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海外出張で求められる英語レベルとは?鍛え方やセルフチェックを紹介!

海外とのプロジェクトが当たり前になった今、「会議は何とか聞き取れるけれど、質疑応答で固まってしまう」「現地スタッフとの雑談が続かない」——そんな不安を抱えたまま出張に飛び立つビジネスパーソンは少なくありません。

この記事では

  • 海外出張で求められる具体的な英語レベル
  • 自分の英語力を客観的に評価する方法
  • 最短で海外出張に必要な英語レベルまで向上させる方法

を解説します。

自信をもって海外出張に臨みたい方は、ぜひご一読ください。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

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目次

海外出張に必要な英語レベルの全体像

「海外出張に必要な英語レベル」とは具体的にどのようなものなのでしょうか。まずは海外出張に必要な英語レベルの全体像を確認していきましょう。

海外出張シーン別|具体的なビジネス英語レベル

同じ「海外出張」でも、求められる英語力はシーンによって大きく異なるもの。ここでは典型的なビジネス場面を切り分け、到達すべきレベルを解説します。

ビジネスミーティングでの英語レベル

【求められる力】
発言の意図・論拠・数字を即理解し、20秒以内など短時間で要点をまとめて発言できる。

【英文レベルの例】
“From my perspective, the key driver behind Q3 growth is our revised pricing strategy.”
(私の見解では、第3四半期の成長をけん引した主な要因は、価格戦略の見直しです。)

ビジネスミーティングでは “誰が・なぜ・どの数字を根拠に語っているか” を瞬時に把握し、発言の順番が来たら論点をズラさずに返す俊敏さが求められます。

議論の流れを追うだけでなく、聞こえたキーワードをメモしながら自社への影響・次のアクションを即時に言語化できるかがカギです。

プレゼンテーション実施時に求められるレベル

【求められる力】
スライドを見ずに自社数字を語り、想定外の質問も自分の言葉で捌ける。

【英文レベルの例】
“Let me address your concern regarding ROI; our forecast indicates a 12 % payback within 18 months.”
(ROI(投資収益率)に関するご懸念についてご説明させてください。当社の予測では、18ヶ月以内に12%の回収が見込まれています。)

プレゼンテーション時には、指標やロジックを “暗記” ではなく “理解” しているかが試される場面が多くあります。

聴衆の表情を読み取りながら語調を調整し、質疑応答では結論→根拠→データの順で即応することで、説得力と信頼性を同時に高められます。

メール・報告書作成に必要なビジネスライティング力

【求められる力】
5段落構成で結論→理由→行動要請を簡潔に書く。

【英文レベルの例】
“Please find attached the revised timeline. Kindly confirm if the milestones align with your availability.”
(文字情報は証拠として残り続けるため、誤解を生まないロジカルな構成が不可欠です。)

「何についてのメールなのか」「このメールを読んだあとどのような行動を取るべきなのか」を明確にし、相手がメールの要点を把握しやすいようにしておきましょう。

電話会議でスムーズにやり取りできるリスニング力

【求められる力】
回線の遅延・各国アクセントを踏まえ、発言を一度で聞き取る。

【英文レベルの例】
“Let’s move the shipment to June 14th instead of July 4th, to avoid the holiday backlog in Houston.”
(ヒューストンの休日による遅延を避けるため、出荷を7月4日ではなく6月14日に前倒ししましょう。)

雑音やクロストークが入りやすい電話会議では「聞き返しゼロ」で議論を前に進めること自体が信頼を生みます。

聞き取りづらい場面は、早めに “Could you repeat the figure for clarification?” と主導権を取り直す姿勢も重要です。

交渉・契約締結に必須の表現力

【求められる力】
条件・制約・譲歩を正確に言語化し、合意文言を作る。

【英文レベルの例】
“We can agree on a 3% rebate provided the minimum order volume reaches 10,000 units per quarter.”
(四半期ごとの最低発注数量が1万ユニットに達することを条件に、3%の値引きには同意できます。)

交渉時には、金額・数量・スケジュールを曖昧にせず、If/Unless/Provided that など条件節を駆使してリスクを最小化する表現力が、法務レビューの時間も短縮します。

カジュアルな現地スタッフとの会話レベル

【求められる力】
軽い冗談や小ネタを交え、人間関係を滑らかにする。

【英文レベルの例】
“I tried feijoada last night—it was amazing! Any other local dishes you recommend?”
(昨夜フェイジョアーダを食べてみたんです -すごく美味しかったですよ!他におすすめの地元料理はありますか?)

仕事以外の話題で距離を縮められると、情報共有やトラブル対応が格段にスムーズになります。

現地の食文化・スポーツ・休日習慣を事前にリサーチしておき、共通項を探す “スモールトーク用ネタ帳” をスマホにメモしておくと安心ですよ。

海外出張の目的に合わせて必要な英語レベルとスキルを確認する

前述した英語レベルや例文は、あくまで一般的な目安です。

実際に求められるスキルや表現力は、出張の「目的」や「役割」によって大きく変わります。だからこそ、まずは自分の出張が何を達成するためのものなのかを明確にし、それに応じた英語スキルを重点的に伸ばすことが重要です。

例えば「現地サプライヤーとの工場監査」が中心の場合、長文のプレゼン能力よりも正確なリスニング力と現場指示の語彙力が求められます。一方で、「国際カンファレンスへの参加」が目的なら、英語でのプレゼン自体よりも質疑応答での瞬発力が問われます。

このように、出張の種類ごとに求められる英語スキルの「バランス」は大きく異なります。

出張に備えて闇雲に英語全体を底上げするのではなく、まずは出張の目的を明確にし、「何ができる必要があるのか」から逆算することで、学習効率も飛躍的に高まるはずです。

自分の英語レベルを客観的に評価しよう

自己評価だけでは弱点が見えにくいもの。資格試験+セルフチェックでギャップを可視化します。

TOEIC/英検換算で見る海外出張適性

英語力を客観的に測るうえで、TOEICや英検のスコアは有効な指標となります。

ここでは、海外出張で求められるおおよその水準を整理しました。あくまで目安ですが、自分の得点と照らし合わせることで、どのスキルを優先的に強化すべきかが明確になります。

◆TOEIC 800点前後/英検準1級

議論の流れを理解し、要点を押さえて発言できるレベルです。受け身の理解にとどまらず、自分の意見を簡潔にまとめて伝える力が求められます。電話会議やミーティングでも、発言の意図を読み取って柔軟に対応できる実務的な力が備わっている状態です。

◆TOEIC 900点以上/英検準1級上位~1級

多国籍メンバーをまとめて会議を主導し、交渉や意思決定を円滑に進められるレベルです。相手の話を単に理解するだけでなく、文化的背景や微妙なニュアンスもくみ取りながら対応する運用力が必要になります。複雑な契約文書の読解や、議事録の正確な記録にも対応できる語彙力・構文力が求められます。

なお英語力はスコアだけで評価を終わらせるのではなく、「このスコアを取ったら何ができるようになるか」という視点で把握することが重要です。

例えば「あとリスニング50点を伸ばせば、電話会議での聞き返しが減る」「英検の長文読解に慣れれば契約書の読み方も楽になる」といった具体的な目標を立てれば、英語学習の方向性も明確になるでしょう。

スピーキング・リスニング・ライティングのセルフチェックリスト

資格試験のスコアだけでは見えにくい「実務対応力」を測るためには、スキルごとのセルフチェックが役立ちます。以下のチェックリストをもとに、自分の強みと課題を洗い出してみましょう。

スキルチェックポイント
Speaking60秒以内に自社製品を英語で簡潔に紹介できるか
Listening電話会議で相手が話した数字や固有名詞を一度で聞き取れるか
Writing「結論→理由→依頼」の構成で、約140語以内で簡潔にビジネスメールを書けるか
Reading英文メールや会議資料を辞書なしで読み、要点を3行で説明できるか

これらはどれも、実際の出張先やオンライン会議で頻出する場面です。

例えば製品紹介では言葉に詰まらずに自信を持って話せるかどうかが相手の信頼を左右しますし、数字の聞き取りミスは商談の精度に直結します。

できない項目がある場合は、そこがまさに今の学習ターゲットです。弱点の把握は、強み以上に実践力を高める一歩になります。

リスニング力を上げて海外出張を乗り切る!短期間で効果を上げるには

海外出張の成否は、主に「聞き取れるか」に集約されます。

ここでは海外出張でもっとも大切なスキルがリスニングである理由と、最速でリスニングを底上げする具体策を紹介します。

海外出張にリスニング力がもっとも重要な理由

海外出張が成功するか否かは、リスニング力次第と言っても過言ではないでしょう。海外出張にリスニング力がもっとも重要となる理由は、以下の3つです。

①英会話の基本は「リスニング」

会話は、相手の発言を正確に聞き取り、その意図を理解した上で適切に反応するサイクルで成り立ちます。

リスニング力が不十分だと、いくらスピーキング力があっても誤解や的外れな返答につながり、円滑なコミュニケーションは難しくなります。

一方、リスニング力があれば簡単な表現でも適切に対応でき、「確認の上ご連絡します」といったやり取りで会話を止めずに進められるもの。

相手の文脈やトーンを正しく汲み取り信頼を築くためにも、リスニング力の強化は欠かせないのです。

②リスニングができないと業務がこなせない

リスニング力が不足すると、指示や要件の聞き間違いから誤発注や仕様のずれが起きやすくなります。例えば、部品の型番を取り違えて発注し、納期の遅延や追加コストが発生…といったことにもつながりかねません。

さらに会議での聞き漏れが議事録の抜けにつながり、関係者の確認作業が増えることで業務効率が低下します。こうした手戻りは時間とコストの浪費だけでなく、社内外の信頼にも影響を及ぼすもの。

リスニング力の強化は、トラブルを防ぎ、円滑な業務遂行を支える重要な基盤です。

③リスニングは補助ツールが使いづらい

リーディングやライティングでは、Google翻訳やDeepLなどの翻訳ツールを活用して、わからない語句をその場で確認できます。スピーキングも、(本質的な解決ではないものの)通訳アプリで一時的に対応することは可能です。

しかし相手のタイミングありきのリスニングだけは別です。仮に海外出張時に即座に聞き取れなかったときに「通訳ツールを起動するので、もう一度話してください」とは言いづらいでしょう。

補助ツールに頼れないリスニングこそ、自力で鍛えておくべき最重要スキルなのです。

シャドーイングで音声知覚を向上させる

前述の通り、海外出張を成功させるポイントは「リスニング力」です。リスニング力向上に絶対的な効果を発揮するのが「シャドーイング」です。

シャドーイングは聞こえた英文の1~2語後を、影のように追いながら発話するトレーニング方法です。英語の音を聞いてすぐ発話することで「音声知覚」が鍛えられ、単語の認識スピードが大幅に向上します。音声の処理がスムーズになると、意味理解にも余裕が生まれ、会議や電話などのリアルタイムな場面でも対応しやすくなります。

さらに発音やリズムにも自然と慣れるため、スピーキング力の底上げにも効果的です。

シャドーイングをつづけることで、出張先で求められる実践的な英語力を確実に伸ばすことができます。

プレゼンなどの事前準備を完璧にしておく

プレゼンや会議では、スピーキング力そのものよりも「準備の質」が成果を左右します。話す内容や想定問答をあらかじめ準備しておくことで、本番中はリスニングに集中でき、英語での発信も格段にスムーズになります。

以下のポイントを押さえておけば、想定外の質問にも落ち着いて対応できるはずです。

◆想定問答集を作成し、空で説明できるまで練習する
プレゼン資料のノート欄などに、よくある質問と回答を記入し、繰り返し口頭練習を行うことで、咄嗟の発話が安定します。

◆数字は丸暗記せず、比較・変化軸で語れるように整理する
例えば「前年比+12%」のような表現は、「昨年との比較でどれほど改善されたか」を伝えるための語彙や構文とセットで準備しておくと有効です。

◆質疑応答は「結論→理由→具体例→再結論」の構成で回答を組み立てる
この型を意識することで、内容がぶれずに簡潔で説得力のある返答が可能になります。

定型フレーズを覚えておく

ビジネス英語では、どのような場面でも使える「定型フレーズ」を持っているだけで、応答の負担が大幅に軽減されます。

特に海外出張では咄嗟に自分の言葉で考える余裕がない瞬間も多く、事前に準備したフレーズが“安心の切り札”になります。

以下は、そのまま使える汎用フレーズの例です。

“Could you clarify your last point?”
(先ほどのポイントをもう少し詳しく説明していただけますか?)

“Let me get back to you after confirming with our legal team.”
(法務チームに確認してから、あらためてご連絡させてください。)

“I appreciate your candid feedback.”
(率直なご意見をありがとうございます。)

このようなフレーズをあらかじめ30個ほど暗記しておくことで、いざというときの応答がスムーズになります。

単に英語が話せるかどうかではなく、「適切な言い回しを即座に出せるか」が、ビジネスシーンでの信頼感につながるのです。

まとめ|シャドテンで海外出張がこなせる英語レベルまで向上させよう

海外出張に必要な英語レベルは、出張の目的や内容により様々なもの。しかしどんな目的にせよ、海外出張が成功するかどうかは「リスニング力」次第です。

リスニング力を向上させるのにおすすめなのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドテンには以下のような特徴があり、海外出張に必要な英語レベルまで効果的に向上させることができます。

【シャドテンの特徴】

◆プロによる毎日の添削
毎日ネイティブ講師があなたのシャドーイング音声をチェック。音声変化・発音・イントネーションの良点と改善点を具体的にフィードバックしてくれるため、自己流では気づきにくい癖を確実に修正できます。海外出張に必要なリスニングレベルまで、効果的に向上させられます。

◆1000以上の多彩な教材
ビジネス会議から日常雑談まで、1000以上のスクリプトを収録。海外出張時にも役立つフレーズを用いながら学習できます。

◆4つのアクセント
4つのアクセントを収録しており、海外出張時に出会う様々な国のアクセントに対応しやすくなります。

◆便利な機能
AB再生で苦手区間を繰り返し、再生速度も0.5倍〜2倍で調整可能。スクリプトの表示/非表示切り替えもワンタップで、ストレスなくシャドーイングのトレーニングができます。

シャドテンでは7日間の無料体験を実施しているので、この機会にぜひ使いやすさを実感してみてください!

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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