「シャドーイングってリスニングに効果あるの?」
「実際シャドーイングやってみたけど正直成長実感はない」
など、シャドーイングの効果について疑問を持ったことはありますか?
結論から述べますと、シャドーイングはリスニングに有効です。
一方で正しいやり方をしていないと効果が出づらく、結果途中でトレーニングをやめてしまいがちです。
そうならないために、この記事では主に
- シャドーイングを行うとなぜリスニングに効くのかのメカニズムの解説
- 効果的に行うための正しい教材の選定方法
- 正しいやり方とやったときの効果
について述べていきます。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社PROGRITが運営しています
シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。
もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。
その中でも特におすすめなのが、「シャドテン」です。
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教材もフィードバックも、全てがスマホで完結しているのでシャドーイングをすること以外殆ど手間がかかりません。
ぜひこの機会にご検討ください。
シャドーイングとは
シャドーイングとは「聞こえた音を、少し遅れながら追って発話する」勉強法です。
影(shadow)を追うように発話することから、シャドーイングといわれていて、リスニング力アップに非常に効果的です。
シャドーイングの効果をリスニングのメカニズムから解説
「シャドーイングがリスニングに効果があるらしい」と、「らしい」でおわっていたりしませんか?
今から説明するリスニングのメカニズムを理解することで、「なぜシャドーイングがリスニング力向上に効果的なトレーニングであるか」ということがわかり、納得して正しい方法でシャドーイングができるようになります。
リスニングのメカニズム
リスニング能力は大きく2つにわかれます。
音を聞いて何の単語が発話されていたか理解する「音声知覚」と、一次情報をもとに内容を「意味理解」です。
そしてそのどちらも支えるためにあるのが英語の基礎となる単語や文法などの「知識データベース」です。

音声知覚
→英語の音声が耳に入ってきた時に、「ライダウェイ..?」あ、「right awayか!」音情報を単語に置き換えることをいう。
意味理解
→「right away??」あ、「すぐに」ね!と聞き取った英語の意味を理解することをいう。
この2つがかけ合わさることによってリスニングが完成するということです。
また、英語が聞けるようにならない原因は主に3つに分解ができます。
①音声知覚のスピード不足
②意味理解のスピード不足
③知識データベースの不足
この3つの要因の中で、「音声知覚」が多くの日本人にとっての根本原因となっています。
この「音声知覚」の部分に対してとても有効なのが「シャドーイング」というわけです。
実は2つある!?効果が違う2つのシャドーイング
シャドーイングには、実は「プロソディシャドーイング」と「コンテンツシャドーイング」の2種類があります。どちらもリスニング力向上に効果的なのですが、”効く部分”が違います。
プロソディシャドーイングとは
「聞こえてきた音を素早くできる限り正確に再現する」ことを目的としているのがプロソディシャドーイングです。
プロソディシャドーイングをすることで前述した「音声知覚」の処理が自動化されるようになります。
もう少し噛み砕くと、「ライダウェイ」と聞こえた時に「これはright awayだ!」と瞬時に置き換わることを「音声知覚の自動化」といい、これができるようになることで余裕ができ、話の内容にフォーカスできるようになります。

コンテンツシャドーイングとは
「聞こえてきた音を元に、文章の意味理解まで行う」ことを目的としているのがコンテンツシャドーイングです。
このトレーニングでは「音声知覚→意味理解」までの処理を一定のスピードで行うので、リスニング力の全体的な強化に有効です。
ただ、文章の意味理解まで行わなければいけないため、はじめからこのシャドーイング方法を実施することはおすすめしません。
音声知覚の自動化が完成している人や同じ課題を何度か行っている人に有効です。
プロソディシャドーイングの効果的なやり方は?
これまではシャドーイングがリスニングに効果的な仕組みについて説明してきました。
ここからは、実際に毎日どのようにシャドーイングをすればいいのかについて解説していきます。

課題の初日
1.音源を聞く
いきなり初見の音を聞きながらシャドーイングをするのではなく、まず音源を聞いてみましょう。
音源のスピードやリズムを掴むのがポイントです。
また、「どのくらい聞き取れるか?」とリスニングトライをするのもシャドーイングを進めていくと成長を感じられるポイントなのでおすすめです。
2.文章を読み、内容を理解する
プロソディシャドーイングは話の内容に積極的にフォーカスするトレーニングではありませんが、このプロセスは必ず行いましょう。
なぜなら、どの単語を発話しているか?を理解していないと、音声データを蓄積するのが難しいからです。さらに、文章を読むことで副産物的に表現や語彙などの知識が蓄積される利点もあります。
3.オーバーラッピング:目安回数5~10回
音を聞き、内容が理解できたら、やっと発話していきます。
ですが一気にシャドーイングをするのではなく、オーバーラッピングとよばれる、いわば「音源を流しながら同じタイミングで行う音読」をしていきます。
実施回数は5~10回を目安に実施しましょう。
オーバーラッピング実施時に意識するべき点は音源のリズムや抑揚、スピードです。
オーバーラッピングの詳しい解説は以下の記事をお読みください。

4.シャドーイング(プロソディ):目安回数20回以上
オーバーラッピングもおわったらお待ちかねのシャドーイングです。
シャドー(shadow : 影)という名の通り、スクリプト(台本)を見ずに、音のみを頼りに1~2語遅れながら復唱(シャドーイング)をしていきます。
回数の目安は取れる時間にもよりますが、20回以上実施しましょう。
この時に注意したいのが前述した「音マネ」にならないようにすること!
必ず「音を聞く→脳内に単語をイメージできている→発話する」という流れで実施しましょう。もし途中で部分的になんて言っているか全くわからなくなったりしてしまう場合や、単語をイメージできなくなってしまった場合はスクリプトを随時確認するのを推奨します。ですが、終始スクリプトを見続けながら実施するのはやめましょう。
もし見続けながらでしかできない場合は教材のレベルが難しすぎるかもしれません。
また、もし自分の声で音がかき消されてしまう場合には、元の音源の大きさを大きくするか、イヤホンを片耳/両耳につけ実施するとやりやすくなりますよ。
5.振り返り
シャドーイングが終わったらその場でおわりではなく、最後に必ず録音をするようにしましょう!その際、自分の音声とお手本の音源を聴き比べ、音源に似せて発話するにはどうしたらいいか?を確認しましょう。
2日目以降
2日目以降は前日の苦手だった箇所を確認後、上記の4~5のみを実施します。
同じ課題は3~4日ほど実施することをおすすめします。そうすることで音声データを蓄積することができるからです。
コンテンツシャドーイングの効果的なやり方は?
音声知覚のみだけでなく、意味理解まで実施するコンテンツシャドーイングの効果的なやり方の工程は全部で4つ。
では詳しいやり方をみていきましょう!

課題の初日
1. プロソディシャドーイングを実施:目安5~10回
プロソディシャドーイングでは、最初に音源を聞いたりスクリプトを読んだりという工程がありましたが、コンテンツシャドーイングではその工程はなしにすぐにプロソディシャドーイングをします。
音源に慣れるためのウォームアップ的要素なので、5~10回が目安です。
2. 意味を考えながらシャドーイング(コンテンツシャドーイング)を実施:目安10回以上
ウォームアップがおわったら、次は文の意味を考えながら行う「コンテンツシャドーイング」を実施していきます!お手本の音源から2~3語遅れながら発話することや、音源をできる限り真似して発話するなど、基本的にプロソディシャドーイングで意識する箇所は意識しつつ、意味を考えて行いましょう。
回数の目安は10回以上です。
それよりも少なく全ての内容がわかってしまう場合は教材のレベルが簡単すぎる可能性があるので、教材の難易度をあげてみましょう。
3. 訳せなかった部分を分析する
10回以上実施したら、スクリプト(原稿)と照らし合わせて自分の理解と照らし合わせましょう。
その際に理解が違っていたり、うまく訳せなかったりした箇所について分析することで自分の弱みがわかり総合的に強化することができます。
例:
音を聞いて「fantastic」という単語は浮かんでいるが、意味を思い出せなかった
→「語彙力の強化」が必要。音声を聞いて瞬発的に意味を思い出せるように何度も繰り返す必要あり。
4. 訳しづらかった部分を意識しながら再度コンテンツシャドーイングを実施:目安10回
上記で分析対象になった箇所を意識しながら、再度意味を考えながら行うコンテンツシャドーイングを実施していきます。
回数の目安は10回です。
2日目以降
上記の1~4の工程を繰り返しましょう。コンテンツシャドーイングはプロソディシャドーイングと違い内容理解に重きを置いているので、2日間程度で次の課題に進んでも大丈夫です。
シャドーイングの効果を期間別に!

こちらでは、シャドーイングを実施した際の成長過程を説明していきます。
インターネット上でシャドーイングの効果について説明している記事などありますが、途中経過についてはあまり情報がないかと思います。
今までたくさんの英語学習者をみてきた中で、毎日正しい方法でシャドーイングをしていると大体似たような経過を辿っている人が多い印象なので、そちらをまとめてみました!
最初の1週間:難しい!でも毎日すこし上手になる感覚も
やはり1番の山場と言っても過言ではないのが最初の1週間です。音源がなんて言っているかわからなかったり、口がなかなか回らなかったりと、なかなかしんどいです。ですが、しんどいなかでも練習を積み重ねていく上で日々少しずつ難かった部分の成長も感じられるのが最初の1週間です!リスニング力に感じてはまだまだ効果はなく、あくまでシャドーイングトレーニングに慣れていく期間というイメージですね!
1ヶ月後:同じ速度の課題なら慣れてくる!日常のアナウンスも意識し始める?
シャドーイングを毎日継続して1か月。この頃になると同じ速度や明瞭度の音源であれば慣れてきてシャドーイングをやり始めた頃と比べると少し楽になっていると思います。
リスニング力としては、駅のホームのアナウンスなど、今までなら耳にすら入ってきていなかった英語のアナウンスが気になるなど、耳が少しずつ英語をピックアップし始めるイメージです。
3ヶ月後:初期の音源を聞き返したらあらびっくり
正しい方法でシャドーイングを継続して3か月が経ってきたら、一度シャドーイングをやり始めた頃の最初の課題を実施してみましょう!ほとんどの方が「あれ?スピードこんなにゆっくりだったけ?」「以前よりも聞こえやすい!」という風にシャドーイングの効果を感じはじめる時期です!一方で、シャドーイングの実施方法が自己流化しやすいのもこの時期なので、しっかりシャドーイングの効果を発揮するためにも、前述の意識ポイントを再確認しましょう!
リスニングの体感としては「少し単語とかは拾いやすくなったけど、全体を追いかけるのはまだまだ」と感じておられる印象です。
6ヶ月後:早い音源にもついていけるように
この頃になりますと、シャドーイングができる音源のレベルがだいぶ上がっているはずです。速い人ならリスニングもしやすくなっていると実感しはじめる頃でしょう。もし「シャドーイング実施前は英語の聞き取りは単語もできなかった」という人でしたら、「なんとなく文章としては聞き取れる」というのが体感のイメージなので、いわゆる「英語で完璧にわかる」というのはもう少し先のイメージです。
1年後:ついに音声知覚が自動化した状態に!
365日毎日シャドーイングを続けた場合、限りなく音声知覚は完成に近づいています。
人によっては「考えなくてもなんて言ってるかわかる状態」いわゆる英語脳になっている人もいるイメージです!
もし6ヶ月後の時に「なんとなく文章としては聞き取れる」という体感の人の場合は、プラス半年~1年あるといわゆる英語脳になっているイメージです。
ただ、あくまで効果がでる速度・過程は人それぞれです。またリスニングができるといっても「理解できる」から「日本語のように楽に聞こえる」というステージまで様々ですので、「日本語のように楽に聞こえる」までを目指すのであれば、より長い期間シャドーイングすることをおすすめします。
効果的な教材選びのポイントは?5つのポイント
ここまでは、シャドーイングはどのような効果があるか、また実際にどのようにシャドーイングをすると効果的か、についてお伝えしてきました。しかし、いくら正しいやり方で取り組んでいても、教材のレベルがあっていないとなかなか効果がでないのも事実です。
そう言われてもどうやって選んだらいいか分からない方も多いですよね。
そこでここからは効果的な教材選びのポイントをご紹介します。今からお伝えする5つのポイントをおさえることで、自分にあった教材を選ぶことができるようになります。
1. 興味のある話題や身近な話題を選ぶ
いきなりですが、シャドーイングのトレーニングの中で何が一番難しいと思いますか?
実は一番難しい点は「トレーニングを継続すること」です。
シャドーイング自体、最初は難しいトレーニングですが、慣れてくると単調に感じてまうトレーニングです。そして継続しないと効果の出ないトレーニングでもあります。
そこで、継続しやすくするためにも、自分自身が興味のある話題や身近なトピックをピックアップしましょう。
また、もしTOEICの試験対策なのであれば、TOEICの模試の音源を使うなど本番と同じ形式の音源を使うこともおすすめします。
2. まずは聞きやすい音源を選ぶ
音質が悪く聞きづらいweb会議をしている人だと「できるだけ現実と似た音声でやるべき」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん状況を似せて実施することも大事なのですが、シャドーイング初心者であればまずはできるだけ、明瞭に発話されている音源を教材として使うことをおすすめします。
理由は簡単で、明瞭に発話されているものを聞き取れない人は音質がよくない英語はさらに聞き取れないからです。
英語学習者向けに録音されているVOAやTOEICの音声などは比較的明瞭に録音されているのでおすすめです。
3.ちょっとだけついていくのが大変なスピードを選ぶ
教材選びの要素のなかで、音質と共にとても大事なのがスピードです。世間には、英語学習者向けの比較的ゆっくりに話されている音源もあれば、ネイティヴでも気を抜くと何を言っていたかわからなくなるほど速い音源など様々です。
ここでポイントなのが「最初はついていけないけど、練習したら1日目(30回程度)でついていきやすくなるスピード」を選ぶこと。
ついつい背伸びして「ネイティヴがバリバリに話している音源」を選んだり、逆にしんどいから「2~3回練習しただけでついていける音源」を選んだりしてしまいがちですが、シャドーイングにおいて適正なレベルは「i+1」といわれています。
「i+1」の「i」は「自分」という意味。つまり「自分+1」という意味で、現在の自分のレベルに+1の負荷をかけてあげることが大事ということです。
4.課題の長さは30秒~1分以内の音源を選ぶ
課題の長さも大事です。もちろん短い音源や長い音源だと絶対にだめ!というわけではないですが、できれば30秒~1分以内の音源を選ぶことをおすすめします。
理由は単に「効率がいいから」です。
一定の長さの文章に同じ速度でついていくからこそ大変なシャドーイング。短い音声だと負荷がかかりきる前に音声がおわってしまいますし、長い文章だと繰り返す回数が少なくなったり息が続かなくなったりします。30秒~1分以内がちょうどよい長さ。
もしTEDなど一音源が長い音源を使用する場合には、30秒~1分以内と自分で範囲を決めて同じ部分を練習するのがおすすめです。
5.次の課題(レベル)に進む目安はテストで測定
もしどのタイミングで課題を変更していいかわからない場合はテストを行うことがおすすめです。
だれかにシャドーイングレベルをチェックしてもらえるのが一番ですが、自分でチェックしたい時に使えるのが「ディクテーションテスト」です。
ディクテーションとは聞こえた音をそのまま書き取る方法です。これをすることで現在使用している教材レベルの音声の習熟度がわかります。
ディクテーションテストの方法
- 現在実施している音源と同じスピード・明瞭度の音源を用いる
- 音源を1センテンスずつ止めて、聞こえたまま書き起こす
- スクリプトをみて正誤を確認
- 8割以上正解だった場合は次のレベルへ!
ディクテーションについて詳しく知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。

効果を実感できない!もしかしたらあなたのシャドーイング間違ってるかも?
「正しいレベル感で、シャドーイングを毎日実施し続けて数週間~数ヶ月立っているのに成長している感じがしない…。」
そんな風に感じている場合は、そもそものシャドーイングのやり方が間違っているかもしれません。
シャドーイング実施者が陥りやすいのが下記4つ。
- 音マネになっている
- スクリプトをずっとみている
- 毎日違う音源で実施している
- 自分の音源を聞き直さない
もしひとつでも自分に当てはまっていたら今日から修正していきましょう!
1.音マネになっている
ずばりこの状態になっている人はとても多いです。どういう状態かと言いますと、「音についていくのに必死でどの単語を発話しているのか把握できていない状態」です。
たとえば、「Right away」 という音をお手本の音源では「ライダウェイ」と言っているとしましょう。

「ライダウェイ」と聞こえたので、音源に続いて「ライダウェイ」と発話しました。
この時に脳内に「ライダウェイ」= 「Right away」と認識していればOKなのですが、「ライダウェイ」= 「????」と認識できていない状態。これが上記でお伝えした「音マネになっている状態」です。
2.スクリプト(原稿)をずっとみている
シャドーイングの音源についていきづらかったり、上記でお伝えした音マネをしないようにしようとしがちな際に陥りやすいのが、スクリプト(原稿)をずっと見ながら練習してしまうことです。ではなぜそれがいけないのでしょうか?
ずっとスクリプトを見ながら実施することを避けるべき理由は、2つあります。
①耳を鍛えられないため
②音声データの蓄積がしづらくなるため
映画のように字幕が出てくれるといいのですが、実際のコミュニケーションのときには視覚的な補助はないことが多いですよね?そのため、「聞いたものを言語化して発話すること」はリスニング力を鍛えるうえで欠かせません。
また、日本人が英語のリスニングを苦手とする理由で多いのが「自分が認識している単語の発音と、実際に話されている単語の発音が違う」ということです。
「right away」が「ライトアウェイ」だけだと思っていると、「ライダウェイ」と言われた時に「知らない表現かな?」と思ってしまったり、「ライダウェイ…?もしかしてライトアウェイのこと?」と推測するのに時間がかかってしまいます。
そうならないように、「シャドーイングでは「right away」が「ライトアウェイ」以外にも「ライダウェイ」という言い方もあるんだ。」というように音声データを蓄積していくことがとても重要です。

しかし、スクリプトを終始見ながら練習してしまうと、文字という視覚補助によって、音源の音ではなく既に自分の中で固定されている音で発話してしまうリスクが高まります。
3.毎日違う音源で実施している
「いろんな音に触れた方がいいはず」「何度も同じ音源で実施していると飽きてしまう」という方も多いのではないでしょうか。既に述べたように、リスニング力向上において不可欠なのが「音声データの蓄積」です。
しかし、毎日課題を変えてしまいますと「新しい音源に慣れる」ことに労力を使ってしまい、音声データの蓄積にまで至りにくくなります。結果、せっかくやっているシャドーイングの効果が出づらくなるのです。
4.自分の音声を聞き直さない
頑張って何度も練習したシャドーイング。そのままやりっぱなしになっていませんか?
もちろん100%完璧にお手本の音源をマネできている必要はありませんが、落ち着いて聞いてみると、音源の音と自分が理解して発話している音が違うということがあります。
可能な限り、音源に近い状態で自分で発話しているか確かめることによって、音声データが正しく蓄積され、結果としてリスニング力が向上します。
シャドーイングの効果をより実感するためには?
ここまでシャドーイングの効果を実感するための正しい方法についていろんな角度で触れてきました。しかし、
「やっぱり正しくできているか不安」「できるかぎり効率的にシャドーイングの効果を感じたい」と心の奥で思っておられる場合は、「シャドテン」がおすすめです!
「シャドテン」とは、シャドーイングに特化したアプリです。
シャドテンがおすすめな理由はずばり5つ!
・ビジネス英語プロから毎日フィードバックが届く
→蓄積したい音の優先事項順に指摘をしてくれるから、音声データの蓄積に無駄がない
・教材が豊富!1000以上あり、音源は7か国対応
→初級者向けや試験対策用音源、上級者向けまでたくさんあるため、学習目的別に選べる
・ディクテーションテストがついている
→テストを受けることで、適切なレベルを教えてくれるので効果が出やすい
・シャドーイングのやり方を解説している動画付き
→なので困った時や、やり方を確認したい時に手軽に確認ができる!かつ、学習ノウハウやよくあるお悩みに対しての動画もあるので疑問が解決でき継続しやすい環境
・シャドーイングに特化したアプリ
→アプリ一つでシャドーイングの練習から録音、添削内容まで見れるので気軽に毎日行える
月額21,980円(税込)で、効果の出る、正しいシャドーイングができるのはいいですよね!
また、現在シャドテンではLINEのお友達登録でオリジナルWebBOOK「リスニング力を飛躍的に上げる英語学習法」が無料で受け取れます!!




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このLINEアカウントでは他にも
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- リスニングができない理由が判明する
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などなどリスニング力を上げたいあなたにピッタリなお役立ち情報満載。ぜひこの機に追加してみてくださいね!