- 質問が速すぎて聞き取れなかった
- 結局“えーと”が続いて話が止まってしまった
──そんな経験はありませんか?
IELTSスピーキングでは、聞く・考える・話すを即座に回す必要があり、準備したネタや表現を自然にアウトプットできることが得点アップの鍵です。
この記事を読めば
- IELTSスピーキング参考書選びの5つのチェックポイント
- IELTSスピーキングレベル別おすすめ書籍
- IELTSスピーキング書籍等を用いた効率的な学習方法
などがわかりますよ。
自分に合ったIELTSスピーキング参考書を知りたい方、IELTSスピーキングで効率的に高得点を取りたい方は、ぜひご一読ください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。
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IELTSスピーキング参考書を選ぶ5つのチェックポイント
参考書選びを間違えると、効率的な学習が難しくなり時間だけが過ぎてしまいます。ここでは「採点基準」「最新傾向」「添削例の豊富さ」など、必ず押さえておきたい5つの視点を紹介します。
これらのポイントを基準にすると、自分の弱点を補強できる一冊を見つけやすくなりますよ。
採点基準(Fluency/Lexical Resource/Grammar/Pronunciation)への対応度
IELTSスピーキングは「流暢さ」「語彙の豊富さ」「文法の正確さ」「発音」を各25%で評価されるため、これら4要素をバランスよく伸ばす設計の参考書を選ぶことが肝心です。
流暢さ対策としては、言い淀んだ際に使える簡潔なつなぎ言葉( “Actually…,” など)のリストが充実しているかをチェックしましょう。
語彙力は、トピック別の単語リストとその活用例が示され、実際の会話で使う練習ができるかがポイントです。文法面では、基本構文から応用構文まで段階的に学べる解説と、誤用を自己診断できるセルフチェックシートが役立ちます。
発音は音声教材や音声分析ツールで自分の弱点を客観的に把握し、ネイティブ発音と比較できるコンテンツがあると理想的です。
これら4つの観点を一冊で網羅しているかどうかが、参考書選びの最大の基準になります。
最新傾向・Part別(1〜3)攻略法の充実度
IELTSスピーキングは、出題トピックや具体的な質問例が時々更新されるため、最新の問題パターン(トピック例や問いの切り口)を押さえておく対策は重要です。
Part 1では自己紹介や身近な話題をただ答えるだけでなく、深掘り質問で具体的なエピソードを求められるケースが増加中です。
Part 2の2分スピーチでは、論理的な組み立て(導入→展開→結論)を短時間で完成させるトレーニングが必要になっており、構成テンプレートの習得が効果を左右します。
Part 3では、抽象的テーマに対し自分の意見を論証し、反対意見にも対応する柔軟性が問われるため、仮説構築や比較・対比の練習問題が豊富かどうかを確認しましょう。
最新版の参考書は、直近で実際に出題された質問例を多数掲載し、各Partに合わせた解答テクニックを具体的に解説しているかが重要な評価基準です。
模範解答&添削例・テンプレートフレーズの豊富さ
「高得点を取るためには何と答えれば良いのか?」という疑問に応えるには、模範解答の数と質が鍵を握ります。質問パターンごとに複数の模範回答例を示し、それぞれの良し悪しを丁寧に解説しているものを選びましょう。
さらに、模範解答に対する添削例を併載していると、自分の回答との具体的な違いを把握しやすくなります。
テンプレートフレーズもただのリストではなく、「この場面ではこう使う」「こう組み合わせると自然」など、実践で使える形で提案されているとより使いやすいです。
自己採点用のチェックシートや模擬面接形式のスクリプトが付属していると、書きっぱなしにならずアウトプット練習とフィードバックが一気に行え、効率よくIELTSスピーキング対策が進められます。
日本語解説/独学用学習計画サポートの有無
英語学習初心者や忙しい社会人にとって、すべて英語の参考書だけでは理解が追いつかず挫折の原因になりかねません。日本語で要点を解説しているパートが充実しているか、英語のみの場合は、説明が平易に書かれているかを確認しましょう。
また「1日30分×4週間で完成」など具体的なスケジュール例や、毎日の進捗を管理できるチェックリストを備えていると、独学でもモチベーションを維持しやすくなります。
目標設定や達成度を可視化する学習プランがあると、忙しい合間に効率的に学習を進められ、試験日までに無理なく準備を完了させることが可能です。
音声・アプリ連携で発音&ロールプレイ練習ができるか
発音やイントネーションは自宅学習だけでは確認しづらいため、音声CDや専用アプリとの連携機能が重要です。
ABリピート機能で部分的に繰り返し練習できるか、再生速度を調整して自分のレベルに合わせたリスニングができるかをチェックしましょう。
加えて、ロールプレイ形式の練習がアプリ上で行えるものは、実際の試験環境に近い形でアウトプット練習が可能となり効果的です。
さらに、自分の音声を録音して模範音声と比較できる機能や、発音ミスを自動検出してフィードバックを返してくれるAIツールがあれば、客観的な発音評価を受けられるため、改善ポイントを明確にできます。
これらの音声連携機能が充実しているかが、参考書の利便性を大きく左右します。
【レベル別】おすすめIELTSスピーキング参考書7選
レベルに合った参考書を選ぶことで、挫折せずに着実にスコアを伸ばせます。初心者から上級者まで、バンドスコアごとに最適な本をピックアップしました。
初心者(目標バンド4.0〜5.5)向け入門書1冊
まずはIELTSバンド4.0〜5.5といった、IELTS初心者向けの入門書3冊です。
『はじめて受ける人のためのIELTS総合対策スピードマスター 入門編』

出版社:Jリサーチ出版(ジー・サーチ)
特徴:
- 3ステップ式学習(Vocabulary → Read aloud → 実問題チャレンジ)で無理なく基礎を構築
- トピック別(自然・教育・科学・交通)の4技能対策で、興味を持って学べる
- 完全模試1回分+丁寧な日本語解説で「出題形式」と「解き方」を早期に習得
概要:
全く初めてIELTSを受験する学習者向けに設計された入門書。まず「語彙と背景知識を固め」、次に「音読で英語脳を育成」、最後に「実際の試験形式でアウトプット」を行う3ステップ学習を提案します。トピック単位で4技能を並行学習でき、問題ごとに詳しい日本語解説が挟まるため、はじめての受験でも迷わず進められます。
中級(目標バンド6.0〜6.5)向け実践書4冊
ここからはIELTSバンド6.0〜6.5を目指す中級者向けの3冊をご紹介します。
『実践IELTS技能別問題集 スピーキング(音声ダウンロード付)』

出版社:旺文社
特徴:
- 「何を答えるか」「話の展開方法」を日本語で丁寧に解説
- 表現ドリルで重要フレーズを反復練習し、実践力を底上げ
- Practice Test2回分+全問題の音声ダウンロードで模試環境を再現
概要:
日本人が苦手としがちなIELTSスピーキングを、問題演習と解説で徹底トレーニングできる一冊。各パートごとに「Answer Point」を提示し、まずは何を語るべきかを明示。続くドリル演習でフレーズ定着を図り、章末の模試2回分で実戦力を確認できます。音声は旺文社アプリやダウンロードで繰り返し聴けるため、自宅でも本番同様の練習が可能です。
『Collins Speaking for IELTS: IELTS 5–6+ (B1+)(Second Edition)』

出版社:Collins University Press
特徴:
- バンド5.0–5.5向けにスコア6.0以上を目指す演習
- 強化された解答キーで正誤の理由を詳細解説
- セクション末のリビジョンチェックリスト付き
概要:
B1レベル相当の学習者がスピーキングの応用力を高めるための実践書。豊富な模擬テストとExam tipsで、試験形式への慣れと自己分析力を養います。
『IELTS Advantage: Speaking & Listening Skills』

出版社:Delta Publishing by Klett
特徴:
- スピーキング&リスニングの模擬試験を多数収録
- “Try it first!”/“Exam skills”など多彩な演習形式
- モデルパフォーマンス音声例で実践的トレーニング
概要:
バンド6.5以上を目指す中級学習者向けの総合対策書。ステップバイステップの演習とモデル回答比較によって、得点力と安定感を同時に鍛えられます。
『Focus on IELTS Foundation Coursebook』

出版社:Pearson Education ESL(Longman)
特徴:
- コア文法と語彙に重点を置いた基礎トレーニング
- スピーキングを含む全4技能の導入レッスン
- 自立学習用の練習問題と解答例を豊富に収録
概要:
IELTS受験に必要な言語スキルを下地から固める入門書。文法・語彙・リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの各セクションを網羅し、基礎力を短期間で底上げします。
上級(目標バンド7.0以上)向けハイレベル書2冊
バンド7.0以上を狙う英語学習者は、英語で書かれた参考書も問題なく使えるようになり、選択肢が広がります。
上級者向け参考書を2冊ご紹介します。
『Unlocks the SECRETS of the IELTS SPEAKING TEST: A band 7+』

出版社:Dr. Rob Burton(Independent)
特徴:
- 実際のIELTS採点官へのインタビューに基づく攻略法
- 各パートで7+を獲得する具体的ステップ解説
- 豊富な練習課題と模範回答で即戦力を養成
概要:
英語語学学校でもよく用いられるスピーキング特化型参考書。経験豊富な著者が「バンド7以上」を確実に取るためのメソッドを体系化しています。
『The Official Cambridge Guide to IELTS Student’s Book with Answers & DVD-ROM』

出版社:Cambridge University Press
特徴:
- DVD-ROMで実際のSpeakingテスト映像と音声を視聴可
- 8回分の公式模擬テストで総合力をチェック
- セクション別の戦略と100以上の学習アドバイス
概要:
Cambridge EnglishとIELTS運営の共同制作による公式ガイド。初心者から上級者まで対応し、特にSpeakingテストのリアルな映像で試験形式への慣れと高得点戦略を提供します。
参考書×追加教材で効果倍増!併用すべき教材
参考書だけではカバーしきれない部分を、追加教材で埋めることで学習効果が飛躍的に高まります。
語彙強化やリスニング練習、コロケーション集など“補完アイテム”を賢く組み合わせましょう。
スピーキング頻出トピック別単語帳
IELTSでは「健康」「教育」「テクノロジー」「環境」「文化」など幅広いテーマが出題されます。
それぞれのトピックで使われやすい語彙や表現をまとめた単語帳を併用すると、質問に即座に対応できるレパートリーが増加。
単語だけでなく、その用法やコロケーション例、例文付きで学べるものを選ぶと効果的です。
さらに、各トピックの背景知識や関連ニュースを簡単に補足できる解説つき教材を取り入れれば、回答に深みと説得力が生まれ、流暢さ・語彙力評価の向上につながります。
リスニング強化用教材
IELTSスピーキング対策の肝は「質問を正確に聞き取る力」にあります。いくら回答フレーズを暗記しても、問題文を正確に聞き取れなければ、正しく反応することができないからです。
リスニング力強化におすすめなのがシャドーイングです。
CNNやBBCの短いニュースをシャドーイング形式でトレーニングできる教材を選び、音声速度調整やABリピート機能で「聞き取れない部分」を集中練習しましょう。
特にIELTSのナチュラルスピードに近い英語音声を繰り返し聞き、細かな発音変化やつながりを捉えることで、本番での聴解精度が飛躍的に上がります。
即戦力を養うコロケーション&フレーズ集
ネイティブらしい自然な英語には、単語同士の「つながり(コロケーション)」や定型表現が不可欠です。
例えば “make significant progress” や “play a crucial role” など、頻出フレーズをテーマ別に整理した一冊を持つと、思考から発話までのプロセスをスムーズにできます。
各フレーズには使用例文、語法解説、類義語との比較が載っているかをチェック。
自分の回答に取り入れる練習を重ねることで、流暢さだけでなく語彙の幅と表現の自然さも同時にブラッシュアップできます。
高得点を取るための学習ステップと参考書活用法
どれだけ良い参考書を揃えても、計画的に使わなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
ここでは「シャドテン活用」「テンプレ暗記」等の4ステップで、学習のPDCAサイクルを確立する方法を解説します。
STEP1 リスニング力強化:シャドテンで“質問を聞き取る耳”を作る
シャドーイングはリスニングに必要な能力のうち、「音声知覚」を特に効果的に鍛えることができます。音声知覚が完成すると、意味理解に余裕がうまれ、IELTSスピーキングの質問の聞き取りも各段にやりやすくなるもの。
また、音源の再現を繰り返す中で、英語の発音や抑揚といったものに慣れることができ、IELTSスピーキングの評価項目である「発音」にも有効です。
STEP2 参考書でPart別回答テンプレを習得
チェックポイントで選んだ参考書を使い、各Partの回答型をひたすら暗記しましょう。
回答をテンプレート化することで、論理的でわかりやすい回答を作りやすくなります。
STEP3 音声・アプリで発音&流暢さを磨く
AB再生や速度調整機能を活用し、模範発音を完全コピーするようにしましょう。
イントネーションやリズムを磨くことで、発音評価のスコアが飛躍的にアップします。回答の制限時間を体感的につかみやすくなるのもポイントです。
STEP4 模試→フィードバック→弱点補強のループ
定期的に模試を実施し、間違えた箇所を参考書やシャドテンのプロ添削で徹底的に分析。弱点克服と強み強化のPDCAサイクルを回しましょう。
まとめ|最適な参考書選び+リスニング強化で自信を持って本番へ
今回ご紹介した5つのチェックポイントで自分に合った一冊を選び、シャドーイングといった学習手段と並行することで、IELTSスピーキングは点数がとりやすくなります。
シャドーイングトレーニングにおすすめなのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。
シャドテンには以下のような特徴があり、IELTSスピーキングのスコアをさらに効率的に伸ばしていくことができます。
【シャドテンの特徴】
◆毎日のフィードバックでより効率的に音声知覚×発音向上
シャドテンでは、毎日プロの添削を受けながらシャドーイングが実施できます。
独学では気づけない発音の間違いや抑揚のコツなどのフィードバックを受けながら正しくシャドーイングができ、より効果的にIELTSスピーキングに必要なリスニング力とスピーキング力を向上させることができます。
◆豊富なテーマに対応
また1000以上の教材に加え4つのアクセントにも対応しています。IELTS頻出の教育や環境問題といったテーマの教材も多く、IELTSスピーキング対策にもぴったりです。
◆続けやすい仕組み・機能
AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えなど便利な機能も充実しており、ストレスなくシャドーイングを実施できます。
LINEでの学習相談もあるため、独学でも安心して学習を進めていけるのもポイントです。
加えてシャドテンは、シャドーイングトレーニングから課題提出までアプリ1つで完結します。スキマ時間にも取り組みやすく、忙しい社会人でも続けやすいです。
気になる方はまず7日間の無料トライアルから始めて、使いやすさを実感してみてください!
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