「留学に行ったけれど結局キャリアアップにつながらなかった…。」「留学先で様々な学びがあり、とても有意義な経験ができた!」
留学体験談などを見ると、留学の失敗体験談も成功体験談もどちらもたくさん見つけることができます。
結論から言うと、留学が実りあるものになるかどうかは、留学前の英会話力にあるといっても過言ではありません。
この記事では
- 留学前の英会話力が留学の質を左右する理由
- 留学前に必要な英会話力
- 留学前に取り入れたい効果的な英会話学習法
などをわかりやすく解説します。
留学を実りあるものにしたい方、留学でしっかりと成果を上げたい方は、ぜひご一読ください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。
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留学の充実度は留学前の英会話力に比例する
留学前に英会話力をいかに伸ばすかで、授業理解・人脈形成・メンタル面まで留学体験の質は決定づけられます。
留学の充実度は留学前の英会話力に比例する理由を解説します。
授業理解と学術成果の質が向上する
講義の理解度は英会話力、特にリスニング力で決まります。入学直後から講義の内容が聞き取れれば、ノート作成も議論も余裕を持って対応できるからです。
知識を“受け取る→整理する→質問する”までの処理速度が上がるため、同じ授業時間でも吸収量が飛躍的に増えます。逆に聞き取れない状態ではスライドを追うだけで精一杯になり、復習に倍の時間がかかり、テストや評価にも直結します。結果として、履修科目のGPAや学位の質にも明確な差が生まれるのです。
さらに英会話力があれば、クラスメイトや教授ともコミュニケーションがとりやすく、研究テーマの発見や共同プロジェクト参加など、学外チャンスにもアクセスしやすくなります。
結論として英会話力の差は授業理解と学術成果の質に直結しており、英会話力があることによってもたらされる好循環は卒業後のキャリアでも有効と言えるでしょう。
人脈形成とキャリア機会が拡大する
留学生活の醍醐味は多国籍の仲間と築くネットワークです。渡航前に英会話力を磨いておけば、初対面のアイスブレイクからグループワーク、週末の旅行計画まで自然に輪に入れます。言語への不安がない人は新しい友人に積極的に質問し、相手の価値観を深掘りできるため短期間で信頼を獲得できるのです。こうした横のつながりがそのままインターン紹介や共同起業の誘いに発展するケースも多く報告されています。
逆に会話がぎこちないと、文化誤解を恐れて消極的になり、気づけば同国人コミュニティだけで閉じた生活を送ることになりかねません。
留学前の英会話準備は、人脈という“無形資産”を最大化する投資であり、最終的には帰国後のキャリア形成にも直結するため軽視できないものなのです。
自己効力感が高まり学習モチベーションが持続する
学業や人間関係だけでなく、留学中のメンタルヘルスにも英会話力は直結します。言いたいことが伝わらず周囲のスピードにもついていけない状況は、大きなストレスを生むからです。
反対にスムーズに意思疎通できると、小さな成功体験が積み重なり“自分はやれる”という自信につながります。ポジティブな感情は課題に挑戦する意欲を高め、結果として学習成果をさらに押し上げる好循環を生みます。
語学力は単なる手段ではなく、留学生活全体を支える基盤そのものです。事前に英会話力を高めておけば、急なトラブルや異文化ショックにも前向きに対応できる精神的な余裕が生まれるでしょう。
留学前に目指すべき英語力の目安(TOEFL換算)
前述した通り、留学前に英会話力を向上させておくことが、留学の質を上げる第一歩です。
留学前に目指したい英会話力の目安を、TOEFL換算でご紹介します。
リスニング:TOEFL iBT 22点以上が推奨ライン
ETS の “Understanding Your TOEFL iBT Scores” によれば、Listening 22〜30 点は Advanced(CEFR C1 相当) に分類されています。
抽象的・専門的な講義でも主要内容と詳細を安定して聞き取り、情報を統合できるレベルとも言えるでしょう。
また米国上位大学の出願要件をまとめた TOEFL Acceptance Map (2023)を見ると、総合 80〜90点が多く、オハイオ州立大学 79 点、ジョージア工科大学 90 点(各セクション19点以上)などが代表例です。
総合80点を超えるにはリスニングでも20点台が実質的に必要となるため、Listening22点 をひとつの実用ラインとして設定しておくと、ほとんどの大学で講義に適応できる英語力を確保できます。
スピーキング:TOEFL iBT 20 点以上が「授業で発言できる」目安
同じくETS 公式 “Understanding Your TOEFL iBT Scores” によると、Speaking 20〜24 点は High‑Intermediate(CEFR B2) に分類されます。
ここでは「大半の一般的な話題で効果的に意思を伝えられるが、複雑・抽象的な内容では発話構成や語句の精度に課題が残る」と見積もられます。
また2023年版 TOEFL Acceptance Mapによれば、米国上位校の多くが 総合 80〜90 点 を最低値とし、セクション別に 20点以上を求めるケースが増えています。
「総合 80 点+Speaking 20 点」 が1つの目安とも言え、渡航前に Speaking 20 点 を超えておくことが望ましいと言えます。
これらの数字はあくまで目安ではありますが、留学前にまずはめざすべき英語力として認識しておきましょう。
留学前に特にリスニング力を強化するべき理由
留学の充実度は留学前の英会話力に比例すると前述しましたが、特に留学前に強化したいのが「音声知覚と意味理解=リスニング力」です。
なぜなら英会話の基本は「相手の言うことを理解し、それに対して反応する」ことだからです。相手の言うことが理解できれば、簡単な単語をつなげて返答したり、ジェスチャーなどを含めながら乗り切ることができます。逆に相手の言っていることがわからなければ、適切な対応ができません。
また正しく音を認識できなければ、正しい英語の発音もできません。リスニング力を上げ、音を正確に拾えるようになることが、発音力向上→スピーキング力向上のカギでもあるのです。
英語4技能や単語・文法力を伸ばすのはもちろんですが、特にリスニング力強化を中心に留学前の英語学習を進めていきましょう。
留学前に取り入れたい英語学習法3選
実りある留学を実現させたいなら、留学前の英会話力をできるだけ向上させることが大切です。特にリスニング力を中心に英語力を鍛えることで、スムーズに留学生活をスタートさせることができるようになります。
留学前に取り入れたい、英会話力向上に効果的な英語学習方法を3つご紹介します。
①シャドーイング
<概要>
スクリプトを見ずに、流れてくる英文を 1〜2語遅れて“追いかける”ように発声するトレーニングです。耳で拾った音を即座に口へ反射させることで、リスニングとスピーキング(発音)を同時に鍛えます。
<期待できる効果>
- 音声知覚(音と単語を結び付けること)の自動化
- 発音・リズム・イントネーションの改善
<ステップ>
- 内容把握(最大 3 回)
音声を通しで聞き、テーマや流れを大づかみに理解する。 - 精聴+確認
スクリプトを参照しながら再度視聴し、細部の語句・文法をチェック。 - オーバーラッピング(×5 回)
テキストを見たまま、音源とぴったり同時に発声して音をコピー。 - シャドーイング(×20 回以上)
スクリプトを閉じ、音声の 1〜2 語後ろを追いかけて発声。 - 録音&フィードバック
自分の声を録音して、発音・リズム・抑揚のズレをセルフチェック。
音を“聞く→即言う”動作を繰り返すことで、脳内に 「音と語・フレーズのリンク」 が蓄積します。例えばrun awayが「ラナウェイ」と聞こえても、瞬時に2語と識別できるようになります。音声知覚に余裕が生まれるほど意味処理が滑らかになり、リスニング全体の負荷が大幅に軽減するのもポイントです。
同時に、ネイティブのイントネーションやストレスパターンを身体で再現し続けるため、発音の精度とリズム感も自然に向上します。
「聞く力」と「話す力」を並行して伸ばしていくことができるトレーニング方法です。
②ディクテーション
<概要>
流れてくる英語を“耳→目→手→口”の順で処理し、一語一句を書き留めるトレーニングです。音声を文字情報に変換することで、聞いた内容を確実に捉えて定着させます。
<期待できる効果>
- 音声知覚と意味理解の強化
- 文法運用力の底上げ
<ステップ>
- まず音声全体を通して聞き、ストーリーや話題をざっくり把握する。
- 1〜2文で区切って再生を止め、そのままの音をノートに書き取る。
- 書き上げた文章とスクリプトを突き合わせ、聞き漏らした語や文法の抜けを辞書や参考書でチェック。
- 正しいスクリプトを見ながら音源をまねて音読し、リズム・イントネーションまでコピーする。
ディクテーションは「聞く→書く→声に出す」という三段階で、音の認識と意味処理を同時に鍛えられるのが最大の特徴です。書き取る過程で、冠詞・前置詞の有無や語末の発音など、普段聞き流しがちな細部に意識が向き、英文構造の理解が深まります。
ただし文字情報に頼りすぎると「読めば分かるけれど聞き取れない」という状態に陥りがちです。純粋なリスニング力を底上げしたいなら、スクリプトを見ない シャドーイング など視覚に頼らないトレーニングも併用し、バランス良く鍛えましょう。
③瞬間英作文
<概要>
目にした/耳にした日本語文を 3〜5 秒のうちに英語語順へ再構築し、そのまま声に出すスピードトレーニングです。日本語→英語の“変換回路”を高速化し、会話で詰まらない反射力を養います。
<期待できる効果>
- 概念化 → 文章化の時短 … 伝えたい内容を即座に英文に組み替えられる
- 頻出文型の自動化 … 使える文型が身体レベルで定着し、表現の幅が拡大
<ステップ>
- 日本語文を見たり聞いたりした後、意味を把握。
- 制限時間 3〜5 秒 で英文を頭に組み立て、口頭でアウトプット。
- 模範解答と照合し、語順・語法のズレを確認・修正。
訓練を重ねると、日本語で考えることなく、英語の語順でダイレクトに発話できるようになります。さらに、繰り返し使う文型が筋肉記憶に刷り込まれるため、概念化→文章化の処理速度が飛躍的にアップします。
▼例で確認
「運動は健康に良い」
AはBです。という日本語にひっぱられ、第2文型である “Exercise is good health.”(運動は健康だ)と、間違った表現をしがちです。
この文の概念は「運動があなたを健康な状態に保つ」ということ。瞬間英作文を実施することで、「この文章はS(Exercise)が O1(you)に O2(healthy)をVを与える。という概念だ」 ⇒「 第4文型で表現可能だ」と感覚的にわかるようになります。
つまり正しい英文は “Exercise keeps you healthy.”となります。
このように瞬間英作文を続ければ、文型選択の判断と語順配置が自動化し、「言いたいことがそのまま英語で出てくる」状態へ加速できます。
その他の補助学習手段
限られた学習時間で英会話力を底上げするには、上記トレーニングに加えて語彙・文法といった基礎力強化や、実践的なアウトプットの機会を持つことが不可欠です。
ここではシャドーイング・ディクテーション・瞬間英作文の効果をさらに加速させる3つの学習パーツを紹介します。
1.語彙・文法強化── 単語アプリで「出会うタイミング」を自動化
単語と構文知識は英語4技能の土台です。しかし昔ながらの単語帳を1ページずつ暗記する方法は非効率で、忙しい社会人には向きません。
人間の忘却曲線を考慮して設計された単語アプリなら、語彙の定着具合に合わせて出題間隔が自動調整されます。忘れたころにちょうど復習できるため、語彙の定着率が増しおすすめです。
2.AIチャット&オンライン英会話── “使える”語彙へ変換
語彙を増やすだけでは実際の会話で口が動きません。
24時間利用可能な AI会話アプリやオンライン英会話を活用して「英語を話す場所」を日常に組み込みましょう。マンツーマンレッスンでは 事前にテーマやゴールを共有 しておくと、講師からのフィードバックが具体化し学習密度が向上します。
3.ニュース/ポッドキャスト── “生きた英語”で耳と発信力を鍛える
教科書英語だけでは講義のアドリブや雑談に対応しきれません。
BBC Learning English、NPR Up First、The Economist Podcasts など1本5〜10分のニュース音源を毎日1本聞き、
- 要約を書き出す
- キーワードをピックアップ
- その話題で60秒スピーチ
を日課にしてみてください。
多様なアクセント・専門語彙・背景知識に触れることで、ネイティブ速度の聴解耐性 が付き、ディスカッションの話題ストックも増えます。
これら3つを組み合わせることで、音声トレーニングで培った「聞く・話す力」が実践の場で即戦力に変わり、学習サイクルがより高密度で回るようになります。
まとめ|シャドテンで留学前の英会話力を底上げしよう
留学を充実したものにするには、留学前の英会話力アップが必要不可欠です。
特にリスニング力アップのトレーニングは、講義の理解という面でも、クラスメイトとのコミュニケーションという面でも、留学前に集中して取り組みたいもの。
リスニング力アップにおすすめなのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドテンには以下のような特徴があり、留学前に取り入れることで英会話力を効果的に向上させることができます。
【シャドテンの特徴】
◆プロによる毎日の音声添削
英語のプロが毎日のシャドーイングをチェック。リンキング・弱形・ストレス位置といった細かいところまでチェックしてくれるため、独学では気づきにくい音の脱落やアクセントのクセを短期間で矯正できます。正しく音が捉えられるようになることでリスニング力が楽になる他、聞こえる音が増えることで発音にも好影響があり、スピーキング力も向上します。
◆4 種アクセント対応・1,000本超の教材
ニュース、大学講義、ビジネス会話などの教材が4 つのアクセントで用意されています。多国籍クラスや現地企業で飛び交う多様な英語に耳を慣らせるので、留学先の雑談やディスカッションでも聞き取りにやすくなります。
◆学習効率を高める機能
ABリピート、0.5〜2.0 倍速再生、スクリプト表示のON/OFF、再生区間保存などを搭載。初心者はスロー+スクリプトで精聴、上級者は倍速+非表示で負荷アップと、レベルに合わせた段階的トレーニングが可能です。
シャドテンを活用して留学前にリスニング力を向上させることで、リスニング不足からくる講義の聞き直しやミスコミュニケーションといった無駄をなくすことができます。
留学前の英会話学習に取り入れ、効率よく英語力を伸ばしていきましょう!
また、当社公式LINEの「友だち追加」をしてアンケートにお答えいただくと「リスニング力向上に役立つWeb book」が受け取れます。 リスニングに役立つ情報もLINEで配信していますので、ぜひこの機会にご登録ください。

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