m worried about the tight schedule.”
(スケジュールが厳しいのが心配です。)

B: “I understand your concern. Let’s discuss solutions.”
(なるほど、ご懸念は理解しました。解決策を話し合いましょう。)

I see what you mean.(おっしゃる意味は分かります)

相手の説明や意見に納得したときに使える便利な表現です。

例:

A: “We need more training for new staff.”
(新入社員にはもっと研修が必要です。)

B: “I see what you mean. That’s important.”
(なるほど、確かに重要ですね。)

That’s a good point.(いいご指摘ですね)

相手の意見を評価しつつ理解を示す表現です。

この1文を加えておくと、仮に相手の指摘に同意していなかったとしても、相手へのリスペクトを見せながら反対意見を伝えることができます。

例:

A: “We should also consider international clients.”
(海外の顧客も考慮すべきです。)

B: “That’s a good point. We can’t overlook that.”
(なるほど、確かに無視できませんね。)

カジュアルな場面での「なるほど」表現

日常会話ではフランクな相槌が自然です。

気軽なやり取りで堅苦しい表現を使うと不自然に聞こえることもあるため、リラックスした雰囲気に合ったフレーズを選ぶことが大切です。

こうした一言があるだけで、会話のテンポがぐっとスムーズになります。カジュアルな場面での「なるほど」という意味を含む表現を見ていきましょう。

Gotcha.(了解!)

友人や同僚とのカジュアルな会話でよく使います。

例:

A: “Let’s meet at 7.”
(7時に会いましょう。)

B: “Gotcha.”
(了解!)

Right, I see.(なるほどね)

軽い納得感を示すときに使える表現です。

例:

A: “I didn’t join because I was sick.”
(体調不良で参加できなかったんです。)

B: “Right, I see.”
(なるほどね。)

Ah, okay.(ああ、そうなんだ)

さらっと理解を示すフレーズです。

例:

A: “The shop is closed on Mondays.”
(その店は月曜は休みです。)

B: “Ah, okay.”
(ああ、なるほど。)

「I see」と他の表現の違い

「I see」ばかりでは単調に聞こえるので、状況に合わせて他の表現と使い分けることが大切です。似たフレーズでも微妙にニュアンスが異なるため、誤解なく自分の気持ちを伝えるには正しい選択が欠かせません。

「I see」と他の表現の違いを知り、自分の感情や考えにあった「なるほど」を意味する英語表現を選びましょう。

ここからは「I see」と他の表現の違いを解説します。

「I see」は理解・共感の万能フレーズ

“I see.” は最も基本的で万能な「なるほど」にあたる表現です。

相手の説明を理解したことを示すときに幅広く使えますが、あまりに多用すると単調に聞こえたり、フォーマルさに欠ける印象を与えることもあります。

例:

A: “The deadline has been extended.”
(締め切りが延びました。)

B: “I see.”
(なるほど。)

「That makes sense」とのニュアンスの違い

“That makes sense.” は「理にかなっている」というニュアンスを含み、単なる理解ではなく「納得」を表します。一方で “I see.” は理解を示すだけなので、同じ「なるほど」でも温度感が異なります。

相手の説明に納得し、同意を示したい場面では “That makes sense.” のほうが適切です。

例:

A: “We reduced the budget to focus on essentials.”
(重要な部分に集中するため予算を削りました。)

B: “That makes sense.”
なるほど、納得しました。)

「なるほどね」と軽く返すときの表現

軽い相槌として「なるほどね」と言う場合には “Oh, right.” や “Gotcha.” が自然です。

これらはビジネスよりも日常会話で使われることが多く、フランクな理解や共感を示すときにぴったりです。フォーマルな場で使うとカジュアルすぎる印象を与えるため、場面を選びましょう。

例:

A: “I missed the meeting because of traffic.”
(渋滞で会議に遅れました。)

B: “Oh, right. Gotcha.”
(なるほどね、了解です。)

 「なるほど」をつかいこなすには「リスニング力」が大切

状況やシーンにあった「なるほど」という英語フレーズを使いこなすには、ただ単に英語表現を知っているだけでは不十分です。

「なるほど」を適切に使いこなすにはリスニング力が重要である理由と、リスニング力向上の方法を解説します。

相手の話がわからなければ適切な「なるほど」が選べない

単語だけを拾えても、会話の流れやニュアンスを理解できなければ、不自然な「なるほど」になってしまいます。

例えば相手が

“I think we should adjust the schedule.”(スケジュールを調整したほうがいいと思います)

と言っているのに、単に “I see.” と返すだけでは、納得なのか共感なのかが伝わらず不十分です。

また、同僚が

“We also need to consider our overseas clients.”(海外の顧客についても考慮する必要がありますね)

と話しているのを聞き取れなければ、本来なら “That’s a good point.”(なるほど、いい指摘ですね)と返せるところを逃してしまいます。

結局相手の意図を正しく理解できなければ、適切な「なるほど」を選んで自然に返すことはできないのです。

リスニング力強化には「シャドーイング」

リスニング力と総合的な英語力を伸ばすうえで効果的なのが、シャドーイングです。英語音声を1〜2語遅れて声に出すこの練習法には、次のようなメリットがあります。

◆ 音声知覚の向上
シャドーイングを続けることで、音を単語・フレーズとして捉える力「音声知覚」が向上します。リエゾン(音のつながり)やリダクション(音の省略)が起こりやすいフレーズを聞き分けられれば、相手の意図を理解して「なるほど」と自然に返せるようになります。

◆ リスニング全体の底上げ
音声知覚が自動化され、相手の説明や背景の意図も余裕をもって理解可能です。会話が早口でも意味を取りこぼさず、自然に内容が頭に入ってくるようになります。

◆ スピーキング力の向上
相手の発言を正しく聞き取れることで、状況に合った「なるほど」を瞬時に返せるようになるのもシャドーイングのメリットです。リスニング力が向上した結果スピーキングにも余裕が生まれ、会議や商談、日常会話でも自然な返しが可能になるのです。

◆ 発音・リズム感の改善
音源をそっくり真似する過程で、ネイティブらしいイントネーションや発音が身につきます。聞き取りやすく相手に伝わりやすい英語に近づけることができます。

シャドーイングは、「なるほど」と返すために必要な“聞く・理解する・話す”の力を同時に鍛えられる学習法です。

シャドテンで「なるほど」の英語表現をつかいこなせるようになろう

英語の「なるほど」は、状況や相手との関係によって表現を変える必要があります。そして、その使い分けには相手の言葉を正確に聞き取るリスニング力が欠かせません。

日頃からシャドーイングで耳と口を鍛えておくと、理解や共感を示す「なるほど」も文脈に合った形で自然に返せるようになります。

「シャドテン」で伸ばす“なるほど力”

シャドーイングの効果を最大化させるのが、シャドーイング特化型アプリ 「シャドテン」 です。

シャドテンには以下のような特徴があり、ビジネスの現場で求められるスピード感のある英語を正確に聞き取り、状況に合った「なるほど」を自然に返せる力を効率的に伸ばせます。

◆ プロによる毎日の添削
シャドテンでは、英語特有の音声変化を中心とした発音について、プロが毎日添削し、具体的なフィードバックをくれます。録音した課題を送るだけで改善点が明確になり、独学では気づけない発音の癖やリスニングの弱点を短期間で修正できます。これにより、相手の発言を聞き取って的確に「なるほど」と返す力が身につきます。

◆ 1000以上の教材で多様なシーンに対応
4種類のアクセントに対応した1000以上の教材を収録。多様なシーン、様々なレベルの教材があり、適切な負荷をかけながら効率的にリスニング力を向上させられます。

◆ シャドーイングを支える便利機能
AB再生やスピード調整、スクリプト表示の切り替えなど、苦手なフレーズを集中的に練習できる機能が充実しています。

知識として知っているフレーズを、実際のビジネス現場で自然に使える力に変えたい方は、ぜひ一度シャドテンを試してみてください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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