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IELTSスピーキングPart2完全攻略ガイド【ビジネスマン向け】

IELTSスピーキングのPart2が特に苦手…

IELTSスピーキングのPart2は口頭での質問がなく、一人で2分間程度の英文を組み立てて話さなくてはならないため、苦手とする人が多いものです。

しかしIELTSスピーキングPart2には回答の型があり、その型を知り、型に合った表現を学ぶことでかなり対応しやすくなります。

この記事を読めば

  • IELTSスピーキングPart2の概要
  • IELTSスピーキングPart2で高得点を取るためのコツ
  • IELTSスピーキングPart2の実際の問題と模範解答

などがわかりますよ。

IELTSスピーキングPart2が苦手、IELTSスピーキングで高得点をとりたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

IELTSスピーキングPart2の概要

まずは試験形式や準備時間、採点基準など概要を解説します。

トピックカードの読み取り方や制限時間内のメモ術を押さえ、自信をもって本番に臨みましょう。

試験形式と準備時間

Part2では、まずトピックが書かれたカードを受け取り、約1分間の準備時間が与えられます。その後、2分間トピックに沿った内容をスピーキングする形式です。

メモ用紙とペンが配布され、キーワードや構成案を書き留められます。トピックカードの各観点に関して約20秒ずつ話すのが目安で、全体としては1分40秒~2分で話すのが理想です。

評価基準(流暢さ・語彙・構成力・発音)

採点は主に以下の4項目で行われます。

  • 流暢さと一貫性:言いよどみなく話せているか
  • 語彙力:幅広い語彙や表現を適切に使えているか
  • 文法の範囲と正確性:多様な文型を正確に使えているか
  • 発音:イントネーションやアクセントが自然か

IELTSスピーキングの評価は、これらの評価項目を総合して算出されます。そのためどれか1つだけが優れていても、なかなか高得点にはつながりません。

例えば、流暢に話せても語彙が偏っていると評価が伸び悩むことがあります。バランスよく全項目を強化することで、総合スコアを安定的に向上させましょう。

Part2で高得点を取るための回答のコツ

日本語であっても、課題に対していきなり2分間程度のスピーチをするのは難しいもの。

英語ならなおさらです。

しかしIELTSスピーキングの回答には「型」があり、その型を理解するだけで格段にスピーキングはやりやすくなります。IELTSスピーキングPart2の回答の型や時間配分など、点を伸ばすテクニックをお伝えします。

回答の型:PREP法のひな形

常に「PREP法(Point, Reason, Example, Point)」の4ステップを意識し、文章を組み立てましょう。

「Describe a memorable trip」をテーマにPREP法をご説明します。

P(Point)・・・トピックへの入り口を端的に提示します。例えば “Today I’d like to talk about a memorable trip I took last year.” のように、話す内容の大まかな方向性を示しましょう。

R(Reason)・・・Pointの内容の理由を示します。例えば“This trip was significant because I learned the importance of cross‑cultural communication.”のようにbecauseを使い、なぜPointのように思ったのか、Pointを取り上げたのかの理由を述べます。

E(Example)・・・Reasonで述べた内容の具体的な例や根拠を述べます。例えば“Last September, I visited London and had to negotiate with clients from three different countries…”等です。

P(Point)・・・最初に上げたPointを再度提示、または結論を話します。最初に上げたPointを再度提示するときは、リフレーズなどで同じ文章にならないよう気を付けましょう。“In short, that experience improved both my negotiation skills and cultural awareness.”等です。

ロジカルに組み立てる構成テクニック

「まずはXについて、その次にY、最後にZ」の順序を示す接続詞(First, Second, Finally)を活用し、聞き手が話の流れを追いやすい構成を作ります。

さらに、各パートごとに要点をひと言でまとめたメモを取り、発話するときに目線を落とさずに話せるようにすると効果的です。接続詞を使う際は、同じ単語の連続を避けて “Firstly”→“Next”→“Lastly” のようにバリエーションを持たせると自然な印象になります。

具体例・経験談を効果的に盛り込む方法

自分の体験談を交えるとオリジナリティが出ます。例えば「I once visited… and learned that…」といった形式で、2分間の中に1~2例を入れると説得力が増します。

具体例を選ぶときは、できるだけ数字や場所、時期を明示してイメージを鮮明にしましょう。(例:“Last June in Tokyo…”)

また、経験談はポイントごとにひとつずつ使い、長く語りすぎないように注意してください。展開パート全体のバランスを崩さない程度に盛り込むことが大切です。

練習時には、友人や講師にフィードバックをもらい「具体例が十分に伝わっているか」を確認し、必要に応じて詳細を調整するとさらに効果的です。

適切な接続詞で話の流れをスムーズに

“Moreover”, “However”, “As a result”など、論理をつなぐ接続詞(コネクター)を使うことで、一貫性の高いスピーチになります。

コネクターは理由を述べる “Because”、対比を示す “On the other hand”、結果を示す “Therefore” など、用途別にストックしておくと便利です。ただし多用すると不自然に聞こえるため、同じフレーズは1回までに抑え、バリエーションを意識して使い分けましょう。

発話中にスムーズに出てこない場合は、練習ノートに「理由→Because」「例→For instance」といった形でリスト化して、反射的に引き出せるようにしてください。

時間配分を失敗しないタイムマネジメント

IELTSスピーキングでは1分間の準備時間が与えられます。その間にキーワードをメモし、おおまかな構成を組み立てておきましょう。

なおPREP法で話を組み立てる場合、時間の配分は以下のようになります。

Point(20秒)
ReasonおよびExample1(40秒)
ReasonおよびExample2(40秒)
Point(20秒)

上記を目安に練習することで、最後に話し足りない/早口になる失敗を防げます。

練習時には必ずストップウォッチを使い、各セクションが予定通り進むかをチェックしましょう。

本番では時計が見えない場合もあるので、心の中で「あと20秒」「あと10秒」をカウントするイメージトレーニングを行うと安心です。

沈黙を防ぐフレーズ&暗記術

“Let me think for a moment.” などのつなぎフレーズを覚えるほか、よく使う表現は丸暗記して瞬時に出せるようにしておくと安心です。

 “That’s an interesting question” や “I haven’t thought about that before” など、応急用のフレーズも数パターンストックしておきましょう。

ただし、つなぎフレーズばかりに頼ると採点官に「質問に対し適切に回答していない」と思われかねないため、必ず1~2語の短いリアクションを挟む程度に留めるのがコツです。

暗記するときは、声に出してリズム感とともに身体に染み込ませることで、本番でもスムーズに口をついて出るようになります。

実際の問題&模範解答から学ぶ高得点のポイント

ここからはIELTSスピーキングPart2と同じ形式の問題をピックアップし、バンド7+相当の回答例を詳しく解説します。

何が高得点につながるのかを分析し、自分の回答力向上に役立てましょう。

実際の問題「Describe a technological innovation you admire」 

【問題】

Describe a technological innovation you admire. You should say:  

– What the innovation is  
– How it works  
– Why you admire it  

And explain its impact on society.

(日本語訳)

あなたが注目する技術革新について説明してください。以下の点について話してください。

-その技術革新は何か
-それがどのように機能するか
-なぜそれを賞賛するのか

そして、その技術が社会に与えた影響を説明してください。

【模範解答】

 “I’d like to talk about wireless charging technology. Wireless chargers use electromagnetic fields to transfer energy between coils in the charger and the device, allowing for cable‑free power. I first tried it with my smartphone last year and was impressed by how convenient it was to simply place my phone on a pad and see it charge automatically. Many car manufacturers now integrate wireless charging into vehicles, reducing cable clutter. In conclusion, I admire this innovation because it enhances user convenience and promotes cleaner, more organized workspaces.” 

(日本語訳)  

私が注目しているのはワイヤレス充電技術です。ワイヤレス充電器は充電器と機器内のコイル間で電磁場を生成し、ケーブルなしで電力を送ります。昨年スマホで初めて使ったとき、パッドに置くだけで自動的に充電される利便性に感動しました。多くの自動車メーカーが車載ワイヤレス充電を採用し、ケーブルの煩雑さを軽減しています。まとめると、この技術は利便性を高め、より整理された環境を促進する点で素晴らしいと思います。

【PREP法での要素】

P・・・I’d like to talk about wireless charging technology.Wireless chargers use electromagnetic fields to transfer energy between coils in the charger and the device, allowing for cable‑free power.

R・・・I first tried it with my smartphone last year and was impressed by how convenient it was to simply place my phone on a pad and see it charge automatically.

E・・・Many car manufacturers now integrate wireless charging into vehicles, reducing cable clutter.

P・・・In conclusion, I admire this innovation because it enhances user convenience and promotes cleaner, more organized workspaces

この模範解答では、まずPREP法(Point→Reason→Example→Point)に沿った構成を採用しているため、聞き手が論理の流れを直感的に理解できます。

そして “electromagnetic fields” や “integrate” といった専門性の高い語彙を適切に盛り込み、さらに “reducing” のような分詞構文や “which” を使った関係代名詞で文法力を示しているのもポイントです。

最後には “In conclusion” というフレーズで要点を再提示し、結論が明確に締めくくられている点も評価できます。

回答例から学ぶ「高得点のポイント」

この回答では、まず “revolutionized” や “fosters” といった語彙レベルの高い動詞を意図的に選び、語彙の幅広さと深みをアピールしています。

さらに、分詞構文(例:“reducing cable clutter”)や関係代名詞(例:“which gives me valuable insights”)を自在に織り交ぜることで、文章に滑らかな流れと複雑さを持たせ、文法の多様性を強く印象づけているのもポイントです。

加えてキーワードを意識的に強調して発音をクリアにすることで、聞き手の注意を引きつけ、メッセージをより印象的に届けられるようになります。

これらを組み合わせることで、語彙力・文法範囲・発音の全ての評価基準をバランス良く満たし、説得力とプロフェッショナルな印象を兼ね備えた高得点回答が実現できるのです。

IELTSスピーキングでスムーズに話すための練習法  

IELTSスピーキングでスムーズに話すには、スピーキング力そのものの向上はもちろん、素早く話す内容を決める力や、落ち着いて話すためのマインドセットなども大切です。

IELTSスピーキングでスムーズに話すための練習法をご紹介します。

マインドマップでアイデア出しを高速化

マインドマップを作成することで、アイデア出しを高速化させることができます。

まず紙やホワイトボードの中央に「Global Economy」や「Child Education」といったIELTSスピーキング頻出のトピックを書き、その周囲に思いつく語句・フレーズを放射状に配置してみましょう。

各枝には「理由」「例」「感想」などの分類ラベルを付けると、展開の順序が視覚的に把握しやすくなります。

準備時間の1分間で最低でも3本の主要枝を描く練習を重ねることで、本番でも素早くアイデアを整理できるようになります。

模擬テスト録音+自己フィードバック術

自分の回答をスマホなどで録音し、本番同様に2分間話します。

録音した音声はすぐに再生し、言いよどみやつなぎフレーズの過不足、発音のズレをチェックしましょう。改善点や正しい表現はノートなどにメモし、次回の練習で重点的に反復します。

さらに、音声を友人や講師にシェアして第三者視点のフィードバックを受けると、自分だけでは気づきにくい細かなミスも発見しやすくなります。

緊張を和らげる呼吸法・自己暗示

試験直前の緊張対策には、深呼吸と自己暗示を組み合わせましょう。

まず4秒吸って4秒止め、4秒かけて吐き出す「ボックス呼吸」を3サイクル行い、心拍を落ち着けます。

その後、“I can handle this”や“Everything will go smoothly”など、自分に肯定的なフレーズを心の中で繰り返すことで、リラックス効果をさらに高めます。呼吸と暗示をセットにすることで、本番でも落ち着いて話し出せる自信が湧いてきます。

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IELTSスピーキングはPart1~3で成り立ちます。

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◆豊富な教材と便利な機能
4つのアクセントに対応し、1000以上の教材を収録しています。IELTSスピーキング頻出のトピックスも多く、IELTS対策にも◎です。またAB再生やスピード調整、スクリプト表示切り替えなど便利な機能も充実しており、スムーズに学習を進められます。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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