イギリス大学院に惹かれるものの、
- 円安の影響で、学費と生活費などの費用面が心配…
- 1年制で本当に学位が取れるの?
- そもそも今の英語力で大学院留学なんて難しそう…
そんな不安を抱えていませんか。
結論から言えば、ポイントさえ押さえれば社会人でも十分に実現可能で、投資を上回るリターンが期待できます。
本記事では
- 社会人がイギリス大学院に進学するメリットとデメリット
- 社会人向けコースの見極め方
- 必要英語スコアと最短学習プラン
- 修了後のキャリアとネットワーク活用術
など、イギリスの大学院留学に関する疑問について解説します。
「まだ検討段階」「情報が多すぎて整理できない」という方は、ぜひ読み進めて留学実現への一歩を踏み出してください。
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社会人がイギリス大学院を選ぶメリット・デメリット
社会人がイギリスの大学院に進学すれば、1年制の短期プログラムで学位を取得できるため、キャリアの空白期間を最小限に抑えつつ専門知識を手にできます。
ただし、授業料や生活費の高さに加え、短期集中型のカリキュラムによるハードワークで心身に負荷がかかります。本章では、こうしたメリットとデメリットを整理しました。
イギリスの大学院への留学を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
メリット①:1年制が主流でブランクが短い
イギリスの修士課程は、ほとんどが9〜12か月で修了します。
日本やアメリカの2年制に比べて在学期間が半分以下で済むため、長期休職や退職による収入減・昇進の遅れを抑えられるのが大きな魅力です。
さらに、研究と企業プロジェクトを並行する濃密なカリキュラムのおかげで、専門知識と実践的な英語力を短期間で一気に伸ばせます。
帰国後すぐ仕事に戻り、学んだ内容をタイムラグなしで活かせる点もメリットです。滞在期間が短いぶん学費や生活費を抑えやすく、費用対効果が高いと評価されます。
休職して渡航しても住民税や社会保険の負担期間が短くて済むため、家族がいる社会人にも現実的な選択肢と言えるでしょう。
メリット②:世界的評価の高い大学が多い
イギリスには、オックスフォード、ケンブリッジ、LSE、インペリアルなど、世界ランキングの常連校が集まっています。これらの大学名は履歴書に書くだけで強い説得力が生まれ、外資系や大手企業の採用担当の目を引く大きな武器になります。
また、教授陣もその分野の第一人者ばかりなので、最前線の研究や実務ノウハウを直接学べる点も魅力です。
さらに卒業生ネットワークが世界中に広がっており、インターンや転職、共同プロジェクトの紹介を受けやすいのも大きなメリットです。
メリット③:キャリアアップと専門性の進化が可能
イギリスの大学院では、授業と並行して企業と組む実務プロジェクトやケーススタディに参加できる機会が豊富にあります。自社の課題を研究テーマにすれば、学んだことをすぐ仕事に生かせるうえ、帰国後に新規事業や海外案件を任されるチャンスも広がります。
修了時に得られる修士号やMBAは、昇進や転職で高く評価される強力な資格です。学位そのものがキャリアを後押ししてくれるでしょう。
さらに、海外で磨いた問題解決力や英語での交渉力も高く評価されやすく、将来の年収アップや役職のステップアップにつながりやすい点も大きな魅力です。
デメリット①:費用と為替リスクが大きい
ロンドンで修士号を取る場合、学費だけで2万〜3万ポンド、生活費も合わせると年間およそ400万円にのぼります。支払いはすべてポンド建てのため、円安が進むと予定より出費が膨らみやすく、資金計画が狂いがちです。
さらに、光熱費や家賃が渡航後に上がり続けると現金が足りず、クレジットカードに頼るリスクも出てきます。為替予約や外貨口座である程度は守れますが、相場変動を完全に避けることはできません。
経済情勢に振り回される精神的な負担が大きい点は覚悟しておく必要があります。
デメリット②:学習負荷が過密になりやすい
イギリスの1年制修士は、10週タームを複数科目で同時進行し、週300ページ超のリーディングとエッセイ提出を求められることも珍しくありません。
さらに時差をまたぐグループワークや企業プロジェクトが夜間に食い込み、睡眠時間が削られがちです。働きながら学ぶパートタイム生も同量の課題が課されるため、仕事・学業・生活の均衡を崩して燃え尽きるケースもあります。
ストレス管理とタイムマネジメントの徹底が欠かせない点は大きなデメリットと言えるでしょう。
社会人向けプログラムの選び方
ここからは、社会人がイギリスの大学院に進学する際のポイントについて解説します。イギリスの大学院には、実務経験のある人向けのプログラムや、働きながら学べるプログラムが充実しています。
ぜひ自分の目的や経験、ライフスタイルに合う大学院を選んでください。
受け入れ実績がある大学院を選ぶ
ロンドン・ビジネス・スクール(EMBAの平均年齢37歳)、ウォーリック・ビジネススクールのプロフェッショナルMSc、UCLのパートタイムMBA、マンチェスター大学のGlobal MBAは、仕事を続けながら学ぶ社会人を長年受け入れてきた代表的なプログラムです。
出願時には5年以上の実務経験やプロジェクト実績が重視されますが、GMAT免除やオンラインと対面を組み合わせた授業など、忙しいビジネスパーソンでも履修しやすい仕組みが整っています。
さらにダラム大学のエグゼクティブMBAはヘルシンキ校舎との合同開講で、国際経験を積めるプログラムとして人気があります。
働きながら学べる履修形態を選ぶ
パートタイムやブロックモジュール、オンライン併用など履修形態は多彩です。
パートタイムは週1〜2日の夜間・週末講義が基本で、繁忙期は録画視聴に切り替えられる大学もあります。ブロック制は年3〜4回、連続1〜2週間の集中登校で単位を取得する方式です。
事前にオンラインで予習し、集合期間中にケース演習やネットワーキングを集中的にこなすため、長期休暇を取得しやすい職場なら相性が良いです。
完全オンライン型はライブ配信+オンデマンド教材で構成され、居住地を変えずに修士号を取得できます。ただしグループワークや最終プロジェクトのために少なくとも年1回はキャンパス滞在を求める大学が多いので、渡航スケジュールと費用を事前に確認しておくと安心です。
英語テスト対策:目標と学習プラン
イギリスの大学院に進学するとなると、自ずと高い英語力が必要になります。
では、実際にイギリスの大学院に進学するために必要なテストとそのスコアの目安は、どのくらいなのでしょうか。ここでは、イギリス大学院に関する英語対策について解説します。
必要スコアの目安
上位校では、IELTSは総合7.0(各技能6.5以上)が最低条件です。MBAやファイナンス系のプログラムでは7.5を求められることもあり、TOEFLならおおむね100点が基準となります。
理系の一部コースはIELTS 6.5でも出願できますが、奨学金やビザ審査を安全に通過するには、0.5ポイント余裕を持たせておくと安心です。
出願締切の一年以上前から試験日程を確認し、早めに受験枠を確保しましょう。Speakingが6.0未満だと条件付き合格になる場合があるので、弱点分野は計画的に強化することが大切です。
公式模試で目標より0.5ポイントほど高いスコアを安定して取れるようになれば、本番で多少失点しても合格ラインを維持できます。
学習プランを立てる
以下は、イギリス大学院留学まで残り1年を想定した場合の学習イメージです。
まず最初の6ヶ月で語彙と文法を固めつつ、週2回の模試で弱点をあぶり出します。次の3ヶ月はセクション別に集中トレーニングしましょう。
リスニングは毎朝のシャドーイング、リーディングは制限時間を短めに設定して読むスピードを鍛えます。
そして、最後の3ヶ月は本番と同じ時間割でフル模試を5回以上行い、間違えた問題を徹底的に復習しましょう。
1日の学習時間は平日90分・休日180分を目安にし、スピーキングやライティングなどアウトプット系を先に、就寝前にリーディングや語彙などインプット系を配置すると定着しやすくなります。
進み具合はスプレッドシートに入力し、正答率の推移をグラフ化すると、毎週のPDCAが回しやすくモチベーションも保ちやすくなります。
英会話力向上にはシャドーイングがおすすめ
イギリスの大学院への留学を目指す人は、授業でのディスカッションや発表についていくために、早めに英会話力を高めたいものです。
その手軽な方法として、シャドーイングをおすすめします。音声を少し遅れて真似するだけで、つながった音や弱い音に耳が慣れ、リスニング力と発音が同時に伸びます。
シャドーイングは、聞こえてくる英語の音声の後を追うように発話する英語学習法です。言葉にするとシンプルな学習法ですが、シャドーイング前の準備をスキップしたり、自分のレベルに合わない教材でシャドーイングを続けても、なかなか効果が現れず挫折してしまうことにもなりかねません。
こちらの記事で、シャドーイングの具体的なやり方や教材の選び方について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
毎日30分続ければ、英語特有の音声変化が身につき、IELTSやTOEFLのスピーキングにも役立ちます。リスニング力も上がるので、クラスメイトの質問にもとっさに返せる瞬発力がつき、渡航後の自信につながるでしょう。
留学中・修了後のキャリアとネットワーク
イギリスの大学院を無事に修了した後について、具体的にどのようなキャリアを築けるのか、事前に考えておくことが大切です。
ここからは、留学中や終了後にできる就職活動や、イギリス大学院修了後のキャリアの選択肢についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
大学キャリア支援の活用
イギリスの大学院のキャリアセンターは、履歴書の添削から面接練習、企業紹介まで支援してくれるところがほとんどです。
入学直後に担当アドバイザーと面談し、希望業界と強みを整理しておくと、インターン募集やネットワーキングイベントの案内が優先的に届きます。
校内ジョブボードやキャリアフェアは年間を通じて開催され、OB・OGメンター制度を使えば面接で狙われやすい質問や選考フローの裏情報も得られます。
授業と並行して就職活動を進めれば、帰国後や現地就職のチャンスを活かせるでしょう。
学内ネットワーク
イギリスの大学院では、多くのクラスメートが社会人経験を持つ多国籍の仲間です。授業後のパブの集まりや学生団体、ケースコンテストに参加するだけで、国籍も業界も違う仲間が自然に増えます。
SlackやWhatsAppのグループには求人や研究協力の情報が流れ、卒業後は校友会やLinkedInでつながりが続きます。OB会などで共同創業者や投資家に出会う例も珍しくありません。
日本市場の知見や自分の専門技術を共有すると信頼が深まり、帰国後も国際プロジェクトや転職の声がかかりやすくなることもあるでしょう。
こうして築いたネットワークは学位取得後も長くあなたの武器になります。
修了後の就労ビザ
修了後は「Graduate Route」という就労ビザを申請できます。最長2年(博士号は3年)の間、フルタイム勤務や転職が自由にでき、スポンサー企業をあらかじめ確保しておく必要もありません。
学位授与後90日以内にオンラインで申請し、BRPカードを受け取れば就職活動も兼ねて働けます。
現地で職歴を積んだ後は、雇用主が見つかり次第Skilled Worker ビザへ切り替えられるため、長期滞在や永住権取得への足がかりにもなり、帰国時の年収交渉でも大きな強みになります。
日本企業への就職
イギリスで鍛えた英語運用力と問題解決力は、日本企業で即戦力として評価されます。帰国後は海外部門や新規事業への抜擢、早期昇進につながるケースが多いです。
多国籍チームでの議論経験は社内会議のファシリテーションにも直結し、プレゼンスが高まります。さらに英国ネットワークを使い、現地パートナーや投資家を紹介できれば会社の国際展開を加速させることが可能です。
ビジネスメールや交渉を英語で完結できる人材はまだ希少で、外部との折衝や海外出張の機会も増えます。
留学経験を社内研修で共有すれば組織全体の底上げにも貢献できるでしょう。
まとめ:シャドーイングで夢を現実に
本記事では、イギリス留学のメリットやデメリット、英語力証明のための必要資格や英語の学習プラン、さらに留学中や修了後のキャリアについても解説しました。
イギリスの大学院に入学を検討している人の中には、「英語力に不安がある」という人もいるでしょう。
留学の土台となるリスニング力の底上げには、シャドーイングがおすすめです。
また、シャドーイングはリスニング力だけではなく発音も同時に鍛えられるため、IELTSやTOEFLのスピーキング対策にもなります。ただ、シャドーイングは間違ったやり方で取り組んでしまうと、なかなか効果が出ずに挫折してしまう人も多いのが現状です。
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